学校だより12月号(PDF:327KB)

平成27年12月1日
連雀学園三鷹市立第六小学校
校長
山 下
裕 子
『失礼します』
副校長
田上
靖博
「失礼します」
「○年○組の○○○○です」
「副校長先生お願いします」または「○○の用で来ました」
職員室に入り、私に要件を伝えるためには、これが言えなくてはなりません。昨年度から、職員室の扉にこ
の話型を掲示し、子どもたちに指導してきました。はじめのうちは、
「失礼します」の後、扉を開け、話型を見
ながら言う子や、話型に気を取られ要件を忘れてしまい、初めからやり直す子など、うまく最後までたどり着
けない子がたくさんでした。しかし今では、話型を見なくてもすらすらと、
「礼」
「名前」
「要件」を言える子が
ほとんどとなりました。
こうなるまでには、下記のような「こつ」がありました。
1
毎回、誰もが同じ対応をすること
2
子どもたちの呼びかけには必ず相手を見て返事をすること。
3
続けること
特に、2の返事は重要です。以前出会った校長先生は
「あいさつと返事は対で、あいさつに対して返事がないと、
次第に子どもはあいさつをしなくなるよ。
」
と職員室にいる先生方を指導されていました。
「職員室前の話型」
さて、連雀学園では、ここ数年、あいさつに力を入れて生活指導に取り組んでいます。しかし、あいさつ当
番となる代表委員はあいさつをしても、それに応える子どもたちからは、なかなか元気のよいあいさつが返っ
てこないという課題がありました。これでは、あいさつの定着は図れません。そこで今年度2学期からは、い
ろいろな学年に当番を割り当て、声をかける役を経験してもらおうということになりました。するとすぐに成
果は表れました。当番になった学年が、元気な声を出して、みんなに声をかけると、それに元気に応える声が
増えてきました。きっと声をかける側の気持ちに寄り添えたのでしょう。さらに、学年によっては、名前を呼
んであいさつをしたり、ハイタッチをしたり、さまざまな工夫が自発的に生まれもしました。
今、学習において重要視されている知的コミュニケーションですが、実は、こんな日常における言葉による
コミュニケーションを大切にすることも、下地となっているのではないかと考えているところです。
「失礼いたしました」
~・~・~
12
月
1(火) A週
昔遊び交流1年 (3・4 校時)ふれあい給食1年
保護者会(356 年ふじみ)
の
予
定
~・~・~
16(水) クラブ活動
17(木) 音楽集会
合同地域巡回
21(月) B週 朝会
3(木) 集会 保護者会(124 年)
4(金) 安全指導 委員会(7 校時)
22(火) たてわり班活動
7(月) B週 朝会
24(木) 給食終
8(火) 選択交流学習(4 年)
9(水) 避難訓練
25(金) 終業式【午前授業】大掃除
※冬季休業日 12/26(土)~1/7(木)
23(水) 天皇誕生日
10(木) 体育集会
<3学期初めの予定>
11(金) オリンピック・パラリンピック教育(全児童)
1 月 8 日(金) 始業式 大掃除 給食始
14(月) A週 朝会
1 月 29 日(金) 授業公開(5 校時) 1/2 成人式(4 年)
15(火) 社会科見学(6 年)
学校評価説明会(6 校時)※書き初め展(1/20~1/30)
1月 30 日(土)土曜授業公開【午前授業】給食なし
12月の生活目標 『2学期の生活をふり返り、1年のしめくくりをしよう』
生活保健部
小暮 敦子
2学期も残り1か月となりました。年末に向けて、毎日使っている教室の机やいす、棚やロッカー、靴箱にた
まった汚れを落とし、気持ちよく新しい年を迎えたいと思います。掃除の時間を中心に、計画的に校舎内の掃除
に取り組ませます。12月は一年の終わりの月です。2学期の学習や学校行事を通して学んだことや、友だちと
の交流の中で育むことができたことを振り返り、今年を締めくくりたいと思います。自分の目標に対する取り組
みから、成長できたことや新たに挑戦したいことを明らかすることが大切です。1年のしめくくりに際し、ご家
庭でもお子さんとこの一年について話す機会をつくっていただければと思います。
学年紹介(2年生)
2年担任 大久保 綾夏
「ににんが し!」
「ろくしち しじゅうに?あれ?合っているかな?」
2年生の算数単元の中で、子どもたちがいちばん楽しみにしていた『かけ算』の学習を進めています。
『九九カード』を使って、九九を1から順に言っていく『じゅん』
、
9から逆さに言っていく『さかさ』
、カードをトランプのように
切って、順不同で言っていく『ばら』の中から、自分の課題を選んで
唱えています。唱えることができる『だん』が少しずつ増えていく
のが、子どもたちにとってはまるで大人の階段を上っているように
思えるのかもしれません。
また、九九を唱えることができるだけではなく、たとえば5×3
はどういう意味なのか、図で表すことも学習に取り入れています。
本当の意味での『九九マスター』になるために、頑張っている2年
生です。
学園研究
授業改善主任 阿妻 洋二郎
授業は、
「これをすれば必ず子どもたちに力をつけられる」という完璧なものはありません。どの授業も常に
研究の対象であり、試行錯誤しながら目の前の子どもたちに最も合う授業を模索していきます。
連雀学園では、一昨年度、昨年度、今年度「創み出し、かかわり、高め合う児童・生徒の育成」を研究主題と
し、研究をすすめています。また、六小では、国語の物語文を中心に「子どもたちが交流しあう中で、どうすれ
ば問題に関する自分の考えを深め、主体的・意欲的に文を読むことができるようになるだろうか。
」ということ
を研究しています。5月から毎月1学年ずつ研究授業を行い、そして、10月には1・3・6年で学園研究授業
を行ってきました。
また、今年度は2月に一中で学園研究発表があります。2・5年それぞれ1学級ずつ、一中で授業を行います。
3年間の研究の集大成です。子どもたち全員が達成感を味わえるよう、よりよい授業を目指して今日も私たちは
研究を深めていきます。
~運動会アンケートのその後について~
保護者・地域の皆様から頂いたアンケートをもとに来年度の運動会の運営について、職員で協議を行いました。
プログラムに思いやりリボンの学年別の色を掲載することや、会場のプログラム表示を大きく見やすくするなど
の改善を行います、また、プール前の一方通行について来年度も継続して行います。今後も、六小に関わるすべ
ての人が満足する運動会となるよう努めて参ります。ご協力ありがとうございました。
10 月に代表委員会の児童を中心に行われたユニセフ募金活動ではたくさんのご協力をいただき、 ありがとう
ございました。46,351 円集めることができました。
年末年始について
12 月 29 日~1 月 3 日までの期間、学校は閉まっており、入れなくなっております。
あらかじめご了承ください。