要介 護認 定調 査に つい て 要介護認定調査は、被保険者からの要介護(要支援)認定申請に基づき、村職員ま たは委託された調査員が訪問して、心身の状況などについて本人または家族に聞き取 り調査を行います。 調査では、基本調査、概況調査、さらに調査員による特記事項の記入などが行われ ます。 ● ● 主な調査項目 ●麻痺等の有無 ●拘縮の有無 ●寝返り ●起き上がり ●座位保持 ●両足での立位保持 ●歩行 ●立ち上がり ●片足での立位 ●洗身 ●爪切り ●視力 ●聴力 ●移乗 ●移動 ●嚥下 ●食事摂取 ●排尿 ●排便 ●口腔清潔 ●洗顔 ●整髪 ●上衣の着脱 ●ズボン等の着脱 ●外出頻度 ●認知機能 ●精神、行動障害 ●社会生活への適応 ●過去 14 日間に受けた特別な医療について ご留意いただきたい点 訪問調査では、実際のご本人の状態や 介助の程度を拝見させていただきます。 また、普段の様子なども伺います。 ご本人やご家族が、普段困っているこ とや不便に思っていることは、遠慮なく 具体的にお伝えください。 8 要介 護状 態区 分に つい て 要支援・要介護の認定を受けた人は「どの程度介護が必要か」によって 7 段階に分 かれます。介護を必要とする人ほど、介護保険サービスの支給限度額も高くなります。 要介護状態区分 ● 状態の目安 要支援1 日常生活能力は基本的にはあるが、やや低下が見られる。 介護予防サービスの利用で改善が見込まれる。 要支援2 日常生活能力は基本的にはあるが、一部に低下が見られる。 介護予防サービスの利用で改善が見込まれる。 要介護1 立ち上がりや歩行が不安定。 排泄、入浴などに一部介助が必要。 要介護2 立ち上がりや歩行などが不安定。 排泄、入浴などで一部またはすべてに介助が必要。 要介護3 立ち上がりや歩行などがひとりでは困難。 排泄、入浴、衣服の着脱などで全体の介助が必要。 要介護4 立ち上がりや歩行などがひとりではできない。 排泄、入浴、衣服の着脱など日常生活に全面的介助が必要。 要介護5 意思の伝達が困難。生活全般について全面的介助が必要。 非 該 当 介護保険外の保健福祉サービス等が利用できます。生活機能が低下して いる方は介護や支援が必要とならないように、村が実施する介護予防事 業などに参加できます。 介護認定の有効期限と更新手続き 介護認定には有効期限があります。新規の要介護認定の有効期間は原則6か 月、更新認定の有効期間は原則 12 か月です。有効期間が終了するまでに更新手 続きをする必要があります。申請は有効期間の満了の日の 60 日前からできま す。 ※ 要介護認定の期間中でも状態が悪化したときには、いつでも要介護度の認定区分 の変更を申請することができます。 9
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