夏休み 平成 27 年 7 月 22 日 直前号 阿賀野市立水原中学校 保健だより 1学期も終わり,いよいよ夏休みの始まりです。1ヶ月にも渡る長いまとまった休みです。勉強・ 部活・趣味や研究など,いろいろなことに挑戦できる絶好の機会です。計画を立て,有意義に過ご しましょう。 3年生にとっては,受験に向けての大切な夏ですね。確実で着実な学力 UP を目指すためにも, 体調管理をしっかりしていきましょう。 ① 規則正しい生活リズムで生活しよう 早寝・早起き・朝ごはんを夏休みも続け ましょう。 ② 熱中症に注意しよう 暑い日の諸活動には要注意! 早めの水分補給と休憩が大切。 水分は 0.1~0.2%くらいの塩分を含んだものを とる。1時間以上運動するときは,2.5~3%程度 の塩分を含んだ飲み物を摂るようにしましょう。 ④ 紫外線の浴びすぎに注意しよう! ③ 冷たいものの取り過ぎに注意しよう 胃腸の機能低下は食欲の低下にも繋が ります。食欲が低下すると夏バテの原因に なるので注意しましょう。 ①紫外線の強い時間帯の外出をひかえよう ②帽子をかぶろう ③日陰を利用しよう ④日焼け止めクリームを活用しよう ⑤ 治療や検査は夏休みの間に済ませよう 4月から6月にかけて行われた健康診断の結果,受診が必要な人には,治療勧奨用紙を渡し ています。何度もお願いしていますが,用紙をもらった人は必ず夏休み中に検査や治療を受け ましょう。 受診しましたら,受診勧奨用紙を担任または保健室まで提出お願いします。 夏休みという開放感から,いつもと違った生活を送ってしまいがちですが, そんなところに悪い誘惑がひそんでいることも。 たばこ,お酒,禁止薬物,ネットトラブル,あやしい話…。 「こんなはずじゃなかった,夏休み…」 と後悔をする前に,そのような誘惑を断る意志と勇気をもちましょう。 百害あって一利なし たばこの煙にはニコチン,タール,一酸化炭素といった有害物質が多く含まれて います。これらは, “脳や血液の動きを悪くする”“ヤニ・発ガン性物質” “息切れや 咳”“肌荒れ”など成長期において悪影響を及ぼす害がたくさんあります。 たばこは友だちや先輩から誘われ,始める人がほとんどです。興味があっても未成年の喫煙はやめましょ う。 未成年の飲酒は法律で禁じられています なぜ,「お酒は20歳になってから」なのでしょうか? それは・・・未成年の飲酒は様々な悪影響を強く受けるからです。 例えば, ①脳の神経細胞が破壊され,脳の萎縮が早く起こる。 飲酒をすると記憶力が低下 します。 特に若い人では,学習成績 が極端に低下します。 ②肝臓やすい臓の障害を起こしやすい。 ③飲酒し始めた年齢が早いほど,アルコール依存症になりやすい。 ④怒りっぽくなる,自己中心的になる。 以上のような悪影響があります。 喫煙と同様,未成年の飲酒はやめましょう。 薬物の恐怖! 薬物乱用は,一度使用するだけで身体,精神を破壊し,元に戻らなくなります。 特に成長期であるこの時期は,脳や身体の成長がストップし,感情のコントロールが できずに怒りっぽくなる,幻覚を見るなど,心身の発達が損なわれます。 「楽になれる」 「やせられる」など誤った情報に惑わされず,ハッキリ断れることが大切です。 禁止薬物は一度の使用でも乱用と言い,犯罪です。 ネットの甘い罠 インターネットのブログや SNS が身近なものになるにつれ,そこに軽い気持ちで書き込んだ内容がきっ かけとなるトラブルが増えています。文字だけのやりとりは,直接会って話すのとは違って,言葉がきつく なりがちであること,また,書き込みが広がるスピードは想像以上に速いことを知っておかなければなりま せん。 一度書かれた内容は,簡単にコピーされたり転送されたりするので,完全に消せないと 心得ておきましょう。 また,ネットを通じて,知らない相手と会うことは多くの危険があります。簡単に個人 情報を教えたり,会ったりすることのないよう気をつけましょう。 有意義で充実した夏休みにしましょう。夏休み明け,元気なみなさんと 会えることを楽しみにしています。
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