第14回目Note

講義日程
http://www.osakac.ac.jp/labs/s-jeong/mechakine1
第1回: 機械と機構
第2回: 機素と対遇、対遇の自由度と分類
第3回: 機構と機械の自由度
第4回: 連鎖と連鎖の置き換え
第5回: 運動とベクトル
第6回: 瞬間中心と3瞬間中心の定理
第7回: 速度の解析
第8回: 加速度の解析
第9回: 学修達成度中間評価
第10回: リンク機構とその分類、4節回転連鎖
第11回:スライダクランク連鎖1
第12回:スライダクランク連鎖2
第13回:両スライダクランク連鎖
第14回:特殊リンク機構
第15回:学修達成度最終評価
講義目標
1. 特殊リンク機構の種類と動作について理解する
3.4 特殊リンク機構
a. 倍力機構(1)
リンク機構の死点を利用し、原動節の小
さい力を大きな力として取り出す機構
点Rを回転中心とした場合、
Q点における速度
P点における速度
瞬間中心
角速度ωは同じなので、整理すると、
速度は回転中心からの距離に比例
Q点での力でR点に発生するトルク
R点での力でR点に発生するトルク
R点でのトルクは同じなので、整理すると、
力は回転中心からの距離に反比例
力と速度は反比例
S点、P点での速度と力を考えると、瞬間中心がObであることを考慮すると、
が小さくなるほど
は大きくなる
a. 倍力機構(2)
節Dの瞬間中心
瞬間中心における
回転角速度は同一なので
𝜔
𝑂𝑑
整理すると、
𝑣𝑒
速度は距離に比例
力は、距離に反比例なので
𝑂𝑑 𝐸が小さければ、𝑓𝑒 が大きくなる
c. 平行運動機構
一組以上のリンクが常に平行を保ちながら変化する機構
■ パンタグラフ
c. 平行運動機構
d. 直線運動機構
(i) 厳正直線運動機構
■スコット・ラッセル機構
■ポースリエの機構
■ワットの蒸気機関
d. 直線運動機構
(ii) 近似直線運動機構
■スコット・ラッセルの変形機構