第6期 阪南市高齢者保健福祉計画 及び介護保険事業計画 (概要版) ~阪南市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画とは?~ 「高齢者が尊厳を保持しつつ自分らしい主体的な暮らしを実現できる社会の実現」をめざし、 施策の方向性や介護保険サービス等の見込み及びその確保の方針を定める計画のことです。平成 12 年度からを第1期とし、これまでに3年に1度策定してきました。第6期計画では、平成 27 年度を初年度とし、平成 29 年度までが計画期間となります。 現在の阪南市は、高齢化がますます進むうえ、ひとり暮らし高齢者や高齢者夫婦のみの世帯、 認知症高齢者はさらに増加することが予測されています。そのため、団塊の世代が 75 歳以上と なる平成 37 年(2025 年)を見据え、地域の実情にあった「地域包括ケアシステム」 「地域包括ケアシステム」の構築を 「地域包括ケアシステム」 計画の重点に置き、中長期的な視点にたった計画として作成しました。 平成 27 年3月 阪 南 市 ◇阪南市の高齢者の状況 本市の高齢化率は年々増加傾向で推移しています。また将来人口の推計では、今後も高齢者数が 増加していくことが予測されています。 要介護・要支援認定者数についても、高齢者の増加にともない、増加傾向にあると見込んでいま す。 ■総人口と高齢者人口の推移及び推計 (%) (人) 20.0 16.6 16.4 19.8 16.5 16.1 15.9 15.1 20,000 13.8 13.3 15.0 15.6 12.4 11.6 11.0 10.5 10.0 10,136 8,650 9,342 9,293 9,088 9,213 8,762 8,443 10,000 7,432 7,068 6,988 6,572 6,294 6,015 5.0 0 0.0 平成25年 (実績) 平成26年 (実績) 平成27年 (推計) 前期高齢者数 平成28年 (推計) 後期高齢者数 平成29年 (推計) 平成32年 (推計) 前期高齢者割合 平成37年 (推計) 後期高齢者割合 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成32年 平成37年 (実績) (実績) (推計) (推計) (推計) (推計) (推計) 57,423 57,053 56,661 56,239 55,792 54,276 51,171 25.5% 27.0% 28.0% 29.0% 29.8% 31.7% 33.6% 14,665 15,382 15,865 16,330 16,645 17,205 17,204 4,644 4,757 5,005 5,303 5,017 4,032 3,265 4,006 4,331 4,288 4,039 4,196 4,730 3,803 2,633 2,752 2,883 3,112 3,361 3,822 4,233 1,821 1,855 1,947 2,024 2,096 2,358 3,117 1,561 1,687 1,742 1,852 1,975 2,263 2,786 19,853 19,515 19,250 18,969 18,767 18,196 17,242 34,518 34,897 35,115 35,299 35,412 35,401 34,446 総人口 高齢化率 65歳以上(第1号) 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85歳以上 40~64歳(第2号) 第1号・2号被保険者数 ■要介護・要支援認定者の推移及び推計 (人) 6,000 4,878 5,000 444 4,148 444 4,000 368 3,504 445 363 3,261 3,104 311 2,895 383 289 302 2,726 3,000 270 294 310 2,567 2,000 258 287 307 243 280 307 234 276 299 927 310 328 781 318 660 929 611 589 790 530 440 658 454 586 539 426 468 476 504 498 554 平成24年度 (実績) 平成25年度 (実績) 856 362 722 1,000 613 535 572 567 582 623 541 平成26年度 (実績) 平成27年度 (推計) 平成28年度 (推計) 平成29年度 (推計) 444 834 740 0 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 1 要介護3 平成32年度 (推計) 要介護4 平成37年度 (推計) 要介護5 ◇計画の基本的な考え 本市では、第5期においては「高齢者が尊厳を保持しつつ自分らしい主体的な暮らしを実現でき る地域づくり」を基本テーマに掲げ、 「阪南市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画」を進めて きました。 