1 アジア地域におけるインフラ設計基準・維持管理 の長期戦略ビジョン 工学系社会基盤学専攻 長井宏平 世界のコンクリート構造物の設計基準 2 ISO EU(EN) 講習会の実施 日本 アメリカ(ACI) しかし 1994年:ICCMC設立 アジア各国 日本が中心(90%) 実際にコードを持つのは日 風土に合う独自の基準を欲す 本・ベトナムのみ ICCMC:アジアモデルコード 策定委員会 アジアモデルコードは普及していない 日本の貢献は効率的でない 背景 3 アジア諸国 欧米諸国の設計基準を使用 気候・材料等の違いによる問題 例 KS GB IS 乾燥収縮の違い JIS 施工時の温度の違い CNS BS BS,ASTM NF 欧州 :低温少湿 アジア:高温多湿 ASTM BS :イギリス ASTM:アメリカ ひび割れの発生 今後・・・ 経済発展に伴う建設ラッシュ 社会資本ストックが増大 将来の維持管理が大変! 材 料 気 候 技術力 経済力 維持管理 (未整備) 独自基準の整備が急務! 背景 4 日本のコンクリートの基準 アジアモデルコード (ACMC) 施工から維持管理まで考慮(世界初) アジアに近い気候や文化 1994年設立 アジアモデルコードの策定が目的 日本が主導 しかし 日本は多くの人・時間をかける レベル ICCMCの設立 レベル 3 レベル2 共通の 理念 レベル レベル 貢献の可能性有り レベル1 3 3 3 各国別 の仕様 各国の状況を勘案できる基準 認定・採用しているのは 日本とベトナムのみ 全く普及していない状況 アジアモデルコードは普及していない 日本の設計基準に関する貢献が上手くいっていない 本研究の目的と手法 5 目的:日本の貢献及びアジアモデルコードの普及が上手く行かない 理由を明らかにする 手法:各関係者に対するインタビューを行い、現状を把握する 学会関係者 日本企業 設計基準の国際展開に関わる アジアの学会 設計基準会議に参加し、 実際に基準を使用する 実際に基準を採用 政府関係機関 日本の貢献活動を行う ICCMC委員長(当時) 上田多門教授 タイ Somnuk教授 ISO TC71/SC8議長 堺孝司教授 韓国 Song 教授 ISO TC71/SC8幹事 野口貴文准教授 ベトナム 土木学会ISO対応委員長 辻和幸教授 港湾技術研究所長 山本様 ユーロコード調査小委員会 杉山俊幸教授 JICA 紺屋様・竹内様 清水建設 大関様・熊谷様 国土交通省 畑様・田中様・佐谷様 Dich教授 目的:今後アジアの設計基準に関していかに貢献するかを提案する アジアモデルコードの普及は困難 新たな枠組みの提案 学会・企業へのインタビュー 学会関係者 6 日本企業 A教授「日本の技術を生かしたい」 B教授「日本企業が仕事をしやすく プレゼンスの向上 なるとは思う」 会議への参加を! N氏「直接的な利益が分からない」 「我々のやることではないと思う」 「基準に関して特に問題はない」 ユーロコードの 海外事業の問題点 策定には企業 の人が積極的 ACMCは普及していない 日本企業 に参加 期待できない 期待できない A教授 人件費 ICCMC及びアジア戦略 B教授 C教授 ACMCに強制力を! ISO対応組織へ れ、自社の利益 にする 要求レベル 価格競争に勝てない 新技術が使えない 一方、日本企業 にはこのような意 識が見られない 政府参加が求められるのでは? 明確なアジア戦略はない 学会・企業それぞれの思いが上手く噛合っていない 高コスト 「国交省の人々が 品質 技術 か見ていないのは 自社の技術を考えていることは やはり問題である」 基準の中に入 非常に内向き」 ICCMC以外での基準移転 「国交省が国内し JICA・国土交通省へのインタビュー 国内事業の縮小 建設業の海外進出支援を積極的に始めた ODA事業の減少 積極的に取り組みだしたのは3~4年 以前からの活動 国際貢献 国土交通省 建設業支援 意見交換 国土交通省 日本企業 フォーラムの開催 委員会の立ち上げ 途上国政府へのJICA専門家派遣 日本企業進出のための土台作り 技術・制度の向上を支援 日本技術が活用可能な案件増加 z維持管理の重要性の訴え 等 設計基準はあくまでその一部 日本企業の受注量増加? 