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五小だより
URL http://www.akiruno.ed.jp/e-itsukaichi/
平成 27 年度6月号
No.3
あきる野市立五日市小学校
校長 中島 靖二
TEL 596-0017
FAX 595-1611
目と目で通じ合う「あいさつ」の大切さ
雨続きで暗いイメージの 6 月、いろいろと調べてみると面白いことがわかります。中国では、梅の実
が実る頃の雨を梅雨と言い、日本に伝わってきたということです。また、梅の実は紀元前より調味料と
して塩とともに用いられており、最古の調味料として「塩梅(あんばい)」の語源でもあります。6 月は、
外遊びも制限される日が多くなる学校ですが、子供たちには安全に生活し、落ち着いて学習に臨める環
境を整えていきたいと思います。
さて、運動会も終わり、子供たちには、落ち着いた学校生活、気持ちのよい学校生活を送るために「あ
いさつ」の大切さについて話をしました。「あいさつ」のできる人は、自分と相手を大事にできる人で
あり、人を尊重することにもつながります。心の教育に重点を置く本校では、まさに身近に、今すぐで
きる心の教育だと思っています。
新聞記事の中に、
「人と犬は、目と目で通じ合う」という記事がありました。人と犬は互いに見つめ
合って絆を深めているとの研究がなされているそうです。犬は 3 万年前から人間と暮らしてきたと考え
られており、なぜ、犬が人間と長く生活を共にできたかを解く手がかりになっているそうです。研究を
した大学チームでは、飼い主と犬が互いに見つめ合う時間に差をつけて、犬の体内の「オキシトシン」
というホルモンの変化を調べた結果、長時間見つめあったペアの飼い主も犬も「オキシトシン」の量が
増えていたそうです。この「オキシトシン」は、赤ちゃんに授乳中の母親の体内で増えるなど、人間が
安心感を得たり、信頼感が高まったりすると分泌されると考えられているそうです。
通常の動物では、相手を直視することは威嚇のサインになることが多いと言われていますが、人間と
犬の間では親愛のしるしになるようです。
私たちの生活の中でも、お互いに顔を合わせて行う「あいさつ」は、自分と相手を大事にすることに
つながり、尊重することにつながります。また、
「あいさつ」の後には、
「いい天気ですね」などの会話
に発展し、仲間作り、人と人との関係作りの始まりでもあります。五日市小学校に通う全ての子が、
「あ
いさつ」ができ、「あいさつ」を通して気持ちの良い学校生活が送れるようになれば、学習に向かう姿
勢、いじめ撲滅などの課題解決の手助けになるはずです。
実は我が家には、愛犬がいますが、確かに、私のことをジッと見つめていることが多く、こちらもそ
れに応えてあげると、シッポを振りながら喜んでいます。言葉は無くても目と目を合わせるだけで、お
互いに幸せを感じています。
◇ 6月の行事予定
1日(月)交通安全教室 日生劇場 6 年
2日(火)5 時間授業 3456 年
3日(水)心臓健診 1 年 眼科健診
4日(木)縦割り班活動6年
5日(金)縦割り班活動(全)
8日(月)クラブ 水泳指導始
9日(火)体力テスト
10 日(水)4 時間授業 縦割り班活動(全)
11 日(木)委員会 児童会集会
12 日(金)教育実習終
15 日(月)地域訪問① 避難訓練
16 日(火)地域訪問② 田植え 5 年
18 日(木)地域訪問③
19 日(金)地域訪問④ 側わん健診 5 年
22 日(月)クラブ ニッコニコの日
23 日(火)水道キャラバン 4 年
25 日(水)動物教室 2 年
26 日(木)社会科見学 3 年
29 日(月)委員会
30 日(火)定期健康診断終 環境月間終
運動会
暑くて熱い一日でした
真っ青な空の下、暑くて熱い一日でし
た。競技も表現も、子供たちの一挙手一投
足が多くの心を揺さぶり、感動を呼びまし
た。得点は赤組1,100点、白組1,1
90点でしたが、赤組にも白組にも、どの
学年にも、そして一人一人の子供に「優勝」
のご褒美をあげたいです。また、水筒やお弁当の準備、PTA種目へのご参加、さらには会場の片
付けまでお手伝いいただき感謝するとともに、保護者の皆様にも失礼ながら「優勝」のご褒美を差
し上げます。
第20回あきる野市民スポーツ・レクリエーション大会
リレー競技で銀メダル!!
5月10日(土)に行われた大会に、5・
6年生がリレーチームを編成して小学校
対抗リレーに出場。バトンパスなどの練習
成果が実り、男子Aチーム(6年生)が準
優勝し選手には銀メダルが贈られました。
ご家族の応援ありがとうございました。
「ふれあい月間」
東京都教育委員会は、毎年6月、11月、2月を「ふれあい月間」と定め、普段にも増して、子
供たちの健全育成を図っています。特に、いじめや不登校等は、依然として東京都全体の大きな課
題であり、継続して取り組んでいます。本校でも、いじめ問題を未然に防止することを目的に「ニ
ッコニコの日」を毎月設定、さらに今年度から「ありがとうボックス」の取組を始めました(前号
で既報)。また、子供たちからの相談はもちろん、お子さんに関する保護者の方の様々な悩みや相
談に、教員・スクールカウンセラー等が連携して対応しています。「ちょっとだけど気になる」、
「こんなことを相談したらおかしいかな…」とお考えにならず、遠慮なくご相談ください。
あきる野市教育委員会「いじめ撲滅三原則」
するを許さず
されるを責めず
いじめに第三者なし
地域訪問
6月15日(月)から地域訪問を実施します。この期間は、学校の生活時程を早めたり、5時間
授業にしたりと、子供たちの放課後の過ごし方がいつもと違うと思います。ご家庭でも安全に過ご
せるようにご配慮をお願いします。また、各担任が地域を訪問する際に、子供たちに案内をお願い
することがあるかも知れませんが、その際は何卒ご了解ください。尚、地域訪問は、ご家庭を訪問
することはありません。
不審者の情報が増えています
残念なことに不審者情報が絶えません。「食べ物をあげよう」「飲み物をあ
げよう」と近づいてくる不審者の情報もあります。日が延びて外で活動する時
間が長くなります。決して自分から危険を招いたり、危険に近づいたりしない
ように、普段からご家庭でもお話ししておいていただけたらと思います。