本計画については、基本的な軸となる計画のテーマや目標は、過去の計画の考え方を引き継ぎつ つも、新たに設定を行い、各種取り組みの推進に努めます。 【基本テーマ】 高齢者が尊厳を保持しつつ自分らしい主体的な暮らしを実現できる 「支え合い・助け合い」の地域づくり 【基本目標】 基本目標】 ①どのような心身の状態になっても、ひとり暮らしになっても、地域住民の一員として尊重 される地域づくり ②地域包括ケアシステムの構築により、一人ひとりの心身の状態に応じて、質的にも量的に も十分なサービスが提供される基盤整備と相談支援体制づくり 【基本理念】 基本理念】 (1)人権の尊重 (2)利用者本位 (3)生活の質の向上 (4)地域福祉(人権と福祉のまちづくり)の推進 (5)地域包括ケアシステムの構築 ■地域包括ケアシステムのイメージ図 医療 日常生活圏域 (市内4 (市内 4圏域を設定) ・医療と介護の連携 ・訪問診療・訪問看護 住まい ・居住の場の確保 ・持ち家のバリアフリー 予防 ・介護予防事業 ・自立支援型の介護 2 地域包括支援センター 地域包括支援センター 高齢者 地域資源の 総合コーディネーター) ( 地域資源 資源の総合コーディネーター コーディネーター) ・地域拠点の整備 ・在宅サービスの充実 地域全体での支援 地域全体での での支援 介護 生活支援 ・見守り体制の充実 ・配食サービス ■基本的な方向性と施策の体系 1.地域包括ケアシステムの構築 ~ みんなで支え合い、助け合う地域包括ケアシステムの構築 ~ 高齢者が住み慣れた地域で生きがいを持って自立した生活を継続して営むことができるよう、医 療、介護、予防、住まい、生活支援を一体的に提供するための地域包括ケアシステムの構築に向 けて、地域の特性に応じた、より一層の施策の充実を図ります。 □在宅医療・介護連携体制の構築を通じて、今後増加・多様化 する在宅療養に関するニーズへの対応に努めます。 □認知症サポーター等の養成、認知症ケアパスの普及・活用、 徘徊高齢者等SOSネットワーク事業の充実などの認知症 2025 年に向けた 施策を推進します。あわせて認知症初期集中支援チーム、認 取り組み 知症地域支援推進員を設置します。 1-(1) □地域包括ケアシステムを構築するため、地域ケア会議の強化 を図ります。 □「介護予防・日常生活支援総合事業」の実施に向けて、多様 な主体による生活支援サービスの基盤整備に努めます。 1-(2) 地域包括支援センターの □地域包括支援センターの機能強化に関する各種取り組みや、 職員研修等、職員の質の向上に向けた取り組みを行います。 機能強化 ■地域包括支援センターの機能強化について 地域包括支援センターは、高齢者の相談・支援を行うとともに、地域における各種サービスや 住民活動などとも連携して地域全体の支援力を支え、地域に根ざして包括的・継続的な支援を行 う中核機関です。 地域包括ケアの推進のため、地域包括支援センターがその中核として十分に役割を発揮できる よう、下記の取り組みを行います。 【地域包括支援センターの増設及び人員の確保】 機能強化を図るため、センターの増設を行うとともに、人員の確保に努めます。 ※現在1か所 → 2か所【尾崎・東鳥取圏域/西鳥取・下荘圏域】 【運営の切り替え】 地域における各種サービスや住民活動をより連携させるため、また、24 時間 対応等市民のニーズに応じた弾力的な運営などの機能強化を図るため、直営から 委託へ運営の切り替えを行います。 【地域住民への普及啓発】 地域包括支援センターの機能等を広く地域住民に紹介し、周知を図ります。 3 2.介護予防と健康づくりの推進 ~ いつまでも元気に介護を必要とせずに暮らすために ~ 可能な限り介護を必要としない健康で自立した生活を送れるよう、特定健康診査や食事、運動等 への意識的な取り組みなど、介護予防や健康づくりに努め、心身ともに元気な高齢者を増やしま す。 □各種介護予防事業の実施を通じて、介護予防の推進に努めま す。 □平成 29 年 4 月から実施予定の「介護予防・日常生活支援総 合事業」については、対象者の状態やニーズ等を把握した上 2-(1) 地域支援事業の実施 で、適切なサービスを提供します。 □包括的支援事業、任意事業の実施を通じて、相談体制の充実 や、介護サービス実施の後方支援体制の確立、権利擁護体制 の充実など介護サービスや生活支援サービスに係る様々な 支援等に努めます。 □くらしの安心ダイヤル事業や緊急通報装置設置事業などの 2-(2) 福祉サービスの充実 各種福祉サービスの実施を通じて、高齢者が地域で安心して 生活できるよう支援に努めます。 □健康相談や健康診査、機能訓練、訪問指導などの実施を通じて 2-(3) 保健サービスの充実 生活習慣病の予防及び市民の健康増進に努めます。 「健幸都市 阪南 オンリ □「阪南市健康増進計画及び食育推進計画」の推進、はんなん 2-(4) 体操の推進、はんなん健幸マイレージの実施を通じて、「健 ーワン」の実現 幸都市 阪南 オンリーワン」の実現をめざします。 3.生きがいづくりの推進 ~ 一人ひとりが、その人らしくいきいきと暮らすために ~ 高齢者が、その人らしく生活できるよう、スポーツや生涯学習、世代間交流等の取り組みを進め ます。また、高齢者の豊かな知識や経験が地域に還元され、活力ある地域社会を築くために、高 齢者の生きがいづくりや社会参加を促進します。 □阪南市老人クラブ連合会及び地区老人クラブ活動の支援や、 老人福祉センターでの各種事業の実施、スポーツ活動の推 3-(1) 生きがいづくりの推進 進、生涯学習の推進、ボランティア活動の支援を通じて高齢 者の生きがいづくりの推進に努めます。 □シルバー人材センターの活動の推進、高齢者の就労支援を通 3-(2) 働く機会の確保 じて高齢者の働く機会の確保に努めます。 4 4.高齢者見守り・地域支え合いの推進 ~ 住み慣れた地域で安心して暮らすために ~ 高齢者の人権を理解・尊重して、より身近な地域において安心して暮らせるよう、市民どうしや 団体などの多様な主体による、支え合い・見守り体制の構築を目指します。また、災害時支援、 バリアフリー化などの取り組みを総合的に進めます。 □人権に関する相談の実施やヒューマンライツセミナー等を 通じて高齢者の権利擁護の推進および人権の啓発に努めま す。 □各種相談窓口の充実や日常生活自立支援事業、成年後見制度 高齢者の人権の尊重・ の充実等により高齢者虐待の防止や消費者トラブルの防止 4-(1) 権利擁護の推進 に努めます。特に成年後見制度については、「市民後見推進 事業」により、市民後見人を確保できる体制の整備・強化に 努めます。 □身体拘束ゼロ・孤立死の防止に向け、各種取り組みを推進し ます。 □社会福祉協議会との連携を強化し、市民参加による地域福祉 4-(2) 地域福祉活動の充実 の推進に努めます。 □鳥取ノ荘駅及び周辺のバリアフリー基本計画の策定や、「大 阪府福祉のまちづくり条例」の啓発・指導等を通じて行政・ 市民・事業者が一体となったバリアフリーのまちづくりを推 進します。 □高齢者の健康維持に役立てることができる公園づくりの取 高齢者にやさしいまちづ り組みに努めます。 4-(3) くりの充実 □コミュニティバスについては、関係機関等との連携を強化 し、ダイヤや運行ルート等の改善に努めます。 □府営住宅・車いす利用者世帯向け住宅・サービス付き高齢者 向け住宅や、軽費老人ホーム(ケアハウス)・有料老人ホー ムなどの入居施設について相談者の心身の状態や実情に応 じて情報提供を行います。 □くらしの安心ダイヤル事業(災害時要援護者登録制度)の周 知啓発や、「阪南市災害時要援護者支援プラン」に基づく、 防犯・防災のセーフティ 4-(4) 要援護者の支援体制の構築を通じて、地域防災の推進に努め ーネットの充実 ます。 □地域と連携した防犯・防災の体制の充実に努めます。 5 5.介護保険制度の円滑な運営 ~ 介護が必要になっても、支え合いながら暮らしていくために ~ 介護・介助が必要な高齢者が、介護保険サービスや市の福祉サービスを積極的に利用できるよう、 各種サービスの情報提供など利用支援を充実させるとともに、サービスの提供基盤の充実や質の 向上に取り組みます。 5-(1) 居宅《介護予防》サービ □居宅サービスおよび介護予防サービスの見込みと方向性 ※サービスの詳細は 9P ス □施設サービスの見込みと方向性 5-(2) 施設サービス ※サービスの詳細は 10P □地域密着型サービスの見込みと方向性 5-(3) 地域密着型サービス ※サービスの詳細は 10P □介護保険サービスの提供体制の充実に努めます。 持続可能な介護保険制度 □各種低所得者対策を推進します。 5-(4) □介護給付の適正化と効率化に努めます。 運営について □健全な介護保険運営に伴う各種制度の運用に努めます。 ■第6期における介護サービスのおもな整備項目 【①認知症対応型共同生活介護/介護予防認知症対応型共同生活介護】 ①認知症対応型共同生活介護/介護予防認知症対応型共同生活介護】 現在、市内には東鳥取地区に 2 か所(2 ユニット) 、西鳥取地区に2か所(4ユニット) 、下荘地区に1か所 (2ユニット)の事業所があり、今後は尾崎または東鳥取地区に1か所(2ユニット)の整備を予定していま す。 