原子力立地給付金配分調整事業

原子力立地給付金配分調整事業
平成25年度から、町民、企業が受け取る原子力立地給付金を平成24年度までの給付額ベー
スの半分に減額し、これに対応して増額となる町が受け取る電源立地地域対策交付金の相当額を、
平成27年度までの対策が求められている小学校耐震改修事業と、防災拠点としての役場庁舎建
設事業に充てることにしました。
(1)原子力立地給付金減額相当額に係る基金積立
小学校耐震改修事業に充てる分については学校建設基金に積み立てし、小学校耐震改修事業の
ために発行した地方債の償還の際に取り崩して充てることにしています。
また、役場庁舎建設事業に充てる分については役場庁舎建設基金に積み立てし、庁舎建設等の
際に取り崩して充てることにしています。
平成26年度は、それぞれの基金に次のように積み立てしました。
(単位:円)
決算年度中増減額
基金名
25 年度末 現在高
学校建設基金
13,500,000
13,502,264
0
27,002,264
役場庁舎建設基金
87,036,000
66,465,605
0
153,501,605
100,536,000
79,967,869
0
180,503,869
計
増
26 年度末 現在高
減
(2)原子力立地給付金減額支援助成金の支給
原子力立地給付金の町民等への配分額を減額するにあたり、低所得者など弱者への支援を行う
こととし、全員が町民税非課税世帯であるなど要件を満たす世帯に助成金を支給しました。
資格者区分
支給実績
対象年度
助成単価
件数
金額
1 現年度分
平成26年度分
4,000 円
963 件
3,852,000 円
2 過年度分
平成25年度分
5,000 円
55 件
275,000 円
1,018 件
4,127,000 円
計
(3)平成26年度の原子力立地給付金の町民等受取分減額相当額の使いみち
町民・企業受取分の減額相当分等
原子力立地給付金
減額相当分
86,262,000
前年度過不足調整
△761,000
計
85,501,000
左記の使いみち
減額支援助成金
〃
交付事務費
比較
4,127,000
949,000
学校建設基金
13,500,000
役場庁舎建設基金
66,451,000
計
(単位:円)
85,027,000
△474,000
※1 「(1)原子力立地給付金減額相当額に係る基金積立」と「上の表の基金積立額」
の差は、利子発生分です。
※2 上の表の比較「474,000 円の積立等不足」は、翌年度以降に調整予定です。