精華町地域防災計画の見直し概要

精華町地域防災計画の見直し概要
1 精華町地域防災計画見直しの趣旨
平成23年に策定した精華町地域防災計画について、災害対策基本法の改
正や国の防災基本計画、京都府地域防災計画等の最新の内容と整合を図ると
ともに、東日本大震災や大規模地震災害及び近年の記録的な集中豪雨による
水害、土砂災害の発生等の事例やその教訓を反映し、必要な修正を図る。
2 地域防災計画の見直しのポイント
・その1
・その2
・その3
・その4
・その5
京都府地域防災計画等、防災関連計画の見直しを踏まえた修正
災害対策基本法(平成 25 年)の改正に対応した修正
町の災害時の体制整備
その他必要な時点修正
編構成の見直し
3 見直しのポイントに基づく修正内容
(1)京都府地域防災計画等、防災関連計画の見直しを踏まえた修正
これまでに過去の災害等を踏まえて見直されてきた京都府の地域防災
計画内容や最新の計画(平成 25 年 7 月改訂:一般計画編、震災対策編、
原子力発電所防災対策編(事故対策編は平成 25 年 2 月改訂))等を踏ま
え、本町の計画に反映させる。
○主な追加・修正事項
・内水対策計画の追加(第 2 編第 4 章第 2 節)
・林地保全計画の追加(第 2 編第 4 章第 3 節)
・都市空間防災計画の追加(第 2 編第 4 章第 9 節)
・市街地等防災計画の追加(第 2 編第 4 章第 10 節)
・危険物等保安計画の追加(第 2 編第 5 章第 1 節)
・集中豪雨対策計画の追加(第 2 編第 5 章第 8 節)
・避難に関する計画の修正(第 2 編第 5 章第 9 節、第 3 編 10 章)
1
・観光客保護・帰宅困難者対策計画の追加
(第 2 編第 5 章第 10 節、第 3 編第 11 章)
・原子力災害発生時における応急措置の追加(第 3 編第 7 章)
・避難者健康対策の追加(第 3 編第 10 章第 10 節)
・広域一時滞在の追加(第 3 編第 10 章第 11 節)
・り災証明書発行計画の修正(第 4 編第 2 章第 2 節)
・郵便事業計画の追加(第 4 編第 2 章第 12 節)
・災害復興計画の追加(第 4 編第 6 章)
(2)災害対策基本法(平成 25 年法律第 54 号)の改正に対応した修正
東日本大震災を踏まえた課題に対応するため災害対策基本等の改正が
平成 24 年 6 月及び 25 年 6 月に実施されており、その改正内容を踏まえ、
現段階において、本町の計画に反映できる項目について、修正を行う。
・地区防災計画の作成の追加(第 2 編第 6 章第 7 節)
(3)町の災害時の体制整備
平成 24 年 8 月の京都府南部地域豪雨災害や平成 25 年 9 月の台風 18 号
災害などを教訓に町の災害時の配備体制等を見直す。
・動員計画の修正(第 3 編第 3 章)
・大規模自然災害に係る精華町地域再建被災者住宅等支援補助金の追加
(第 4 編第 2 章第 5 節)
(4)その他必要な時点修正
その他、現状に合わせた名称や数値などへ更新
・特別警報の運用(第 2 編第 2 章第 1 節)
・洪水予報の種類(第 2 編第 2 章第 2 節)
・土砂災害警戒区域等の避難計画の基準(第 3 編第 10 章第 4 節)
・浸水想定区域等の避難勧告等の基準(第 3 編第 10 章第 5 節)
・数値データの更新(全般)
・語句の統一(全般:別紙)
2
(5)編構成の見直し
今回の修正は、現計画をベースに必要な追加及び修正を行い、現行計
画との連続性を確保するが、編構成を次のように見直す。
○これまで、震災対策計画を「震災対策編」として独立編として作成し、
その他風水害、事故対応など災害対策の全般を「一般対策編」と編集し
てきたが、実質、震災対策編は一般対策編に準ずる記述が多く、特に予
防や復旧期の対応はほとんど同一のため、計画は一つの編として再編し
なおす
○京都府地域防災計画と整合させるため、震災対策編第 5 編「東南海・南
海地震防災対策推進計画」を「南海トラフ地震防災対策推進計画」とし
て本篇第 5 編に再編する
【現行】
【修正案】
精華町地域防災計画
精華町地域防災計画
一般計画編
第1編
第2編
第3編
第4編
本編
総則
災害予防計画
災害応急対策計画
災害復旧計画
第1編
第2編
第3編
第4編
第5編
震災対策計画編
第1編
第2編
第3編
第4編
第5編
総則
災害予防計画
災害応急対策計画
災害復旧計画
東南海・南海地震対策
推進計画
総則
災害予防計画
災害応急対策計画
災害復旧・復興計画
南海トラフ地震防災
対策推進計画
大規模事故対策編
資料編
大規模事故対策編
資料編
3