安全安心に関する情報の発信・共有のあり方について【報告書

別紙1
安全安心に関する情報の発信・共有のあり方について【報告書】の概要
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1 検討会の目的・ねらい
①犯罪被害のリスクの低減
②防犯ボランティア団体の活動の活性化・効率化
③行政や民間事業者等の様々な主体の安全安心の取組の推進
④都民の安心感の向上
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安全安心に関する情報発信の現状と課題
(1)現状
都、警視庁、区市町村では、ウェブサイト、ツイッター、広報紙等により様々な防犯情報等を発信
(2)課題
・ 警察・行政で発信する情報は、数字や表、文字等による片方向の発信が多い
⇒ 必ずしも受け手が容易に理解できる内容となっておらず、受け手の理解や行動を意識した内容、見
せ方、媒体等の工夫とともに、将来的には SNS 等を活用した双方向の発信の促進が必要
・ 区市町村・警察署による情報発信の内容は、地域の犯罪情勢等に応じて異なり多様
⇒ 都が警視庁と連携して、区市町村等の情報発信を補完・強化し、都内の防犯情報等を総合的・広域
的に発信するほか、区市町村への情報支援が必要
・ インターネットや ICT 等の技術開発の促進により、オープンデータ等を活用して新たな主体による
公共サービス提供の可能性
⇒ 安全安心に関しても、公共データの公開等を進め、多様な主体における防犯対策を促進
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情報発信・共有をめぐる新たな動向
(1)オープンデータによる情報発信
・ 公共機関が持つデータの利用を可能とすることで、新たな価値を創出する運動が進展
(英国 police.uk や大阪市ウェブサイトでの犯罪発生情報の公開 等)
(2)Web-GIS を利用した住民との情報共有
・ 警察・行政機関のウェブサイトで住民に対する情報発信に用いられているほか、近年は行政と住民
との間の情報共有にも活用(千葉市の「ちばレポ」 等)
(3)大学・研究機関等との連携
・ 行政や警察が大学等と連携し、犯罪発生データの共有・分析により、効果的な治安対策を実施
(京都府警の「京都府犯罪抑止対策研究会」、福岡県警の「犯罪予防研究アドバイザー」 等)
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東京都における今後の取組
犯罪被害のリスクの低減のための一つの手段として情報の発信・共有を捉え、情報の共有により得られ
る効果や、情報発信・共有のためのインフラ整備のコスト、情報がもたらすリスクや負の効果等を整理し
議論した上で、情報発信・共有を戦略的に進める必要
(1)都の役割
・ 地域における安全安心を強化するため、自助・共助の取組促進の手段の一つとして、都民や防犯ボ
ランティア団体等の取組に有用な情報を効果的に発信して支援するとともに、警察、行政、民間事業
者等が連携して施策を進められるよう、情報共有の仕組みを作る必要
(2)都における安全安心情報の発信・共有
ア 都民や防犯ボランティア団体等への情報支援
・ Web-GIS を活用し、ウェブサイト「大東京防犯ネットワーク」を再構築
・ 情報が対象に確実に届くような利用媒体の検討
イ 都として発信すべき犯罪情報
・ 都内で被害の多い犯罪や強化すべき対策(特殊詐欺や子供の安全対策等)に関して、警視庁と連携
し広域的に関連情報を発信
ウ 関係機関との連携強化・施策の推進
・ 警察、行政、関係機関等が連携して効果的に取組を進めるため、取組状況や課題等を共有するとと
もに、新たな主体による防犯の取組を促すため、公共データの公開・活用を推進