ユニオン710号(20150312速報④

ユ ニ オ ン(中央機関紙)
2015 年 3 月 12 日
第 710 号
2015 年度
UNION of NOK GROUP
春の交渉 速報
東京都港区芝大門1丁目 12 番 15 号
No.4
TEL 03(3432)4330
働く環境の激変に
意識を変えて立ち向かおう
明るい未来に向けて!
発行責任者
編集責任者
佐藤 靖彦
松山 裕一
2015 年度
春の交渉
一人ひとりの能力を十分に発揮し
2015 年度計画を達成しよう!
本日 10 時から開催した第 3 回交渉において、
「今回のユニオン要求については、要求通り、すべてこれを
認める」との会社回答が出されました。
ユニオンの要求の正しさとメンバー全員の強い意志を理解し、早期の満額回答を出した会社の姿勢は高く評
価できるものです。以下に、回答にあたっての会社見解(要旨抜粋)を掲載します。
【会社回答】
2015 年度の賃金水準の引き上げ、一時金および
その他の要求については、すべてこれを認めること
とする。
を十分に発揮するよう努力しなければいけないと考
える。そして、一人ひとりの努力の積み上げにより
会社としての存在価値を高めていく必要がある。
2015 年度の経営環境が決して楽観視できる状況
でないことは、すでに説明した通りである。各社と
も体質改善が着実に進んでいるものの、満額回答に
より必要となる回復源資は決して簡単な数字ではな
い。しかしながら、昨日の議論を通じてユニオンメ
ンバーの計画達成に向けた強い熱意が感じられ、ま
た、現状の課題について労使で共通認識に立てたと
考え、満額回答を行うものである。
昨日の協議を通じて、ユニオンから提言のあった
もののうち、できることから会社も取り組みを開始
したいと考えているが、ユニオンにおいてもメンバ
ー一人ひとりがものづくりの変革の中で、自分の役
割をしっかり認識して、各々の立場で十分な能力を
発揮するよう協力をお願いしたい。
ものづくりの中で、衛星企業や海外子会社の位置
づけは、その重要性を増しており、これに伴い、衛
星企業や海外子会社と本体である NOK グループ各
社との相対位置は近くなっている。以前にも増して
支援や指導のレベルを厳しく評価される状況になっ
ており、NOK グループ各社においては、直接的に
支援・サポートを行うマザー工場だけでなく、営業・
技術・本社も含めた従業員一人ひとりが各人の能力
今年度の好業績は共に喜び合うものの、2015 年
度計画の達成に向けては今年度の好業績に慢心する
ことなく、新たな気持ちで取り組む必要があると考
える。そして、2015 年度の計画を何としても達成
して、3 ヵ年計画最終年度へ弾みをつけたいと考え
ている。
引き続き、ユニオンの絶大なる協力をお願いし
たい。
私たちの 2015 年度の労働条件は決定しました。
ンの協力をお願い する。
2015 年度の経営計画は、3 ヵ年計画最終年度の目標値にほぼ達する数値を立案しており、1 年前倒しの
計画となっていますが、その達成は容易なものではありません。
企業体質の一層の強化を行い、経営計画の達成をより強固なものとするためにも、一人ひとりが「働き方
の改革」に向けた課題をしっかりと見つめ、その解決に向け取り組んでいきましょう。
みなさんの力強い団結とご支援に心より感謝します。 2015 年 3 月 12 日(木)中央執行委員会
※交渉の詳細につきましては、別途、春の交渉総括号でお知らせします。