【②地域密着型介護老人福祉施設】 ②地域密着型介護老人福祉施設】 現在、市内には東鳥取地区に1か所の事業所があります。介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の入所 希望者も多く、今後1か所の事業所の整備を予定しています。 【③地域密着型通所介護/介護予防地域密着型通所介護】 地域密着型通所介護/介護予防地域密着型通所介護】 小規模型(利用定員 19 人未満)の通所介護事業所については、少人数で生活圏域に密着したサービスであ ることから、第6期から市町村が指定・監督する地域密着型サービスに位置づけられました。そのため、平成 28 年 4 月から移行を予定しています。 ■計画の円滑な推進 支援を必要としている高齢者を早期に把握し、医療、保健及び 医療・保健・福祉の連携 福祉の各分野が連携し、個々のニーズに対応したサービスの提 1. 強化 供を行います。 2. 広報活動の充実 介護保険サービス等の広報・周知・啓発体制の充実に努めます。 3. 計画の推進体制の整備 計画の進捗管理と評価の実施を行います。 6 ◇介護保険料について 第6期計画では、年々サービスを利用する要介護・要支援認定者が増加している現状から、介護給付 費が上昇すると見込まれています。 本市では、今後将来にわたり安定したサービスを提供していくために、第6期計画期間内の介護保険 料を設定しました。 第1号被保険者 22.0% 22.0% ■介護保険給付の負担割合 (65歳以上の人) 公費 50.0% 50.0% 介護保険給付に (国・府・市) かかる費用 (3年間) 12,597,932,980 円 阪南市では、介護保険料の急激な上昇 を抑えるため、これまで積み立ててき た介護給付準備基金の取り崩しによ 第1号被保険者 り、保険料の軽減を行いました。 保険料基準額 保険料基準額 第 6 期では月額 196 円分が軽減され 第2号被保険者 る見込みです。 年額 63,600 円 28.0% 28.0% (40~64歳の人) ■あなたの保険料段階は? あなたの保険料段階は? (月額 5,300 円) 生活保護を受給している はい はい 老齢福祉年金を受給している いいえ 前年の合計所得金額と課税年金収入額が 80万円以下である いいえ ※80万円以上120万以下の方 いいえ ※120万超の方 いいえ いいえ ※前年の合計所得金額と課税年金収入額が 同じ世帯に住民税を納めている人がいる はい ※80万円超の方 住民税を納めている いいえ はい 前年の合計所得金額が120万円以上 はい ※120万円以上200万未満の方 ※200万円以上300万未満の方 条件に該当する場合 (はい) ※300万円以上400万未満の方 条件に該当しない場合 (いいえ) ※400万以上の方 7 80万円以下の方 ■介護保険給付にかかる費用の見込額 平成29年度 区 分 標準給付費 総給付費 平成27年度 平成28年度 3,819,464,511 4,085,796,511 4,251,055,986 12,156,317,008 合 計 3,624,755,675 3,891,769,056 4,049,918,532 11,566,443,263 介護給付費 3,326,083,000 3,564,805,000 3,782,206,000 10,673,094,000 予防給付費 317,499,000 357,157,000 299,360,000 974,016,000 ▲ 18,826,325 ▲ 30,192,944 ▲ 31,647,468 ▲ 80,666,737 108,130,958 102,017,423 103,273,041 313,421,422 高額介護サービス費等給付額 71,573,084 75,205,041 79,021,301 225,799,426 高額医療合算介護サービス費等給付額 11,654,338 13,291,603 15,158,880 40,104,821 一 定 以 上 所 得 者 の 利 用 者 負 担の 見直しに伴う財政影響額 特定入所者介護サービス費等給付額 算定対象審査支払手数料 地域支援事業費 合 計 3,350,456 3,513,388 3,684,232 10,548,076 104,308,727 109,297,176 228,010,069 441,615,972 3,923,773,238 4,195,093,687 4,479,066,055 12,597,932,980 ■保険料の金額について ※平成 27 年度、28 年度においては、公費投入による第 1 段階に 5%の軽減措置が行われた計算です。 