食味成分分析 Technology ●牛肉の 「おいしさ」 に注目した種雄牛づくりのた 遺伝子型検査と 繁殖技術の研究開発 め、平成22年から研究開発を進めています。 成分分析 統計解析 最新技術を駆使したDNA型検査 候補種雄牛の おいしさの評価 ●牛の親子判定のためのDNA型検査及び遺伝的不 良形質等の特定遺伝子型検査を実施するととも に、豚、犬のDNA型等の検査を行っています。 ●当団は牛の親子判定技術の国際認証を受けている 我が国唯一の機関で、2種類の技術 (MS, SNP) ●また、牛肉の味、香り、食感などによる牛肉のお で認定されているのは23認定機関のうち、7機関 いしさを総合的に評価する試みを行っており、牛 し か あ り ま せ ん。こ の 認 証 の 審 査 基 準 と な る 肉を焼いたときにだけ出現する成分を捉えること 2014年国際比較試験において牛のほか豚MS及 に成功しました。 び犬MSで最高の技術レベルを表す “ランク1” に 格付けされています。 牛の親子判定 牛の卵性判定・フリーマーチンの判定 牛の遺伝的不良形質・特定遺伝子型検査 牛バンド3欠損症【B3】 黒 毛 和 種 牛第13因子欠損症【F13】 牛クローディン16欠損症【CL16】 牛チェデアックヒガシ症候群【CHS】 繁殖技術の研究開発 ●人工授精用精液の受胎率向上、効率的生産に関す 眼球形成異常症【MOD】 る研究開発を推進するとともに、 の一層 IARS異常症【IARS】 の品質向上、生産効率の改善に取り組んでいます。 前肢帯筋異常症【FMA】 ●体外受精卵の品質向上に向けた技術開発及び高付 牛モリブデン補酵素欠損症【MCSU】 牛MSHR遺伝子型【あか毛因子】 牛SCD遺伝子型【不飽和脂肪酸関係】 ホルスタイン種 牛白血球粘着性欠如症【BLAD】 加価値化を目指した研究に取り組んでいます。 凍結精液の品質検査 ●種雄牛センターで生産された凍結精液の品質を定 牛複合脊椎形成不全症【CVM】 期的に検査しています。 単 蹄【MF】 牛短脊椎症(ブラキスパイナ) 【BY】 牛MSHR遺伝子型【あか毛因子】 運動解析装置を用いた 精子活力の検査 分析型フローサイトメーターによる 精子活性能等の検査 − 13 −
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