2015年度 第2回(通算105回)造粒分科会 技術討論会プログラム

2015年度 第2回(通算105回)造粒分科会 技術討論会プログラム V-9.
主催:(一社)日本粉体工業技術協会 造粒分科会
コーディネーター:中央大学教授 村瀬 和典
副コーディネーター:首都大学東京大学院 准教授 武井 孝
代表幹事:代表幹事:㈱ダルトン 桑原 敏之
担当幹事:(株)日本アイリッヒ:小川嘉康、ライオン(株):永野達生、吉原技術士事務所:吉原伊知郎
テーマ;
「連続式造粒システムとその関連技術」
造粒技術は数多くの分野において、その技術を支えています。当分科会では「粒を造り、粒を制御す
る」という観点から、粒や粒子の制御に関わる業界先端技術を討論の場に挙げることにより、参加された
皆様が普段抱えている問題をブレークスルーするヒントにして頂きたいという願いで企画をしております。
造粒プロセスには「回分式造粒システム」と「連続式造粒システム」があり、それぞれ目的や必要に応
じて利用されてきた生産現場の長い歴史があります。今回は特に目的に応じて利用されてきた連続造粒
技術と、最近注目されている連続機能性粒子創製プロセスを取り上げて、中央大学講義室をお借りして
技術討論会を行います。
是非、参加ください。
1.日時
:2016年3月11日(金)10:30~18:30
2.場所
:中央大学 後楽園キャンパス
3.参加費
:会員6,000円、非会員9,000円昼食・技術交流会費を含む)
4.申込締切日 :2016年2月29日(月)
5.定員
:50名
6.受付
:2016年3月11日(金)10:00より
7.申し込み先 :事務局 渡辺玲子、(E-mail:[email protected])
(株)ダルトン パウダー・システム機器事業部 業務統括部 TEL03-3549-6797 FAX03-3549-6841
8.プログラム(内容順序・時間配分については変更される事があります。講演時間は質疑応答5分含みます)
10:30
開会挨拶 桑原代表幹事
10:35~11:40 基調講演 「機能性粉体材料の連続製造に関する展望」
現在、生産性の向上やコンタミネーションの減少などを目的として、医薬品をはじめとする機能性粉体材料
の連続製造が注目されている。しかし一方で、製品品質の均一性や製造工程のモニタリングなど、連続製造
に関する課題も多い。本稿では、機能性粉体材料の製造に関して、連続とバッチの違いや連続製造の特性に
関して概説するとともに、連続製造に関する今後の展望に関しても言及する。
大阪府立大学大学院 工学研究科 教授、綿野 哲 氏
昼食 (お弁当用意)
13:00~13:45 講演① 「連続式造粒システム DOME-EX&DG-Dryer」
乾粉混合、混練、湿式造粒および乾燥までを複合化し 連続処理ができ、打錠末顆粒の作製に適した
DOME-EX&DG-Dryer を紹介する。装置の構造・特長や運転パラメータの顆粒特性への影響およびその顆粒
から得られる錠剤特性について報告する。
株式会社ダルトン パウダー・システム機器事業部 開発統括部長 浅井直親 氏
13:45~14:30 講演② 「連続式造粒装置 Granuformer の開発」
打錠用顆粒を連続的に生産する装置として、湿式造粒から乾燥・回収まで完全連続運転を実現した
Granuformer を開発した。装置の構成および実験データに基づく造粒能力等、詳細を報告する。
フロイント産業株式会社
機械本部 技術開発部 機械開発課 寺田 敬 氏
14:30~15:15 講演③ 「医薬品連続製造装置 CTS-MiGRA システム における連続製造技術と工程管理」
固形製剤製造においてスケールアップが不要な連続製造技術が注目されている。本製法にて、医薬品
研究開発段階から商業生産までに発生する多くのコストを削減し、製造の効率化が期待できる。 ここでは
「CTS-MiGRA システム」による連続製造事例と PAT技術を用いた工程管理について解説させていただく。
株式会社パウレック 研究開発部 大阪粉体工学研究所 長門琢也 氏
15:15~15:30
休憩(15分間)
15:30~16:15 講演④ 「セメント製造における鉱物相生成反応及び造粒現象とそのモデル化」
セメント製造のロータリーキルンでは液相(融液)の生成と造粒が起こり、それが鉱物相生成反応に大きな影
響を与える。筆者らは Petersen らの造粒速度式を組み込んだロータリーキルンでの造粒現象、粒子転動挙動
及び粒子径分布に伴う偏析を計算できるモデルを作成したのでその概要を報告する。
宇部興産株式会社執行役員、研究開発本部長 横田 守久 氏
16:15~17:00 講演⑤ 「連続式2軸エクストルーダーを用いた造粒システムに関する紹介」
製薬業界では難水溶性薬物の溶出改善のための手法の1つとして、加熱溶融押出技術が注目されて
いる。ここでは連続式2軸エクストルーダーによる溶融押出技術と、後工程における形状および粒度制御
技術について紹介する。
株式会社 奈良機械製作所 プロジェクトチームマイクロコスモス 井上皓介 氏
17:00~17:30
17:40~18:30
総合討論とまとめ
技術交流会
申 込 要 項
造粒分科会事務局 渡辺玲子 宛
1.定
員
50名 申込みはE-MailまたはFAXでお願いします
2.申込〆切
平成28年 2月 29日(月)
(定員になりしだい〆切ります。早めにお申し込み下さい)
3.会費支払い方法 銀行振込(必ず、3月9日(水)までに振込みお願い致します。)
三井住友銀行 飯田橋支店 普通口座 No.7140974
口座名 造粒分科会
4.会
費
会員 \ 6,000 、非会員
\
9,000
*お振り込みの場合は原則として領収書は発行致しません。
事務処理上必要な方は、申込書備考欄に「必要」と記入して下さい。会場受付でお渡しします。
切り取り
FAX 03-3549-6841
☆〆切 2月 29日
造粒分科会 事務局 渡辺 玲子 宛
E-Mail:[email protected]
平成27年度 第2回(通算105回)造粒分科会
技術討論会参加申込書
会 社 名
(フリガナ)
氏
名
所属・役職
〒
住
所
TEL
FAX
携帯番号※
E-Mail
会員種別
1 会員
2 非会員
備 考 欄
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携帯番号の管理には十分注意し、当日の緊急連絡以外には使用いたしません。
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