平成21年度自己評価公表シート

平成21年度自己評価公表シート
有緝幼稚園
1,園の教育目標
幼稚園における教育は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな
成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。
① 健康、安全で幸福な生活のために必要な基本的な習慣を養い、身体諸機能の調和的発達を図ること。
② 集団生活を通じて、喜んでこれに参加する態度を養うと共に家族や身近な人への信頼感を深め、自主、自
立及び共同の精神並びに規範意識の芽生えを養うこと。
③ 身近な社会生活、生命及び自然に対する興味を養い、それらに対する正しい理解と態度及び思考力の芽生
えを養うこと。
④ 日常の会話や絵本、童話などに親しむことを通じて、言葉の使い方を正しく導くと共に、相手の話を理解
しょうとする態度を養うこと。
⑤ 音楽、身体による表現、造形などに親しむことを通じて、豊かな感性と表現力の芽生えを養うこと。
2,本年度、重点的に取り組む目標・計画
評価項目に沿って自己点検、自己評価実施することによって、教師自らが客観的に自園を見る目を養い、施設
の改善、教育内容の改善に主体的に取り組んでいくことを重点項目とする。
3,評価項目の達成及び取り組み状況
評価項目
取組状況
危機管理マニュアルを作成し、 子どもの発達状況に応じて、各クラスで紙芝居やビデオを見せたり、防災クッ
火事、地震の避難訓練を定期的 ションのかぶり方などを指導している。月1回全園児で避難訓練を行っている。
に実施している。
地域や保護者の実情や要望に 保護者のニーズを把握し、子育て支援事業として、満3歳児を毎日保育するク
よる幼稚園の子育て支援活動 ラスを設けている。又、月に3回程、地域の子どもやお母さんを対象にさまざ
の実施している。
まな遊びを通して、親子でふれあう場を提供している。
園外研修が適切に行われてい 私立幼稚園協会の研修、公立と合同での初任者研修、10年研修などに可能な
る。
限り、バランスよく計画的に参加している。
教育課程、指導計画が作成され 教育要領の改訂に伴い、子どもの発達状況や実態に即した内容にするように努
ている。
めている。
園便りや学級便りの発行など、 園便りと学級通信は月1回発行し、その他、行事等の連絡はその都度、別紙で
主として保護者を対象とした 発行している。緊急連絡はパソコンを使用し、メール配信を行っている。
情報の提供をしている。
4,学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果
取り組むべき課題について、全教職員が共通に理解し、各自適切に自己点検、自己評価に取り組んでいる様子
が見られた。今後も客観的な目で自らの教育、保育を振り返り、さらに充実した実践ができるように努力を積
み重ねてほしい。
5,今後取り組むべき課題
課題
情報公開の方法
具体的な取り組み方法
現在園たよりや参観日、ライブカメラなどを通して保護者への周知徹底には取り組んで
いるが、さらに進んだ情報公開として一般の方が利用しやすいホームページ等の内容を
充実させていきたい。
自己点検、自己評価 最低限こうしてほしいといった基本の項目を点検課題として挙げていき、各教職員にお
いてはさらに課題を上げるようにして自己研鑽に取り組むようにしていく。
安全管理
施設設備面(遊具を主として)また、不審者等の対応について、教職員のさらなる意識
づけ、並びに危機管理マニュアルの見直し等を行いたい。
6,学校関係者の評価
特に指摘すべき事項はなく、妥当であると認められる。
7,財務状況
公認会計士監査により、適正に運営されていると認められている。