また、平成 29 年度には、消費税が引き上げられた場合、第 1 段階から第 3 段階に保険料率の軽減措 置が実施され、保険料が軽減される予定です。 保険料 段 階 基準額に 対する割合 対 象 者 年 額 月 額 28,620 円 2,385 円 44,520 円 3,710 円 47,700 円 3,975 円 57,240 円 4,770 円 63,600 円 5,300 円 生活保護受給者の人、老齢福祉年金受給者で世帯全員が市民税非課税 の人 第1段階 0.45 世帯全員が市民税非課税で、本人の公的(課税)年金収入額と合計所 得金額の合計が 80 万円以下の人 世帯全員が市民税非課税で、本人の公的(課税)年金収入額と合計所 第2段階 0.70 得金額の合計が 80 万円を超え 120 万円以下の人 世帯全員が市民税非課税の人 第3段階 0.75 ( 「第 2 段階以外」の人) 本人が市民税非課税で、本人の公的(課税)年金収入額と合計所得金 第4段階 0.90 額の合計が 80 万円以下の人で、世帯に市民税課税の人がいる 第5段階 基準額 1.00) (1.00 ) 本人が市民税非課税で、本人の公的(課税)年金収入額と合計所得金 額の合計が 80 万円を超え、世帯に市民税課税の人がいる 《基準額》 第6段階 1.20 本人が市民税課税で前年の合計所得金額が 120 万円未満の人 76,320 円 6,360 円 第7段階 1.30 本人が市民税課税で前年の合計所得金額が 200 万円未満の人 82,680 円 6,890 円 第 8 段階 1.50 本人が市民税課税で前年の合計所得金額が 300 万円未満の人 95,400 円 7,950 円 第 9 段階 1.60 本人が市民税課税で前年の合計所得金額が 400 万円未満の人 101,760 円 8,480 円 第 10 段階 1.70 本人が市民税課税で前年の合計所得金額が 400 万円以上の人 108,120 円 9,010 円 8 ◇介護保険で利用できるサービス一覧 介護保険サービスを利用するためには、要介護・要支援認定をうけることが必要です。 介護保険に関するお問合せについては、市役所 介護保険課までご連絡ください。 ・在宅で受けることができるサービス ホームヘルパーが家庭を訪問し、食事、入浴、排せつの介助や、日常生活 訪問介護/介護予防訪問介護 の援助を行うサービスです。 (ホームヘルプサービス) ※介護予防訪問介護については、平成 29 年 4 月に「介護予防・日常生活支援総合 事業」に移行します。 訪問入浴介護/介護予防訪問入 寝たきりの高齢者等の家庭に、入浴設備や簡易浴槽を積載した移動入浴車 浴介護 などで訪問し、入浴の介助を行うサービスです。 訪問看護ステーションなどの看護師、保健師などが家庭を訪問して、主治 訪問看護/介護予防訪問看護 医と連携をとりながら、病状を観察したり、床ずれの手当等を行うサービ スです。 訪問リハビリテーション/介護 理学療法士や作業療法士等が家庭を訪問し、リハビリテーションを実施す 予防訪問リハビリテーション るサービスです。 居宅療養管理指導/介護予防居 通院が困難な方のご自宅(居宅)を訪問し、継続的な医学的管理のもと、 宅療養管理指導 医師、歯科医師等が指導を行うサービスです。 デイサービスセンターに通い、食事、入浴の提供や、日常動作訓練、レク リエーション等の提供を受けるサービスです。 通所介護/介護予防通所介護 ※介護予防通所介護については、平成 29 年 4 月に「介護予防・日常生活支援総合 事業」に移行します。 通所リハビリテーション/介護 医療施設や介護老人保健施設等に通い、理学療法士によるリハビリテーシ 予防通所リハビリテーション ョンを受けるサービスです。 特別養護老人ホーム、又は老人短期入所施設に短期間入所し、その施設に 短期入所生活介護/介護予防短 おいて入浴、排せつ、食事等の介護、その他日常生活上の世話及び機能訓 期入所生活介護 練を受けるサービスです。 短期入所療養介護/介護予防短 短期間施設に宿泊しながら、医療上のケアを含んだ介護を受けるサービス 期入所療養介護 です。 有料老人ホームやケアハウス(軽費老人ホーム)に入居している要介護者 特定施設入居者生活介護/介護 及び要支援者に対し、介護サービス計画に基づいて、入浴、排せつ、食事 予防特定施設入居者生活介護 等の介護、その他日常生活上の世話や機能訓練等を受けるサービスです。 特定福祉用具販売/特定介護予 入浴又は排せつに使用する、貸与になじまない特定福祉用具を購入したと 防福祉用具販売 きに、原則その費用の9割相当額を支給するサービスです。 