JR総連通信 2015年 6月30日 №1158 全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連) http://www.jr-souren.com 連合「人権フォーラム2015」に参加! 拉致問題及びえん罪事件の解決に向けた街宣行動から参加! 6月29日、連合は、JR上野駅前において「拉致 問題」および「えん罪事件」の解決を訴える街宣行動 を行い、JR総連も参加した。街宣では、連合神津事 務局長、拉致被害者家族会・増元事務局長、えん罪狭 山事件の石川さんの三人が壇上で訴え、同時に通行者 にチラシ配布をおこなった。 街宣行動終了後、 全電通会館に場所を移し、 連合 「人 権フォーラム」がスタートした。 連合の神津事務局長の主催者挨拶の後、北朝鮮によ る拉致被害者家族連絡会の増元氏より「北朝鮮による 拉致問題の現状と課題」について講演をうけた。 政府・外務省の対応の悪さについて話しがされ、今 後の協力と理解を呼びかけられた。 続いてUAゼンセンの伊藤特執より「UAゼンセン の拉致問題への取り組み報告」として組合員と組合員 の家族が拉致被害者となっており、組織の方針として継続して取り組んでいることが報告された。 最後に「狭山事件に象徴されるえん罪と今後の対応」と題して狭山事件の石川一雄さんと早智子さん夫妻と金映 画監督によるパネルディスカッションは山根連合総合組織局長の進行で進められた。 金さんは映画をつくった理由を問われ「えん罪の映画をつくるということで社会派のジャーナリスト、活動家と 思われているが、どちらでもない。石川さん夫妻にインタビューし面白い夫婦と感じた。人生に悔いがないという 石川さんとそして幸せそうな二人を紐解くために映画にしようと思った」と答えた。 「そして映画をとっていて石 川さんは間違いなくやっていないし、えん罪であることを確信した」とも言っていた。石川さんは権力によるでっ ち上げにより52年間、殺人犯という汚名は着せられ現在も闘っている。 JR総連は「えん罪事件」を許さず、人権、平和、民主主義を守るためにすべての仲間とともに今後も奮闘して いく。 人権フォーラムの会場を埋め尽くす参加者 狭山事件の石川さん夫妻と金映画監督
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