政府は設計基準を含めた、大きな枠組みで活動している 7 アジア各国へのインタビュー 8 韓国 タイ ベトナム 不足基準 不足基準 基準類策定状況 土木・建築 基準の 統一済み 現在ある基準 現在ある基準 今後の方向性 性能照査化への ロードマップを持つ (2011年まで) ICCMCへの意見 「さらに多くの人が参 加し、基準の開発が 重要になるだろう。」 2段階の基準に分 外国の良い基準 けるなどの を参照して、基準 策定計画を持つ を増やしていく 「試験、研究、調査 の情報を共有した い。」「レベル3コー ドは必要ない。」 「ACMCの中で良い 基準については採 用する。」 各国それぞれ基準整備計画を持つ アジアモデルコードの全面採用は考えていない 日本の貢献・アジアモデルコードが 上手く行かない原因 ICCMC zアジアの国々がそもそも全面採用を考えていない z日本の中で明確なアジア戦略がない z各国それぞれの基準整備計画を持つ 足りない基準の整備を支援することが求められる 日本の貢献 z政府・学会・企業が上手く噛合っていない 政府:国際貢献・建設業支援のための活動 企業:海外事業での利益が欲しい 学会:設計基準の国際展開を行いたい それぞれの利益となるような枠組みが求められる 9 10 今後の取り組みへの提案 ICCMCへの提案 これから整備する基準に 各国ばらばらに整備した基準 ACMCを利用 新分野の 不足基準 ベトナム 基準 多くの時間 と苦労 タイ等 レベル3の カンボジア Example 未整備 ラオス等 各国に適した独自基準の整備 統一化作業に多くの時間を要す 各国別 に整備 ICCMC 今後の建設ラッシュに 向けた各国基準の整 備が急務! アジア内コンクリート統一規格 整 少合 な化 い に 苦苦 労労 ASEAN統一市場 の形成なども考えら れており、いずれは 統一の流れになる ことが予想される 11 これまでのアジ アモデルコード の狙い 急速な経済発展 に伴う建設ラッ シュに対応 できない 各国それぞれの基準状況 足りない基準整備はACMCを参照して作成する 日本の貢献への提案 日本 国際貢献の実現 維持管理・耐震 政府 設計などの強み 日本企業の受注 量増加の可能性 企業 維持管理を含めた設 計基準の有用性 設計基準の国際 展開の達成 学会 12 相手国 JICA専門家 政府 要請 維持管理を含めた 維持管理 維持管理を含む設計 設計基準の重要性 の重要性 基準の重要性認識 ODAによる 基準整備の実現 基準類の整 基準整備支援 備が重要! 技術基準の整備によ り要求性能が高まる ICCMC 学会 学会・企業・政府・アジア諸国にとってメリットのある枠組み まとめ ICCMC zアジアモデルコードの普及は厳しい z各国の状況に合わせた基準類整備支援を行うべき (新分野の基準強化 及び レベル3Example作成) z共同研究としての場を提供し、基準整備の支援につなげる 日本の貢献 z産官学が一体となって情報共有し、戦略を立てる場所がない z学会は維持管理や耐久性などの強みをアピールすべき z産官学共にメリットを享受できるような枠組みを提案した 13 14 補足 15 ISOと日本 ISO(国際標準化機構)とは? 日本の現状 z1947年に設立されたNGO z貿易の技術的障害をなくすことが 目的 z加盟国は現在159ヶ国 (2007) z規格発行委員会 TC (専門委員会 193) SC (分科委員会 540) WG (作業グループ 2244) z1952年に加盟 z18ある理事国のうちの一つ z1979年から永久理事国扱いとなる (他に 英、仏、独、米) zSCやTCでの幹事数は少なく、十分な 力が発揮できていない 100 90 SC 80 70 例 TC1 ねじ TC71 コンクリート、RC、PC TC74 セメント など 60 TC 50 40 30 20 10 0 米 独 英 仏 日 ISO