要介護・要支援の認定を受けた方が自宅で生活をするために、手すり取り 住宅改修/介護予防住宅改修 付けや段差の解消、その他厚生労働大臣が定める介護に必要な住宅改修の 際、かかった費用を補助するサービスです。 自宅において日常生活を営むために必要な保健医療サービス又は福祉サー ビスを適切に利用できるよう、要介護・要支援の認定を受けた方からの依 頼を受けて居宅サービス計画又は介護予防サービス計画を作成するととも 居宅介護支援/介護予防支援 に、その計画に基づいて指定居宅サービス又は介護予防サービスが確保さ れるよう事業者等との連絡調整、また、要介護者が施設への入所を希望す る場合には、介護保険施設への紹介その他便宜を行うサービスです。 9 ・地域密着型サービス 住み慣れた地域で、日中・夜間を通じて排せつや介助等の訪問介護サービ 定期巡回・随時対応型訪問介護 ス、服薬援助や注射等の訪問看護サービスを受けることができるサービス 看護(※) です。 可能な限り自宅で自立した日常生活を 24 時間安心して送ることができる 夜間対応型訪問介護(※) よう、夜間帯に訪問介護員(ホームヘルパー)が利用者の自宅を訪問し、 食事、入浴、排せつの介助や、日常生活の援助を行うサービスです。 デイサービスセンターに通い、食事、入浴の提供や、日常動作訓練、レク 地域密着型通所介護/介護予防 リエーション等の提供を受けるサービスです。 地域密着型通所介護 ※平成 28 年 4 月から小規模型(利用定員利用定員 19 人未満)の通所介護事業所 はこちらに移行を予定しています。 高齢者や認知症高齢者が住み慣れた地域で生活が継続できるように、通い 小規模多機能型居宅介護/介護 (デイサービス)を中心として、臨時の訪問や泊まりを組み合わせたサー 予防小規模多機能型居宅介護 ビスです。 認知症である方(その方の認知症の原因となる疾患が急性の状態にある者 認知症対応型共同生活介護/介 を除く)が、少数(1ユニット9人)で、共同生活を営む住居において、 護予防認知症対応型共同生活介 入浴、排せつ、食事等の介護、その他日常生活上の世話及び機能訓練等の 護 サービスを提供します。 脳血管疾患、アルツハイマー病等により記憶機能等の認知機能が低下し、 認知症対応型通所介護/介護予 日常生活に支障が生じている要介護者及び要支援者に対して、デイサービ 防認知症対応型通所介護 スセンター等において、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練等のサー ビスを提供します。 介護保険の指定を受けた入居定員が 29 人以下の有料老人ホーム、養護老 地域密着型特定施設入居者生活 人ホーム、軽費老人ホーム等が、入居している利用者に対して入浴・排せ 介護(※) つ・食事等の介護、その他必要な日常生活上の支援を行うサービスです。 地域密着型サービスの一つで、定員が 29 人以下という小規模な特別養護 老人ホームです。原則として、施設が所在する市町村に居住する要介護者 地域密着型介護老人福祉施設 を対象として、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練、健康管理等を提 供します。 小規模多機能型居宅介護と訪問看護を組み合わせて提供するサービスで 看護小規模多機能型居宅介護 す。医療ニーズの高い要介護者の居宅での生活を支えるため、看護と介護 (複合型サービス) (※) の一体的なサービスの提供を行います。 (※)のマークのついているサービスは、第 7 期以降に阪南市で実施を検討しているサービスです ・施設サービス 常時介護が必要で在宅生活が困難な方が、入浴、排せつ、食事などの介護、 介護老人福祉施設(特別養護老 その他の日常生活上の世話や機能訓練・健康管理・療養上の手伝い等のサ 人ホーム) ービスを受けることができる施設です。 病状が安定期になり、入院治療をする必要はないが、リハビリテーション や看護・介護を必要とする方が、看護や医学的管理下における介護、機能 介護老人保健施設 訓練等の必要な医療、日常生活上の世話等のサービスを受けることができ る施設です。 病状が安定している長期療養が必要な方が、療養上の管理、看護、医学的 介護療養型医療施設 管理下における介護、機能訓練等の必要な医療、日常生活上の世話等のサ ービスを受けることができる施設です。 10 第6期 阪南市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画 (概要版) 発行:阪南市 健康部 介護保険課 〒599-0292 大阪府阪南市尾崎町 35-1 TEL:072-471-5678(代表) e-mail:[email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc