1.テーマ「アルコールの研究」

平成 26 年度 工業化学科
3 年課題研究(化学分析班)
1.テーマ「アルコールの研究」
メンバー:大川健太・大城光祐・宮里実咲
発表者:大川健太・宮里実咲 パソコン操作:大城光祐
1.目的
・去年の先輩たちの研究をさらに発展させ、紙以外の原料の使用を検討する。
・E15 ガソリン、E20 ガソリンを製造する。
・研究の中で、実験器具の使用方法や高度な分析機器を使用した分析方法を
学ぶ。
2.使用器具・薬品
職員室にある廃シュレッダー紙、廃材、ワンダーブレンダー、ボールミル、酵
素(セルラーゼオノヅカ RS、R10、12S、メイセラーゼ)、ドライイースト、
ビーカー、マグネチックスターラー、ポケット糖度計、ポケットアルコール計、
ろうと、ろうと台、蒸留装置一式、バイオリアクター、ガスバーナー、メスシ
リンダー、モレキュラシーブ
3.研究過程
(1)紙、木材(廃材)の粉砕
(2)糖化
(3)ろ過
(4)発酵(直接酵母、バイオリアクター)
(5)蒸留、脱水
4.研究結果
・木材の糖化液の糖度はあまり上がらなかった。
・E15 ガソリンを製造し、草刈り機に給油し作動することができた。
5.まとめ、課題
まとめ…木材ではあまり糖度が上がらなかったため、アルコール発酵には
紙の方が適していることが分かった。
課題…アルコール濃度が高いバイオエタノールを安定して製造できる装置
を開発する。