用語解説(巻頭:542KB)

用
語
解
説
特定保健用食品(トクホ)
( P1、P8 )
身体の生理学的機能等に影響を与える保健機能成分を含み有効性や安全性が科学的に証明され、
消費者庁により特定の保健の用途の表示が許可された食品。
ステークホルダー( P2、P6、P26 )
民間企業など、あらゆる組織が活動を行ううえでかかわる個人・団体。利害関係者。
ISO26000( P2、P6 )
ISO
(国際標準化機構)
によって発行された、企業など組織の社会的責任に関する手引き。
地球環境大賞( P4、P17 )
地球温暖化防止や循環型社会の実現に寄与する新技術・新製品の開発、環境保全活動・事業の促
進や環境意識の啓発に取り組んだ企業、団体を対象とした顕彰制度。
ワーク・ライフ・バランス( P6、P23、P26 )
仕事と私生活のバランスをとりながら両立すること。
「カルピス酸乳」
( P8、P14 )
「カルピス」のもととなる発酵乳。脱脂した生乳に、「カルピス菌」
(乳酸菌と酵母)を加えて乳酸
発酵させたもの。
バ イ オ ジ ェ ニ ク ス( P8 )
乳酸菌やそれらがつくり出したペプチド などの成分による生体への直接的な働き。
「ラクトトリペプチド( LTP )
( P8、P14 )
」
ペプチドはアミノ酸が2個以上つながったものの総称。
「ラクトトリペプチド」は乳から生まれた3つ
のアミノ酸がつながった2種類のトリペプチド
( VPP、
IPP )の総称で、血圧降下作用が認められている。
WHO SUBI( P9 )
世界保健機関( WHO )が開発した、心の健康度や疲労度を評価する質問紙。
ミ ル ク ス テ ー シ ョ ン( P11 )
しぼりたてで安全な生乳が生産者から供給される施設。カルピス社が利用するミルクステーショ
ンは、岡山と群馬の2ヵ所。
バリューチェーン( P11 )
商品開発から原材料調達・生産・販売を経てお客さまのもとへわたるまでの一連の流れ。
HACCP( P11 )
Hazard Analysis and Critical Control Point の略。調達から出荷までの全工程で安全性を維
持するための、食の安全管理システム。
FSSC22000( P11 )
国際食品安全イニシアチブ( GFSI )のベンチマーク承認規格。食品安全マネジメントシステムの国
際規格である ISO22000と、食品製造のための食品安全に関する前提条件プログラムであるISO/
TS22002-1を統合したもの。
ISO9001( P11 )
ISO によって発行された品質マネジメントシステムに関する要求事項を規定した国際規格。
トレーサビリティ( P11 )
食品などの商品やその原材料を個別に識別し、生産から加工・流通・販売・廃棄までの過程を確
認できるようにすること。
ゲルマニウム半導体検出器( P12 )
放射性物質の種類、濃度を精密に分析できる測定器。
NaI シンチレーションスペクトロメーター( P12 )
食品中の放射性物質を簡易分析できる測定器。
脳腸相関( P13 )
脳と腸が、自律神経やホルモンなどを介して相互に作用する双方向的な関連。
ISO14001( P18 )
ISOによって発行された環境マネジメントシステムに関する要求事項を規定した国際規格。
エネルギー原単位( P18 )
エネルギーに関する生産効率を表す指標であり、単位量の製品を生産するのに必要なエネルギー量のこと。
アセプティックライン( P18 )
無菌充填製造ライン。高温殺菌とそれに伴う冷却水が不要で、水使用量を抑えられる。