TC71 TC71とは? zコンクリート、RC、PCに関する 専門委員会 z幹事国 アメリカ 16 SC4では性能基準を満たす,みなし 規格を定めている (ISO 19338) 例 EN ACI 土木学会示方書など z7つの分科委員会 ※()内は幹事国 SC1:試験方法 SC3:製造と施工 SC4:性能基準 SC5:設計標準 SC6:補強材料 SC7:維持管理 SC8:環境規定 (イスラエル) (ノルウェー) (アメリカ) (コロンビア) (日本) (韓国) (日本) コンクリート分野においては日本 の活躍が目立つ しかし、ENが通りやすく、日本の 反対意見が通らないことも少なく ない 16 ENとウィーン協定 EN:ユーロコードとは? zCENによって作られた欧州規格 z現在29カ国が加盟 zカバーする人口は約5.5億人 z1975年策定開始 17 ウィーン協定 (1991年) EN規格をISO規格に ISO規格をEN規格に この間35年 2010年に規格一本化を目指す CENの協議で十分な発言ができないEU 外諸国にとっては圧倒的に不利な状況 17 アジアモデルコード 18 アジアの現状 世界のセメント生産量の2/3を占める 独自の基準がなく、旧宗主国の基準などを使用 風土に合う基準の求められている KS JIS GB CNS IS ASTM BS NF アジアモデルコードとは? レベル1 レベル レベル2 レベル 実際に各国で使用するためには Lv3のコードが必要 BS,ASTM レベル 日本による研究開始 国際委員会(ICCMC)の誕生 1st Draft 出版 何れもLv1,Lv2 2ndDraft 出版 の基準 2001 出版 ACMC2006 出版 レベル 1992年 1994年 1998年 1999年 2001年 2006年 3 3 3 3 現在は日本、ベトナムのみ 共通 理念 各国 18 世界の基準状況 19 ISO EU(EN) 講習会の実施 日本 アメリカ(ACI) しかし 1994年:ICCMC設立 アジア各国 日本が中心(90%) 実際にコードを持つのは日 風土に合う独自の基準を欲す 本・ベトナムのみ ICCMC:アジアモデルコード 策定委員会 アジアモデルコードは普及していない 日本の貢献は効率的でない インタビュー結果 ~ISOについて~ ISO対応の目的 ISOとの不整合 日本の基準を変更 日本の学会 辻先生・野口先生 杉山先生 20 経済的損失 WTO/TBT協定 (1996締結) これを恐れてのISO対応 TC71対応委員会 1995年に設置 ISO会議について (TC71 コンクリート分野について) 2つの方法 (TC71 コンクリート分野において) z EU諸国は規格作りに協力的 新しい委員会:日本の技術をISO規格 従来の委員会:ISO規格の幅広げ へ z 議論に積極的な国が限定的 ISO規格 ISO規格 z アメリカではISOよりもASTM 日本の規格 日本規格 日本規格 日本のISO対応はある程度上手くいっている 将来のISO規格の強制力は不明 ICCMC 21 ICCMC あくまで個人参加の組織 日本の貢献が約90% 規格のほとんどを日本が作成 それに対する反対意見・修正意見は非常に少ない アジアモデルコード ≒ 日本の基準 ※ただし全体として共通しているのはコンセプト 実際の活動 1994年から2000年までは年に2度の委員会開催 その後は3回の年もあれば、年に一回の時もある ICCMCメンバー 国名 合計人数 学協会 22 企業 研究所 日本 30 26 2 2 韓国 14 10 1 3 中国 12 9 0 3 タイ 10 10 0 0 オーストラリア 7 6 1 0 インド 4 3 0 1 台湾 3 2 0 1 マレーシア 3 3 0 0 ベトナム 2 0 0 2 インドネシア 2 2 0 0 シンガポール 2 2 0 0 パキスタン 1 1 0 0 フィリピン 1 1 0 0 バングラディシュ 1 1 0 0 ブラジル 1 1 0 0 オランダ 1 1 0 0 アジアモデルコードの概要 アジアモデルコードの概要 23 インタビュー結果 日本の学会 堺先生・野口先生 上田先生 ~日本のアジア戦略~ 現在の状況 ① レベル3基準の Example作成中 ICCMC アジアモデルコード概要 レベル1 レベル1・レベル2 は2001年出版 (日本の貢献が9割) 3 レベル 示方書 レベル JICAの援助に よる移転計画中 レベル2 レベル ② レベル ベトナム 24 3 3 3 共通 理念 各国 今後の方向性 ① ACF ICCMC ② ICCMCへの強制力付加 ACF Asia Concrete Federation ICCMC アジア各国の総意形成 ③ アジアの意見として ISOに提案 明確な戦略があるわけではない ICCMC ICCMC以外での基準 移転 インタビュー結果 清水建設 25 ~企業について~ アジアでの設計基準事情 zBS/ACIなら問題なく使用可 BS/ACI z日本製品の性能は良い 日本企業使用基準 z少々お金はかかってしまう 地元基準 このような状況ではあまり仕事が取れない 企業の見解 学会の見解 不利益を感じていない 基準による不利益 海外に出て行かねば! 企業利益のために参加を! conflict 仕事があれば行く 会議での利益不鮮明 ルールを取られてしまう 企業の長期的戦略が不明 20 06 50.0 20 04 兆円 60.0 20 02 20 00 19 98 19 96 19 94 19 92 19 90 19 88 19 86 19 84 19 82 19 80 19 78 19 76 国内建設市場の動向 26 政府建設投資額 民間建設投資額 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 企業 海外大手建設企業 27 (2007年実績/百万ドル) 総売上高 海外売上高 海外売上比率 M&Aによる海外進出 VINCI 41,716 14,688 35.2% BOUYGUES 32,062 12,090 37.7% HOCHTIEF 23,861 23,313 89.3% 国際会議への積極的な参加 SKANSKA 18,547 13,982 75.6% BECHTEL 17,696 11,742 66.3% 国・学会と一体となって仕事を 取る意識がある EU内での仕事も多い 日本大手ゼネコン5社 (2007年実績/百万ドル) 総売上高 海外売上高 海外売上比率 海外進出には慎重 鹿島建設 16,413 3,006 18.3% 大林組 15,877 3,013 19.0% 国際会議に対しては消極的 大成建設 15,149 2,144 14.2% 一方で示方書の会議には出席 清水建設 12,603 1,342 10.6% 竹中工務店 10,721 1,458 13.6% アメリカの対応について 整合 ASTMに存在 不整合 ISO規格 ASTMにない 28 問題無し ISOを無視して ASTMを使用 協力して規格作り ASTMとISOが不整合な場合でもそれほど議論に参 加せず反対投票するのみ 反対が通らないと、ISOを無視してASTMを使用する これに対し欧州各国も何も言わない状況 アジアの先生方へのインタビュー 29 建設産業において、発展段階の違う3カ国 韓国 :自国基準の作成済み タイ :独自基準を策定中 (Song先生) (Somnuk先生) ベトナム:独自基準の策定開始 (kg/人) 10000 一人当の年間セメント消費量 (トン/人) (Dich先生) 一人当累積セメント消費量 25 日本 韓国 タイ ベトナム 20 1000 15 100 10 10 5 ID VN PH CN TH MY KR 1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 SG 0 TW JP 1 韓国の基準体系 設計基準の統一 土木92年版 建築98年版 共に限界状態設計法 99年に統一! しかし・・・仕様規定のまま 性能照査型への移行 2007 マスタープラン作成 z各分野の性能照査化マニュアル 例 鋼構造物、建築構造物、 道路舗装、コンクリート構造物 30 荷重係数の統一例 荷重種類 建築 土木 統一 死荷重 D 1.4D 1.5D 1.4D 動荷重 L 1.7L 1.8L 1.7L 風W 1.7W 1.8W 1.7W 地震 E 1.87E 1.8E 1.8E 流体 F 1.4F 1.5F 1.5F 温度 T 1.4T 1.5T 1.5T この2分野に集中した 性能照査化プロジェクト 2011年までに移行するた めの明確なロードマップ 設計基準の発展及び国際展開には性能照査化が重要という認識 韓国の基準策定ロードマップ マスタープラ 性能照査 性能照査設計・施 ンとマニュアル 型基準の 工ガイドラインの の作成 作成 策定 2006 2007 マスター プランの 確立 マニュア ルの 作成 2008 2009 舗装とコンクリート構造物 鋼構造物 基礎構造物・道路補助施設 トンネル・ビルの電 気及び技術システム ビル 2010 31 2011 タイの基準体系 32 現在の基準体系 アメリカ基準ベースの規格 その他 問題点 z基準が足りない z独自基準がない zアメリカ帰りの技術者 高層ビル・耐震性等 z言語が英語 z技術者のレベル格差 都市部と田舎での技術差 z施工性能の低さ 今後の方針 「材料から施工までを考慮する基準」 二つの基準体系 足りない基準 数年以内に発行予定 法律 最低限の基準 選択式 先進的な基準 ベトナムの基準体系 現在の基準体系 アメリカ基準 ユーロコード ベトナム基準 TCXDVN 足りない基準 アジアモデ ルコード ISO規格 例 TCVN / ISO ・・・ TCXDVN / EN・・ 参照元 明記 足りない基準 問題点 z基準が足りない 高層ビル・混和剤等 外国の基準を適用 先進国基準 そのまま適用 それ以外の基準 認可が必要 33 タイの考え ICCMCについて 自国だけでなく他の国々 のことも考えた戦略 例 マレーシア・インドネシアと 共同の乾燥収縮研究 A国 z研究 z調査 z試験 C国 z研究 z調査 z試験 34 ICCMCで 情報共有 B国 z研究 z調査 z試験 D国 z研究 z調査 z試験 しかし・・現在はあまりできていない ベトナムの考え ACMCの中で良い基準については採用 他の海外基準と同じような考え コピーしようとして いるだけ・・・? 国によって目的がバラバラ モデルコードへの期待は小さい ICCMCに求められる活動 新分野の基準 研究や調査の情報 ICCMC ISO対応のサポート アジアの 総意形成 韓国等 維持管理まで 含む 設計基準 タイ 足りない 基準 新分野の基準 ベトナム等 現在ある基準 研究や調査の情報 日本 ラオス カンボジア等 未整備 レベル3の Example 基準の 作成 共同研究 の場 研究や調査の情報 (ICCMC未加入) 現在行われている 今後行われる・望まれる 今後強化が望まれる 未確認 各国の状況にあわせた基準整備と共同研究の場の提供 35 港湾基準について 基準の英文化 36 国際規格への危機感 1980年代からの英文化 z港湾の国際性 z国際組織PIANCの存在 z国際規格への意識ではない 東南アジアでの仕事減少 日本基準の無名さ 参考基準に登らない (インドネシア) EU諸国の売り込み 空港施設基準 港湾の技術基準 EU諸国の強み z産官学の連携 z講習会時にソフトも置いていく 道路橋示方書 EU諸国と日本の基準作りの違い 道路 港湾 河川 EU 日本 アジア内でEN採択の動きが広がる コンクリート EUROCODE 2 鋼 EUROCODE 3 地盤 EUROCODE 7 耐震 EUROCODE 8 国主導の産官学連携が望まれる ユーロコード普及戦略成功要因 z 旧宗主国としての力 z 企業の人々が非常に活発である •自社の基準をISO規格に •普及費のスポンサーがセメント会社 •講習会に参加し、ソフトウェアを残す z国際標準化のプロが会議に参加 z売り込みの上手さ z構造分野で統一の取れた基準である z各国のレベルにも対応可能 37
© Copyright 2024 ExpyDoc