平成 27 年 9 月 10 日 報道関係者各位 プレスリリース 株式会社七豊物産 京林 高崎本店 創業四百有余年 “伝統の継承 そして挑戦” 「京林」高崎本店改装迫る! 第十八代襲名披露に向け ご愛顧感謝イベントを実施中! 創業慶長三年(1598年)創業、上州高崎の老舗として 2 番目に古い「草木染 着物の京林」は、 11 月の京屋林蔵 十八代目の当主襲名披露を控えまして、永らく沢山のお客様をお迎えしてまい りました高崎本店を改装させていただく運びとなりました。 高崎本店につきましては、これからも日本の伝統文化である着物を次代に受け継ぎ、そして十八 代京屋林蔵としてオリジナル作品の創作に取り組む工房として、また一人でも多くの皆様にゆっくり と着物を楽しみながらお選びいただけるよう、身近で地域に密着したオープンな店舗へと装いを改 めてまいります。 さらに、着物の美しさ・良さを一人でも多くの方に知っていただくために、着物を 楽しんでいただくためのイベントの企画や情報を全国そして世界に向けて発信していくことにも、着 物作家として責任を持って取り組んでまいりたいと考えております。 つきましては、四百余年の歴史に一区切りを着け次のステップへと踏み出すために、これまでの 京林に頂戴したご愛顧への感謝と御礼といたしまして、地元上州のお客様をはじめ、日本全国の お客様を対象に、本結城「辻が花」を代表作とした確かな伝統を受け継ぐ先代京屋林蔵の遺作を はじめ、京林秘蔵の逸品の数々をお披露目させていただいており、展示品につきましては、特別感 謝価格にて販売させていただいております。 会場は、さながら日本画の美術展のような雰囲気で、 芸術作品としても十分にご堪能いただけます。 会 場 京林高崎本店 期 間 来訪予定者 2015 年 9 月 1 日(火)~9 月 30 日(水) 10:00~18:00 期間中は無休 全国の京林顧客、着物愛好者。群馬県域、埼玉県北の地元からの新規顧客 ~ 特別放出品のご紹介 ~ 京屋林蔵の代名詞、本結城辻が花、総手刺繍着物など 先代十七代の遺作をはじめ、 京林秘蔵の重要無形文化財の逸品や市場価格 1,500 万円からの芭焦布、越後上布など貴重な 品々も大特価にて蔵出しさせていただきます。 今回、京都有名問屋からのご協力によりまして、京林オリジナル商品を合わせ 5,000 点あまりの厳 選商品を、振袖、留袖から小紋、帯各種、和装小物まで、フルラインナップでご用意しております。 9 月 1 日からの 10 日間で、300 名以上のお客様にご来場いただくことが出来、永くご愛顧頂いてお りますお客様はもとより、数多くのお客様からの着物への想いや京林へのご期待を肌で感じる機会 を頂戴し、身の引き締まる想いで一意専心 着物作りに邁進することをお誓い申し上げます。 京林 高崎本店・染め工房 十八代 京屋林蔵 (向井 敬又) 〒370-0004 群馬県高崎市井野町 1166 ℡ 027-363-4567 fax 027-363-5397 URL http://kyouyarinzou.com ■プレスリリースに関するお問い合わせ 担当窓口 高瀬 勉℡ 03-3837-2567(七豊物産・本社) e-Mail: t [email protected] ■「京林」について ① 京林本店、染め工房 の本拠地が400有余年、高崎にあること 慶長三年(1598 年)当時京都の染物職人であった初代林蔵が良質な絹を求め、当時から養蚕が盛んであっ た上野国高崎藩内の赤坂村(現在の高崎市元紺屋町)に居をかまえ、生まれ育った京の都にちなんだ「京屋」 という屋号で染物の店を開いたのがはじまり。 京仕込みの職人の技術が評判となり、近隣近在の富者、分限者から注文が相次ぐようになり、 「京屋」の名 は広まるにつれ“京林”の名で親しまれ、以来「京林」と屋号を名のり、代を重ねて今日に至っています。 ② 京屋林蔵を代表する「辻が花」作品 全国でも他にはない「本結城」を使用し、 一点一点 手描法による繊細かつ大胆な模様、絞りの妙、 そしてやさしい独特の色づかいなど、草木染による丹念な筆遣い。 