【No. 26】 我が国の農村環境保全・整備に関する記述として最も妥当

【No.
26】 我が国の農村環境保全・整備に関する記述として最も妥当なのはどれか。
1. 農村環境保全・整備に当たっては 将来の維持管理などを含めて地域住民と十分な話合いを行
うことが望ましいが
住民や関係団体などの間に生じる紛争を避けるために 調査
計画段階で
は住民の関与を避ける必要がある。
2. 平成9年に施行された環境影響評価法によって
土地改良事業の実施に際して
に配慮することとされた。その具体的な指針として
国は
環境との調和
農村地域の環境保全に関する基本計
画である 田園環境整備マスタープラン」を定めることとなった。
3. 環境との調和に配慮する手法の一つとして
回避
最小化
修正(矯正) 軽減/除去
代償の
ミティゲーション5原則による事業実施が挙げられる。
4. 一般に
獣類
魚類などの生物の保全には
種の保存に配慮するため
生物の移動を抑制し
点的な生息・生育環境を確保することが重要である。
5. ビオトープとは
人為が加わっていない自然環境のことをいい
水田や牧草地などの農業生産
空間は含まれない。
【No.
27】 農業・農村の多面的機能とその評価に関する記述として最も妥当なのはどれか。
1. 農業・農村の多面的機能としては 国土の保全
観の形成
文化の継承などの
挙げられ
これらの機能による効果は
水源のかん養
生物多様性の保全
良好な景
農業生産活動や農村での暮らしを通じて発揮される様々な機能が
地域住民を始め広く国民全体に及ぶものである。
2. 多面的機能の具体的評価に当たっては
代替法
トラベルコスト法などの主要な手法があるが
CVM (仮想状況評価法) スクリーニング
同一の多面的機能の対象を評価する場合
どの手
法で行っても貨幣評価の算定結果は変わらない。
3. 代替法とは
の方法の利点は
自然環境や景観のような非市場財の価値を住民などに直接尋ねる方法である。こ
サービスや利用を前提としない財の評価が可能なことである。
4. CVM (仮想状況評価法)とは
評価対象と同様な機能をもつ
よって評価する方法である。この方法の利点は
他の市場財が生み出す価値に
評価額の推定が容易で直感的に分かりやすいこ
とである。
5. トラベルコスト法とは
環境などの資源の存在が周囲の地価や賃金に与える影響を基に価値を
評価する方法である。この方法の利点は
情報入手コストが少なく
タを活用できることである。
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地代
賃金などの市場デー
【No.
28】 再生可能エネルギーに関する記述A∼Dのうちから
妥当なもののみを挙げているのは
どれか。
A. 再生可能エネルギー源である太陽光
水力
風力
地熱は
発電時や熱利用時に
地球温暖
化の原因となる CO をほとんど排出しないという特徴をもつ。
B. 平成 24年に
者は
再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT 制度)がスタートし
再生可能エネルギー源を活用して発電された電気を
一定の期間
電気事業
一定の価格で買い取
ることが義務付けられた。
C. 我が国の総発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合は
程度である。そのうち
4分の3は水力によるものであり
平成 22年度において 20%
残りの4分の1は太陽光
風力
バイオマスなどによるものである。
D. 水力発電のうち小水力発電は
従来より水利権の制約を受けずに農業用水を利用でき
に季節を問わずに安定して発電できるため
1. A
B
2. A
C
3. B
C
4. B
D
5. C
D
一般
再生可能エネルギーの中で最も普及が進んでいる。
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