地域社会の生物多様性保全に貢献するために、 ビオトープの形成を進め

環境への取り組み
Company
地域社会の生物多様性保全に貢献するために、
ビオトープの形成を進めます。
生物多様性に対する考え方
さらに、経団連生物多様性宣言推進パートナーズに参
の保全に寄与することが本業での基本的な取り組みであ
加し、この宣言に沿って当社グループで可能な取り組み
ると認識しています。
を行っています。
静岡工場 2014 年ビオトープ造成工事
Environment
当社グループは環境負荷物質を低減して生物多様性
2011 年度の生態系調査結果にもとづき、2012 年度からビオトープの造成を進めています。2014 年度は「彩の丘」および「ドング
リの林」の整備、湿地への植栽・整備を行いました。また、エコアップ装置として大池内へ水生生物の生息空間となる沈水島を設置
しました。造成業務の他に社員およびご家族を対象に観察会を開催しました。水生生物調査として、魚類はメダカ
(絶滅危惧種ⅠA 類)
など4 種、水生昆虫類は2011 年度には見られなかったギンヤンマやハイイロゲンゴロウなどが確認されました。今後が楽しみです。
Safety
湿地造成(Ⅱ期)
ホテイアオイ除去(Ⅱ期)
2013 年 度に引き続き、オオガハス、ヤナギ類、ガマ類、コウホネ、
ショウブ、アゼナルコなどを植栽しました。
水面に繁茂していた外来種のホテイアオイの除去を行いました。
観察の主なエリア
湿地
石積み
石積み
石積み
エコスタック
の 林林林
林
ドングリのののののの
ハチオギ原
アパート
岬
エコスタック
ベンチ
Employee
草地・バタフライガーデン
ビオトープ完成予想図
タマムシの林
タマムシの
タマムシ
の林
20m
エコスタック
落ち葉や枝を入れる
木漏れ日の森
コナラ、クヌギ林へ移行
水上デッキ
バタフライ
ガーデン
東屋
階段 シンボル 階段
看板 ツリー
野鳥の森
巣箱、 台の設置
実のなる木を植樹
観察会
2014 年度は植栽および除草により
整備を継続しました。また、植栽した
植物が生育し彩りをみせています。
ビオトープへの理解や期待値を高めるために、従業員およびご家族を
対象に観察会を開催しました。これまでに造成された彩の丘や湿地を
散策し、どのような動植物が生息、生育しているのか観察しました。
ミソハギ
彩の丘散策
オミナエシ
Society
彩の丘整備(Ⅱ期)
湿地内の水生生物
視線の先には……
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環境・社会報告書 2015