伝統を受け継いだ京屋林蔵ならではの独特の作品。 草木の染料で染められる結城の白生地に、 一筆一筆丁寧に仕上げられる林蔵の「辻が花」は、 着る人を引き立てる品格と繊細な美意識を持っている。 そのように称され、沢山の賞賛をいただきました。 ③ 総手刺繍着物、手刺繍全通袋帯、総汕頭刺繍着物など 古典模様にこだわり、手の込んだ刺繍仕事で現在ではあまり見かけなく なったオリジナル作品が多数。 ④ 高崎本店の屋敷店舗 井野川のほとりの敷地は約 1500坪、石畳を歩き園庭をぬけると現れる屋敷店舗。 メインの売り場は 27 畳、透彫りの欄間のはまった大広間 入口に鐘つき堂まであるので、お寺と誤解されている近在の方もいらっしゃいます。 ■十八代 京屋林蔵の想い 私、京屋林蔵は 十八代目の伝承者として、伝統ある日本の着物文化と先祖代々受け継いできた伝統の技、 そして着物への熱い想いを胸に創作活動に打ち込むことを皆様にお誓いさせていただきます。 幼少の頃より、染工房を遊び場に、着物に生命を吹き込み続けた父である先代に憧れ、背中を追いかけ ながら着物への造詣を深め、更なる高みを目指し、自らの筆を磨くために日本画の制作に没頭できる環境 に身を置き、確かな技術を学びました。 感性を磨き、着物の世界にはない色彩や色使いを探求するために宝飾品のデザインにも挑戦し、伝統に 斬新さを兼ね備えた新しい着物の制作を目指してまいりました。 これからは、日本の伝統文化を受け継いできた着物作家として、着物文化、和装文化の復権に取り組ん でまいります。気軽にそしてカジュアルに着こなすことが出来るように「着物」「きもの」を新しいファ ッション「KIMONO」にRe-Styleさせるために積極的に取り組む所存でございます。 これからの京林の活動指針は 次の5つです。 1. 見ていただける 着物を作る 2. 着ていただける 着物を作る 3. 楽しんでいただける 着物を作る 4. 地球環境にやさしい 着物を作る 5. 記憶・思い出に残る 着物を作る そのために ① 着物作家として伝統の技を継承し、後世に続く作風に挑戦する ② 京林美術館を活用した 着物サロンの設置、 イベントスペースの開放 ③ 着物に関連したイベントの企画と運営、情報発信 ④ インターネットを活用したオーダーが出来るオリジナル着物の販売 ⑤ 「着物」から「KIMONO」へ伝統文化のイノベーション創造 ① 着物作家として伝統の技を継承し、後世に続く作風に挑戦する 「継承」と「挑戦」をテーマとした創作活動 ② 京林美術館を活用した着物サロンの設置、イベントスペースの開放 着物だけではなく、伝統工芸の技を継承する作家などの商品発表の ための展示スペースとしても広く開放し、地域への密着に取り組み ます。 ③ 着物に関連したイベントの企画と運営、情報発信 着物と着物文化をもう一度広げていくために、日本国内はもとより 海外の方々に向けても「見ていただける」「着ていただける」「楽し んでいただける」ためのリアルなイベントやインターネットを通じ た情報の発信に取り組んでまいります。 ④ インターネットを活用したオーダーが出来るオリジナル着物の販売 対面販売ではご利用いただけなかったお客様にもご利用いただける インターネット販売店舗を開設します。 お客様のご要望を取り入れながら、オンリーワンの着物作りで満足 度の高い商品のご提供を行います。 ⑤ 「着物」から「KIMONO」へ 伝統文化のイノベーション創造 インターネットの活用も合わせながら、 「着物」を守るだけではなく、 お客様のお役に立ち、喜んでいただくために「KIMONO」とし ての商品の企画開発やサービスの提供に取り組んで行きます。 エコ・リサイクルの発想に立った「Re-Style」 作りっぱな しではなく、次代に受け継がれる商品のご提供を目指し、 「着物」を「KIMONO」にイノベーションしてまいります。 以上
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