家庭総合

平成 27 年度
【教科】
【科目】家庭総合
家庭科
【単位数】2
シラバス
【担当者】
【授業時数】70
田
中
愛
【学年】2年普通科
【使用教科書】家庭総合 未来をひらく生き方とパートナーシップ(実教出版)
【副教材】最新生活ハンドブック 2014 資料&成分表(第一学習社)
【学習の達成目標】
衣生活、高齢者の生活と福祉、住生活、消費生活についての学習を通して、家族や生活の営みを人
の一生との関わりの中で総合的にとらえること、生活に必要な知識と技術を習得して、男女が協力し
て家庭や地域の生活を主体的に創造する能力と態度を身につけることを目標とする。
【年間指導計画】
月
時間
【関】関心・意欲・態度
2
【思】思考・判断・表現
学習内容
今年度の学習計画
【技】技能
学習のねらい
【知】知識・理解
関
思
技
知
◆今年度の家庭科を学ぶにあたって、学習の意義、
内容、方法、評価について理解する。
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第3編
生活をつくる
第2章
衣生活をつくる
◆被服材料、被服の構成、被服製作、被服整理など
について科学的に理解し、衣生活の文化に関心
◎
をもち、必要な技術を習得して充実した衣生活
を営むことができるようにする。
(2)
1.人と衣服のかかわり
◎
・衣服の起源や風土に適した衣服等の学習を通し
◎
て、衣服とは何か、衣服の役割などについて考
える。
(2)
2.私たちの衣生活
・流行やアパレル産業など製造・流通のしくみの学
◎
◎
習を通して、現代の衣生活の現状と問題点を把
◎
握し、望ましい衣生活のあり方や衣服を通して
の自己表現について考える。
(4)
3.衣服はなにからできてい
るのか
(2)
4.よりよい衣生活を創造す
る
◎
・繊維の種類と特徴について理解し、被服の適切な
手入れ・保管ができるようにする。
◎
・衣服の購入から廃棄までの流れを理解し、健康と
◎
安全に配慮した被服、資源・環境に配慮した衣
生活について考える。
◎
・被服製作に必要な道具の名称・使用方法を理解す
◎
る。
(14)
5.衣服をつくろう
・マイバッグの製作を通して、衣服の構成や基礎的
(基礎縫い)
な縫製技術を習得するとともに、環境問題への関
(マイバック製作)
心を高める。
ホームプロジェクト
◆各自の生活の中から課題点を見つけ出し、課題解
◎
◎
◎
◎
決に向けて計画を立て、実践し、レポートにまと
める。
(夏休みの課題)
14
第2編
人とかかわって生
きる
第3章
(2)
◆誰もが迎える高齢期を豊かに過ごせるように、高
◎
齢者に対する理解を深め、よりよい福祉のあり方
高齢者とかかわっ
て生きる
1.高齢社会に生きる私たち
や介護について自分なりの考えを持つ。
・高齢社会の現状と課題について理解する。
◎
◎
(4)
の暮らし
2.歳を重ねるということ
・加齢にともなう心身の変化や特徴、高齢者の生活
◎
◎
◎
について理解する。身体的特徴については、高
◎
齢者疑似体験を通して理解を深める。
(4)
・高齢者介護の心構えについて理解するとともに、 ◎
3.高齢者が自立するために
私たちができること
(2)
◎
食事・着脱衣・移動などから選択して介助実習
を行う。
◎
・高齢者を支える家族の役割、福祉サービス、福祉
4.ゆたかな高齢期をむかえ
るしくみ
第4章
社会とかかわって
(1)
(1)
◎
生きる
1.ささえあう暮らしとは
施設などについて理解する。
◆家庭生活を支える社会保障制度や社会福祉、地域
◎
社会の役割を理解するとともに、ノーマライゼ
ーションの考え方やボランティアについて関心
を持つ。
2.地域で暮らす,みんなで
暮らす
16
第3編
生活をつくる
第3章
住生活をつくる
◆住居の機能、間取りや家具配置、健康で快適な住
◎
環境の整備などについて学習し、住まいについ
ての知識や関心を深める。
(2)
1.人と住まいのかかわり
・住まいが気候や時代と共に変化してきた私たちの
◎
ライフスタイルと密接に関わっていることを理
解する。また、伝統的な沖縄の住居の間取りや
◎
気候風土との関係を知ることにより、地域の生
活に目を向ける態度を身につける。
(8)
2.快適な住まいづくり
・生活の行為と間取りの関係、家具や収納の役割な
◎
◎
どについて学び、理想の部屋の平面図作成を通
して、快適に住まうためのよりよい住空間の検
◎
討ができるようにするとともに、適切な家具配
置ができるようにする。
・ひとり暮らしの部屋探し(賃貸物件検索シミュレ
◎
ーション)を通して、平面図が読めるようにす
◎
るとともに、賃貸契約に関する知識を習得する。
3.健康的で安全な住まい環
(4)
境
快適な住まいについて考える。
・安全で快適な住環境づくりや、環境に配慮した住
(1)
4.住環境と地域環境
(1)
5.よりよい住生活を創造す
14
る
第4編
第1章
消費者として自立
◎
生活について考えさせる。
◆自立した消費者として主体的に判断し責任をも
消費行動を考える
について理解し、被害にあったときに対処でき
るようにする。
1.主体的な消費行動
2.消費者の権利と責任
◎
への関心を深める。
・契約、多様な販売方法や支払方法、問題商法など
(4)
(2)
◎
って行動できるようにするとともに、環境問題
する
(2)
◎
・健康に配慮した室内環境について理解し、安全で
◆家庭経済と国民経済との関わりについて理解し、
主体的な家計管理と経済計画の重要性について
◎
3.資源・環境を考える
認識を深める。
(2)
(2)
第2章
経済的に自立する
1.経済のしくみを知る
(2)
・今までの家庭科の学習を総合して、生活設計につ
いて考える。
◎
◎
2.計画的にお金を使う
生活設計
【評価の観点及び方法】
①「関心・意欲・態度」
家庭や地域の生活について関心を持ち、その充実・向上のために意欲的に取り組むとともに、実践的
な態度を身につけているか。また、グループでの話し合いに積極的に参加しているか。
→
授業・実習への参加の仕方や態度によって評価する。また、ワークシートやレポートからも評
価する
②「思考・判断・表現」
家庭や地域の生活について思考を深め、課題を見つけて適切に判断し、解決のための工夫をする能力
を身につけているか。また、自分で考え、それを他の人に説明したり、表現するなどの工夫をして
いるか。
→
定期考査、グループ活動、ワークシート、レポートの考察によって評価する
③「技能」
家庭や地域の生活を充実・向上させるための基本的な技術を身につけ、それを的確に表現することが
できるか。
→
調理実習の技術評価によって行う。また、レポートやワークシートによっても評価する
④「知識・理解」
家庭生活の意義や役割を理解し、家庭や地域の生活を充実・向上させるための基本的な技術が身につ
いているか。
→
主に定期考査によって行う。また、レポートやワークシートの考察によっても評価する