香川県国土強靭化地域計画有識者会議(第1回) 委員指摘事項対応表 委員指摘事項 1 対応案 高 潮 の 発 生 と 100年 に 一 度 の 風 水 害 に よ る 氾 濫 が 同 時 に 発 生 す る 「最悪の事態」を想定し、大規模な地震・津波の発生直後に大規 よ う な 状 況 も 想 定 す る 方 が 、あ っ て は な ら な い 最 悪 の 事 態 の イ メ ー 模な風水害が発生するような複合的な被害など想定した計画とし ジとなるのではないか。 ている。 【 資 料 2 ・ P7】 ・香 川 県 内 で 地 震 が 発 生 し て も 憂 い を 無 く し 、他 県 を 助 け る だ け の 2 余裕を持てるよう、耐震化率などをハイレベルにする必要がある。 県 で は 、ま ず は 昭 和 5 6 年 以 前 に 建 築 さ れ た 建 物 を 耐 震 化 す る こ ・住 宅 の 耐 震 化 に つ い て も 昭 和 5 6 年 以 降 の 基 準 に 適 合 し て お け ば と を 目 標 と し た 耐 震 改 修 を 促 進 す る 必 要 が あ る と 考 え て お り 、ご 指 い い も の で な く 、木 造 住 宅 に つ い て は 国 が そ の 後 に 新 た な 仕 様 を 出 摘の点については、計画の見直しの中で検討したい。 【 資 料 2 ・ P16】 し て お り 、そ の 間 の 建 物 の 耐 震 性 に つ い て は 、国 土 強 靭 化 の 中 で は 、 再度耐震性を考える必要があると思う。 3 都市火災などでは避難時に如何に要支援者を地域コミュニティ ( 2 ) 住 宅 ・ 都 市 、〈 避 難 等 の 体 制 の 整 備 〉 で 、 高 齢 者 、 障 害 者 ー が 助 け て 避 難 さ せ る か と い っ た 、人 命 を 守 る と い っ た 部 分 で の ハ 等 、避 難 行 動 要 支 援 者 に 対 す る 対 策 を 記 載 し て お り 、 避 難 行 動 要 支 ー ド で は 補 え な い 部 分 を 、い か に ソ フ ト で 補 う か と い っ た 記 述 も 重 援者名簿の作成や消防機関や自主防災組織への情報伝達体制の整 要 備を図ることとしている。 強靭化地域計画は自助、共助を含めた県、企業、県民が行う対策 4 が必要である。 脆 弱 性 評 価 に つ い て は 、主 語 が あ っ た 方 が 企 業 や 県 民 の 方 も 自 ら も主体であると分かり易いのではないか。 四 国 の 防 災 拠 点 と し て の 観 点 か ら 、今 回 の 評 価 で は 脆 弱 性 の 評 価 5 を 行 っ て い る が 、逆 に 強 み の 部 分 に つ い て も 評 価 を 行 っ て も い い の ではないか。 【 資 料 2 ・ P17】 脆弱性評価及び推進方針において、項目ごとに「県民、事業者、 行政」の主体を記載している。 【 資 料 1 、資 料 2 】 本 県 は 、南 海 ト ラ フ で 発 生 す る 最 大 ク ラ ス の 地 震・津 波 が 発 生 し た 場 合 で も 、他 の 四 国 3 県 と 比 較 し て 相 対 的 に 被 害 が 少 な い こ と が 想定されていることから、「四国の防災拠点としての機能を確保」 できることを本県の強みとした計画としている。 - 1 - 【 資 料 2 ・ P33】 「 計 画 に 盛 り 込 む べ き 県 の 特 徴 」と し て 四 国 の 防 災 拠 点 と し て の 6 機 能 を 上 げ て い る の だ か ら 、『 事 前 に 備 え る べ き 目 標 』と し て 、9 番目に四国の防災拠点としての機能を果たすことを加えてはどう か。 7 8 【 資 料 2 ・ P11】 が 重 要 で あ る と 思 う 。ど う 市 町 を 指 導 し て 自 主 防 災 組 織 を 活 性 化 さ に お け る 自 主 防 災 組 織 の 重 要 性 を 記 載 し 、組 織 の 結 成 や 人 材 育 成 の せるか部分の記載が少ない。 対 策 を 講 ず る べ き 旨 を 記 載 す る と と も に 、自 主 防 災 組 織 に よ る 様 々 ・自 主 防 災 組 織 な ど の 人 材 育 成 と い っ た 部 分 を 詳 し く 記 載 し て も い な地域活動団体との連携強化や防災訓練に努めることを記載して いのではないか。 いる。 強 靭 化 で は 、対 応 す べ き こ と が た く さ ん あ り 、一 度 に は 出 来 な い ので、今後の作業では重点化する作業を行うことになる。 【 資 料 2 ・ P19】 「 Ⅴ 香 川 県 の 国 土 強 靭 化 の 推 進 方 針 」の 中 で 、 本 県 が 直 面 す る リ ス ク を 踏 ま え た う え で 計 画 の 推 進 を 行 う た め 、「 人 命 の 保 護 」 を 最 優先とした重点化すべきプログラムを選定している。 【 資 料 2・P11】 織 体 制 と な っ て い る が 、計 画 策 定 後 は 、毎 年 チ ェ ッ ク し て い く 執 行 「Ⅵ計画の推進と不断の見直し」1・(2)では「推進体制」に つ い て 記 載 し 、庁 内 に 設 置 し て い る「 国 土 強 靭 化 地 域 計 画 推 進 本 部 」 を中心とした全庁横断的な体制に加え、市町、他県、国と連携し、 計画を推進することとしている。 島 し ょ 部 に お い て 大 き な 災 害 が 発 生 し た 場 合 、物 資 、 援 助 の な い 状 態 で も 自 力 で 生 き 残 れ る よ う 、自 助 の 努 力 に つ い て も 記 載 し て い くべきである。 11 該当する項目を抜粋し再掲した。 ( 2 )住宅・都 市 、〈 自 主防 災 組 織 の活 動 体 制 の強 化 〉で 、地 域 管理体制が必要。 10 を 確 保 す る 」を 追 記 し 、起 き て は な ら な い 最 悪 の 事 態 の 各 項 目 よ り 、 ・自 主 防 災 組 織 の 活 動 を は じ め と す る ソ フ ト 対 策 を 充 実 さ せ る こ と P D C A サ イ ク ル を 回 し て い く こ と が 必 要 。現 在 は 計 画 策 定 の 組 9 『事前に備えるべき目標』に「9:四国の防災拠点としての機能 本 県 の 特 徴 的 な 施 策 と し て 、『 島 し ょ 部 等 に お け る 大 規 模 災 害 対 策』を記載しており、自立的な避難活動や備蓄倉庫、通信設備の整 備 を 図 る こ と を 目 標 と す る と と も に 、本 土 と の 連 携 や 救 助 救 援 体 制 の整備も併せて図るよう対策を記載している。 県と市町の連携、企業と行政の連携、企業間の連携、他県との連 携も重要と考えている。 【 資 料 2 ・ P36】 横 断 的 分 野 の 推 進 方 針 の 中 で 、「 広 域 連 携 」 に 対 す る 方 針 を 記 載 し、防災関係機関相互の連携はもとより、市町間、企業間及び他県 との連携の必要性を記載している。 - 2 - 【 資 料 2 ・ P38】 【 資 料 2 ・ P32】
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