─“地域屋”版・「自分経営」入門─ 地域とつながるための 「自分経営」ワークショップ <配布資料編> 2015年6月28日 [三鷹雑学大学] 佐々木 滋生 佐々木地域計画事務所 sasakish_2015 元祖・「自分経営」入門~通称「タコ本」 『問題は 「タコつぼ」 ではなく 「タコ」 だった』 ディスカヴァー携書 2008年1月発売 イラストは寄藤文平さん ( R25でお馴染み) ©Shinichi Tomonari 友成真一 「自分経営」総本家:友成真一教授 早稲田大学大学院・教授 早稲田大学社会連携研究所・所長 1980.03 1980.04 1986.04 1992.04 1993.08 1996.06 1998.07 2001.01 京都大学大学院工学研究科修了 通産省入省 在イラク日本大使館商務官 中小企業庁技術課課長補佐 JETROニューヨーク技術調査員 通産省ロシア東欧室長 中国通産局公益事業部長 国土交通省国土計画局企画官 2002.07 現職(地域経営ゼミ、行政経営ゼミ、自分経営ゼミ、政策経営ゼミ、 環境経営ゼミ、観光経営大学、大学経営、なんでも経営) 2008.10 第3回ニッポン新事業創出大賞・支援部門最優秀賞(経産大臣賞)受賞 2009.04 「ガイアの夜明け」に「商店街活性化の専門家」として登場!!! 信条;「真実は現場に生息する」「一点突破」「家族第一」 ©Shinichi Tomonari 友成真一 ●本日の話題メニュー ■なぜ「自分経営」なのか?? ─それぞれの「自分経営・入門」まで─ 地域で暮らす=地域とつながる「自分」とは??? “地域屋”としての「仕事と人生」の転機から… 「地域振興・まちづくり」の“失われた20年”の総括から… ■「自分」を「経営する」ということ─ ─「自分経営ワークショップ」へのご招待─ 「タコ理論」とは? 「YouME方式」とは?? “地域屋”…Who? 佐々木地域計画事務所 代表 佐々木滋生 1951(昭和26)年、大阪府生まれ。 産業紙記者を経て個人事務所を設立後、 全国各地の地域振興に関わる調査・研究・計画立案、 プロジェクト支援等を手掛ける。 ●専門分野: 地域計画・地域振興・地域経営、地域活性化プロジェクトなどに関する 調査・研究、計画立案・コンサルティング、関連業務支援・コーディネート等 (財)日本立地センター 客員研究員 早稲田大学・総合研究機構 客員研究員 (財)本庄国際リサーチパーク研究推進機構 統括マネージャー 文部科学省・都市エリア産学官連携促進事業 科学技術コーディネーター …などを嘱任 本庄まちNET 副代表/地域社会再生フォーラム共同代表 ©Sasakish 佐々木滋生 ●“地域屋”の棲息構造 大学・研究 主なお仕事 (お金)の出所 主な棲息地 (お仕事・生業) コンサル・ 計画 行政・政策 地域の現地・現場 地域実態・ 事例 現地調査、フィールド ワーク、データ分析・ ケーススタディなど… ●“地域屋”棲息構造の崩壊 国-地方(自治 体)の機能低下 [財政制約…他] 行政・政策 大学・研究 行政主導による 「地域振興・まちづくり」 の限界~低迷 (マクロの無効性) コンサル・ 計画 超ミクロの個別課題 (=個々人の人生/ 固有名の関係性) 地域の現地・現場 ©Sasakish 佐々木滋生 ●「地域振興」を取り巻く“大状況”の変化 ■経済・産業のグローバリゼーションの進展 -「産業空洞化」の進行~「貿易(輸出)立国」の終焉、 新自由主義的「規制緩和」の拡大… ■「福祉国家」によるセーフティネットの弱体化 -非正規雇用の拡大、雇用のミスマッチと不安定化、 所得格差の拡大、貧困・社会的排除の深刻化… ■人口減少・超高齢化と相まった地域コミュニティ (家族・世帯)の崩壊 -都市市街地の縮退と空洞化、限界集落化・限界団地 化、 「単身世帯」化~「無縁社会」化… ●グローバル資本主義を超える<社会再生>の戦略 -「ペストフ・トライアングル: MARK-Ⅱ」- 非公式 公式 国家 非営利 営利 [中央・地方政府] 政府 民間 協同経済セクター [協同事業体] コミュニティ [家族・世帯等] 親密圏/類共生態の再生 <社会再生> <出典> ペストフ原図[2000]をもとにリメイク 市場 [民間企業] グローバル資本主義の拡張 ©Sasakish 佐々木滋生 ●共に暮らしつづけるための〈社会再生経済〉を立ち上げる! 地域の生活現場からの 自前の「仕事づくり」= 事業体づくり ©Sasakish 佐々木滋生 [共通基盤産業(技術・サービス等)] ●〈社会再生経済〉を担う協同事業ユニットを立ち上げる! 国(中央政府)/地方自治体 協同統治イニシアティブの創出 大学/ 研究機関 公的機関/ 支援機関 専門コンサルタント /シンクタンク 経済・産業団 体/労働団体 協同行動 Unit 地域商工団 体・金融機関 地域団体/ 市民団体 民間企業・ 事業者 農林漁業 等事業者 「有志個人」の連帯による自立的行動集団 親密圏/類共生態の再生 生活・就労支援 食農・地産地消 環境修復・保全 環境・エネルギー 生活文化・教育 地域資源活用 福祉・医療保健 地域コミュニティの再生 協同経済セクターの組織化 [社会再生のための協同事業体] 子育て支援 ©Sasakish 佐々木滋生 ●〈社会再生〉の現場で、「自分」を「経営する」と いうこと─「マクロの無効性」をどう超えるか!? 大学・研究 行政・政策 コンサル・ 計画 超ミクロの個別課題 (=個々人の人生/ 固有名の関係性) 地域の現地・現場 ©Sasakish 佐々木滋生 「タコつぼ」と「素ダコ」 <「タコつぼ」とは> 個人的;学歴、役職、肩書 資格、金 概念、思想、考え方、性格 組織的;国家、役所、企業 制度、法律、政策 <「素ダコ」とは> 個人の「タコつぼ」 組織の「タコつぼ」 ©Shinichi Tomonari 友成真一 幸せ、心 悟 「タコつぼ」方向の思考はどこへ? 分断 差別 ©Shinichi Tomonari 友成真一 衝突 「素ダコ」方向の思考はどこへ? 連帯 ©Shinichi Tomonari 友成真一 ●タコ理論 DE 「資本論」!! 資本主義市場経済/資本制生産 「労働力」の商品化 ~賃金労働者化 非市場社会/類共生態 <<TAKO-TSUBO SU-DAKO >> ©Sasakish 佐々木滋生 「自分経営ワークショップ」の作法 ◆YouME方式(ゆめ方式)(©Shinichi Tomonari) ○「あなた」のゆめが「わたし」のゆめ キャッチボール・モデル ◆基本のかまえ ○ひたすら相手の思いをうけとる ◆受け渡しの作法(YouMEシート) ○うやうやしく ○思いをうけわたす ○わたすほうも、いただくほうも、感謝で ©Shinichi Tomonari 友成真一 「YouME方式」モデル ピッチボール・モデル キャッチボール・モデル 「わたしのゆめ」が 「あなたのゆめ」 「あなたのゆめ」が 「わたしのゆめ」 果てしない 「闘争」へ 果てしない 「つながり」へ ©Shinichi Tomonari 友成真一
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