慎重姿勢ながらもタイミングとしては今週が押し目買いの好機に 日経平均

Weekly Market Research Report
2015年8月31日号
今週の
POINT
国内株式市場
慎重姿勢ながらもタイミングとしては今週が押し目買いの好機に
今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 -
ダスキン【 東証1部 4665 】ほか
テーマ別分析
特区改正法が施行、注目の成長戦略関連銘柄
話題のレポート
売られ過ぎの内需株に注目
スクリーニング分析
叩き売られた新興市場銘柄の反発を期待
日経平均と比較すると戻りが弱いマザーズ指数
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Market
1
展望
今週の市場見通し
Vol. 133 Weekly
2015 08 31
国内株式市場
マーケット概観
3
新興市場
4
米国株式市場
2
3
マーケットを読む
今週の分析銘柄
為替市場
米ドル/円予想レンジ
6
債券市場
債券先物・長期国債利回り予想レンジ
6
今週のポイント
7
日経平均株価
8
FISCO Selection
読者の気になる銘柄
テクニカル妙味銘柄
4
5
カテゴリー考察
5
イメージ ワン〈2667〉JASDAQ
9
データホライゾン〈3628〉東証マザーズ
10
ダスキン〈4665〉東証 1 部
11
アグロ カネショウ〈4955〉東証 1 部
12
CYBERDYNE〈7779〉東証マザーズ
13
ホクシン〈7897〉東証 1 部
14
イオンディライト〈9787〉東証 1 部
15
泉州電業〈9824〉東証 2 部
16
シャープ〈6753〉東証 1 部
17
アイフル〈8515〉東証 1 部
17
シュッピン〈3179〉東証マザーズ
18
アイネット〈9600〉東証 1 部
18
テーマ別分析
19
スクリーニング分析
20
先週の話題レポート
21
信用需給動向
22
連載コラム
2
23
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今週の市場見通し
国内株式市場 マーケット概観
慎重姿勢ながらもタイミングとしては今週が押し目買いの好機に
■日中の高安の幅が 1000 円を超える乱高下に
べている。もっとも、先週発表された 4-6 月 GDP 改定値を受け
た反応を見る限り、9 月利上げ再開としても、不透明感の払拭
先週の日経平均は波乱の展開となった。チャイナ・ショック
といったアク抜けに向かわせる可能性が高いとみておきたい。
が世界的な景気減速への懸念へと拡大するなか、週明けの日経
平均は今年最大の下落幅となった。さらに世界連鎖安へと拡大
■資源・エネルギー、素材関連などへの見直し
するなか、8 月 24 日の米国市場で NY ダウの下げ幅が一時 1000
ドルを超えたほか、VIX(恐怖指数)は 50 を超え、リーマン・
さらに、中国については PMI の発表を控えているものの、抗
ショック後の最高を更新した。米国では大量の売り注文等の影
日戦勝記念日を前に、当局による株価下支えなども意識されや
響によりシステムが 1200 回以上中断する混乱となった。この
すいところである。楽観視は出来ないものの、一先ず落ち着き
流れを受けた25日の日経平均は日中の高安の幅が1000円を超
をみせてくるとみておきたい。中国の落ち着きや原油先物相場
える乱高下に。その後、震源地の中国では追加の金融緩和政策
など商品相場の底入れ機運を背景に、先週後半あたりから動意
が発動され、ようやく落ち着きを取り戻すなか、週末にかけて
をみせてきていた、鉄鋼、鉱業、卸売、石油石炭といった資源・
は原油相場など商品市況の落ち着きもみられ、日米欧各国とも
エネルギー、素材関連などへの見直しの流れが強まる可能性が
急速なリバウンドをみせている。
ありそう。その他、同様にリスク回避の流れから利食い売りに
押されていた電子部品などについても、見直しが意識されるほ
■米国の利上げ開始時期への思惑等が相場の変動要因に
か、翌週には米アップルのイベントが開催される予定であり、
押し目拾いの流れが強まる可能性がありそうだ。
今週は 9 月 1 日に中国製造業 PMI(購買担当者景気指数)や
4 日には 8 月の米雇用統計(予想は非農業部門雇用者数が 21.8
■レイバーデー明け後の海外資金流入を織り込む
万人増、失業率が 5.3%)を控えていることから、引き続き中
国の動向や米国の利上げ開始時期への思惑等が、相場の変動要
その他、経済指標では 31 日に 7 月の鉱工業生産指数、9 月 1
因になりそうである。足元の急落によって米国では 9 月の利上
日に 4-6 月期の法人企業統計調査、8 月の米 ISM 製造業景況指
げは無いとの見方が大勢を占めてきている。とは言え、4-6 月
数が予定されている。2 日には米地区連銀経済報告(ベージュ
GDP 改定値の上振れ等もあるなか、ベージュブックや、週末の
ブック)のほか、3 日には欧州中央銀行(ECB)金利政策、8
雇用統計が近づくにつれて、慎重姿勢が高まる可能性がありそ
月の米 ISM 非製造業景況指数などが控える。
うだ。
なお、
翌週 9 月 7 日の米国市場はレイバーデー
(労働者の日)
米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は先週末に、海外
の祝日となる。ここまでは多くの海外投資家は夏季休暇に入っ
の経済情勢に懸念すべき兆候が出ていることや金融市場が不
ているとみられる。レイバーデー明け後は、改めて利上げ再開
安定になっていることに配慮すべきだと述べ、9 月利上げへの
時期への思惑等が交錯するほか、日本市場への資金流入も増え
可能性をトーンダウンさせた。一方で、米ワイオミング州ジャ
てくるだろう。9 月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までは動
クソンホールで開催されている年次経済シンポジウムに出席
きづらいものの、不透明感払拭によるアク抜けを想定するな
したフィッシャー米連邦準備制度理事会(FRB)副議長は、9
か、今週が押し目買いの好機になりそうだ。
月に利上げを開始するかどうかについては、今も検討中だと述
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今週の市場見通し
国内株式市場 新興市場
リバウンド基調が続き堅調な展開か、アクアラインなど 3 社 IPO
■目先は出遅れ銘柄の水準訂正を狙った物色が中心に
マザーズ指数
今週の新興市場は、リバウンド基調が続き堅調な展開とな
ることが想定される。ただ、前週のリバウンド相場をけん引
した主力テーマ株の一角は伸び悩んできており、更なる上昇
にはもう一つ買い材料が待たれるところ。目先は出遅れ銘柄
の水準訂正を狙った物色が中心となるだろう。
9月10日にも日本郵政グループの上場が承認される見通し
との観測が伝わり、関連銘柄が動意を見せている。新興市場
ではソフトフロント<2321>や日本創発グループ<7814>とい
ったところに関心が向かっているが、日本郵便への導入実績
があるテラスカイ<3915>などにも注目しておきたい。なお、
今週は8月31日にトリケミカル研究所<4369>、ACCESS<4813>、
9月2日にピープル<7865>、9月3日に日本スキー場開発
<6040>、9月4日にアイル<3854>などが決算発表を予定してい
る。
ソフトフロント<2321>
■今週マザーズ上場の3社は堅調な初値形成へ
IPO関連では、8月31日にアクアライン<6173>、9月2日にベ
ステラ<1433>、STUDIOUS<3415>がいずれもマザーズへ新規上
場する。3社ともに堅調な初値形成が期待される。また、ピ
クスタ<3416>、アイビーシー<3920>のブックビルディングが
続くほか、ブランジスタ<6176>が新たに開始される予定とな
っている。なお、先週は9月16日にマザーズへ上場予定だっ
たネットマーケティング<6175>の上場取り止めが発表され
ている。
円
トリケミカル研究所<4369>
円
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今週の市場見通し
米国株式市場
雇用統計に注目
計、そして今週以降の金融市場の動向が焦点となるだろう。
■先週の動き
月初となることから多くの経済指標の発表が予定されて
週初から中国株式相場が大幅続落となり、売りが先行。ダ
いる。8 月 ISM 製造業景況指数(1 日)
、8 月 ADP 雇用統計(2
ウは寄り付き後から一時 1000 ドルを超える急落となったも
日)
、8 月 ISM 非製造業景況指数(3 日)
、8 月雇用統計(4 日)
のの急速に買い戻しが入り、一旦前週終値に約 100 ドルに迫
などの発表などが控えている。雇用統計は、失業率が 5.3%
る水準にまで回復した。しかし商品相場の大幅下落を受けて
への低下、非農業部門雇用者数は 21.8 万人増が予想されて
再び下落、ダウとナスダックは年初来最安値を更新した。週
いる。また、FOMC での基礎資料となる地区連銀経済報告(ベ
半ばに入り、中国人民銀行が政策金利や預金準備率の引き下
ージュブック)が 2 日に発表予定となっている。
げを発表したものの、出来高が急速に膨らむなかでダウは大
企業決算ではディスカウントストアのダラー・ツリーが 1
きく乱高下した。その後、中国人民銀行が 1400 億元の短期
日に決算発表を予定している。また、来週 9 日に予定されて
流動性オペを実施したほか、ダドリーNY 連銀総裁が 9 月利上
いるアップルの新製品発表イベントが近づくに従って、新型
げに消極的な発言をしたことをきっかけに大幅上昇となっ
iPhone や新型 Apple TV などへの期待が高まりそうだ。また、
た。週末にかけては、中国株式相場の反発で、アジアや欧州
新型 Apple TV の発表に併せて新たなストリーミングサービ
の主要株価が全面高となったほか、4-6 月 GDP 改定値が好感
スが発表されるとの噂もあるが、ケーブルテレビ会社の CBS
され堅調推移となったが、フィッシャーFRB 副議長の発言で
やメディア企業の21 世紀フォックスなどとの交渉が難航し、
早期の利上げ観測が再燃、軟調推移となった。結局、週を通
コンテンツを揃えられていないとの報道もあり、今回の発表
じて主要株価は上昇した。
は見送られる可能性が高そうだ。
先週の株式相場ではダウ平均株価が一時 1000 ドル安とな
ったほか、世界的な株安が進行した。素材やエネルギーなど
■今週の見通し
商品相場の影響を受けるセクターはあるものの、中国経済・
中国の景気減速を受けた株式市場の乱高下、商品価格の下
金融市場が米国企業全体の業績に与える影響は限定的であ
落、ドル高などを背景に世界経済の減速懸念が強まるなか、
り、漠然とした不安感が投資家心理に影響しているようだ。
9 月 16-17 日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で利
しかし、S&P500 構成銘柄の 2015 年予想株価収益率(PER)は
上げが決定されるかどうかに注目が集まっている。7 月の
約 17 倍、2016 年は約 15 倍と概ね過去の長期的な平均水準で
FOMC 議事録では利上げ開始の環境が整いつつあるとの認識
あり割高感はない。配当利回りもそれぞれ 2.2%、2.3%とな
を示したが、追加情報を見極めたいとして慎重な姿勢は崩さ
っており、10 年物米国債利回りの 2.2%と同じ、又は上回る
なかった。4-6 月期 GDP 改定値や雇用関連、住宅などの経済
水準だ。今回の調整は長期的に見て魅力的な買い場になると
指標は概ね良好となっており、4 日に発表される 8 月雇用統
考えられる。
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今週の為替/債券市場見通し
為替/債券市場
為替市場
米ドル・円 予想レンジ
今週のドル・円はもみあいか。米利上げ時期は 10 月以降に
なるとの観測が広がっており、9 月利上げ観測は大きく後退し
た。年内利上げの可能性は残されており、日米金利差の拡大を
期待したドル買いが大幅に縮小することはないと予想される
が、中国経済の不透明感で積極的なドル買いは手控えられる見
通し。4 日発表予定の 8 月米雇用統計が予想以上に強い内容で
なければ、9 月利上げへの期待が再び高まる可能性は低いとみ
られる。
【8 月米雇用統計】(9 月 4 日)
米連邦準備制度理事会(FRB)が雇用情勢を最重要視してい
ることから、8 月雇用統計は 9 月利上げの有無についての最後
の見極め材料となりそうだ。市場予想は+21.8 万人程度。非農
業部門雇用者数が 20 万人以上の増加ならば、まずまず良好と
債券市場
119.50
~
123.50
円
言えそうだが、予想通りの数字であれば 9 月利上げ観測は大き
く後退し、ドルは上げ渋るとみられる。ただし、市場予想を大
きく上回った場合は 9 月利上げ期待が高まり、リスク選好的な
ドル買いが強まる可能性があるので注意したい。
【G20 財務相・中央銀行総裁会議】(9 月 4 日-5 日)
9 月 4 日-5 日にトルコ・アンカラで G20 財務相・中央銀行総
裁会議が開催される。市場参加者の間では今回の G20 会合で
は、中国やブラジル情勢が議題に上るとの見方が出ている。米
国の金融政策(利上げ)について議論されるとの声も聞かれて
いるが、中国経済の現状や今後の見通しに関する中国側の見解
も注目されている。内容次第では主要国の株式相場や主要通貨
の動向に大きな影響を与える可能性がある。
債券先物予想レンジ
長期国債利回り予想レンジ
■先週の動き
債券相場は伸び悩み。週前半は世界同時株安や円高進行を受
けてリスク回避の債券買いが活発となった。中国、欧米の株安
を意識して債券先物は24 日の夜間取引で148 円29 銭まで買わ
れた。中国人民銀行は 24 日に追加緩和を決定したが、米国株
は 24 日も続落した。
しかしながら、27 日の上海総合指数は急反発し、この動き
を好感して欧米株式市場は全面高となった。主要国の株価反転
を意識して債券先物の上値は重くなり、28 日の取引では 147
円 82 銭まで反落し、147 円 89 銭でこの週の取引を終えた。
なお、25 日に行われた 40 年国債入札では、最高落札利回り
が 1.5350%、応札倍率は 2.30 倍となった。最高落札利回りは
事前予想をやや下回った。
円
147.50
円
~
148.10
円
0.35
%
~
0.41
%
■今週の見通し
来週の債券相場は伸び悩みか。中国株(上海総合指数など)
と 10 年国債入札の結果を見極める展開となる。中国株高が続
いた場合、リスク回避的な債券買いは縮小する見込み。
10 年国債の入札状況は、外部環境の変化に左右される可能
性がある。株高・円安の相場展開となった場合、10 年国債入
札は低調な結果となり、債券先物は弱含みとなりそうだ。
債券先物は 147 円台後半でもみあいか。株高・円安の展開と
なった場合、147 円 50 銭近辺まで債券先物は反落する可能性
がある。
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マーケットを読む
今週のポイント
主力株のリバウンドはいったん一巡で、海外経済指標見極めへ
株価急落のスタート前である 8 月18 日の終値は 20554 円、直
近安値は 17714 円、週末までの上昇で、この下げ幅の半値戻し
は達成する形となっている。今週は米国で主要な経済指標の発
表が相次ぐほか、中国では PMI の発表も予定されている。とりわ
け、米雇用統計に関しては、9 月の利上げ実施の有無を大きく
左右するものにもなり、状況を見極めたいとする動きが優勢にな
ろう。いったんは安値からの半値戻し達成で、リバウンドの動き
も一巡と想定する。
市場の焦点は、主力大型株のリバウンドから材料株へとシフト
していく可能性が高いが、主力株のなかでは、相対的に戻りが
鈍い資源関連などは商品市況の反発力次第で関心が続く公算
も。また、8 月の月次発表が本格化する小売株なども個別で注
目されそうだ。自動車株は米自動車販売の動向がカギを握ると
みられ、中国の経済指標が安心感を強めさせるものであれば、
鉄鋼株や機械株などにも期待値は高まろう。なお、31 日には東
芝の決算発表が予定されている。
材料株では、週末に人気化したリニア関連への関心が続くか
注目される。週末の報道からは地熱発電関連銘柄などにも関心
が向かっていく可能性がある。また、名実ともに 9 月相場入りす
ることで、中間配当権利取りの動きなども強まる余地はあろう。日
経平均の定期入れ替え発表が接近していることなどにも注目し
たい。
先週の日経平均は乱高下、前週の地合いを引き継いで、週
前半は一段と下げ幅を広げる形となったが、週後半にかけては
リバウンドに転じる展開となった。中国発の世界株安の流れを受
けて、週初の 24 日は 895 円安、7 月 9 日の直近安値を割り込ん
だ。下落幅は 2 年 3 ヶ月ぶりの大きさとなって、東証 1 部の値上
がり銘柄数はわずか 8 銘柄にとどまった。翌 25 日も 733 円安、
この日は一時安値から 1000 円以上の上昇となったが、その後
は高値から再度 1000 円以上の下落となった。ただ、週半ばから
は、短期的な突っ込み警戒感も強まる中、中国の利下げ実施、
米国の利上げ先送り観測の強まりなどを受けて、大きく反発する
動きとなっている。一部では国内年金の流入観測も話題に。
週前半は全面安の展開、とりわけ、個人投資家の需給懸念が
強まったゲーム関連などは一斉に大幅安となった。リバウンド場
面では、メガバンクや電子部品の一角などが上昇の先陣を切る
格好となり、その後は、為替の円安反転を好感した輸出関連株、
商品市況の急反発を映して資源関連株などにも反発の動きが
広く波及していった。個別では、投資判断格上げの動き、融資
返済の前倒し完了などを材料にアイフルが賑わった。イトーキ、
リズム時計など自社株買い銘柄も週前半に逆行高。週末は、リ
ニア工事の第 1 弾契約が伝わり、リニア関連が幅広く買われる
状況ともなっている。液晶事業の売却検討報道が伝わったシャ
ープも上昇、競争緩和期待で JDI も大幅高となった。
先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く)
上昇率上位銘柄
コード
銘柄
下落率上位銘柄
終値(円)
騰 落 率 ( %)
コード
458.0
24.80
3166
銘柄
業種別騰落率
終値(円)
騰 落 率 ( %)
上位セクター
騰 落 率 ( %)
OCHIHD
1,008.0
-17.71
鉱業
2.02
1811
錢高組
3630
電算システム
2,149.0
16.98
8543
みなと銀行
237.0
-14.44
保険業
1.53
8515
アイフル
473.0
15.37
6293
日精樹脂工業
945.0
-12.98
電気機器
0.62
6375
日本コンベヤ
221.0
14.51
4286
レッグス
593.0
-12.92
その他製品
0.52
5727
東邦チタニウム
1,591.0
14.05
4845
フュージョンパートナー
506.0
-12.76
石油・石炭製品
-0.12
5122
オカモト
1,039.0
13.93
3669
モバイルクリエイト
501.0
-12.72
繊維業
-0.29
4346
ネクシィーズ
1,127.0
13.04
8201
さが美
149.0
-12.35
卸売業
-0.59
7972
イトーキ
786.0
12.93
5815
沖電線
247.0
-12.10
1852
淺沼組
327.0
11.99
7284
盟和産業
117.0
-12.03
海運業
-6.90
6097
日本ビューホテル
2,559.0
11.65
2395
新日本科学
490.0
-12.03
パルプ・紙
-4.92
3076
あい HD
2,541.0
10.43
4963
星光PMC
1,012.0
-11.77
不動産業
-4.76
6505
東洋電機製造
426.0
10.36
3762
テクマトリックス
6753
シャープ
183.0
10.24
6208
石川製作所
4767
テー・オー・ダブリュー
758.0
10.17
2379
3769
GMOペイメント
4,065.0
10.01
3880
下位セクター
騰落率(%)
910.0
-11.74
陸運業
-4.32
93.0
-11.43
ガラス・土石製品
-3.73
ディップ
2,296.0
-11.35
医薬品
-3.41
大王製紙
1,449.0
-10.83
倉庫・運輸関連業
-3.25
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マーケットを読む
日経平均株価
半値戻しは全値戻し?
■6 営業日続落で下落幅は 2813 円と 7 年ぶりの大きさ
前週(24 日-28 日)の日経平均は週間ベースでは 299.51 円の
下落となった。中国景気減速懸念や米国金利引上げに対する警
戒感などを材料に売り圧力の強い相場展開となった。日経平均
は 18 日から連日の下落となり、
6 日間での 2813 円安は 7 年ぶり
の下げ幅に。先物市場では 225 先物の商いが連日で 20 万枚を超
えるなど短期筋による仕掛け的な売買が目立ち乱高下となっ
た。ただ、中国当局による金融政策実施をきっかけに上海総合
指数が下げ止まったことで26 日の17714.30 円をボトムに反発。
週末にかけては大幅反発となり 200 日移動平均線を回復した。
市場の混乱を示す日経 VI(ボラティリティ・インデックス)
は一時 47.01p と 11 年 3 月以来の水準まで跳ね上がったが、週
末は 29.67p まで低下している。まだ、乱高下の余韻は残ってい
るものの、市場は落ち着きを取り戻しつつあると言えよう。週
末に 200 日移動平均線まで戻したことも大きな安心材料に。
急ピッチな下落に対する急ピッチな反発、いわゆる「往って
来い」のチャート形状を期待するには後 1400 円ほどの上昇が必
要だ。急落前の 17 日終値 20620.26 円から安値 17714.30 円まで
の下げ幅は 2905.96 円。半値戻しの水準は 19167.28 円と先週末
の段階で達成している。
「半値戻しは全値戻し」が意識されるか
注目だ。円建て CME 先物の終値は 19170 円で返ってきているこ
とから、週初は前日終値水準で取引を開始する見通し。ここか
ら全値戻しの20620.26円を狙うには、
個人投資家の押し目買い、
海外投資家を中心とした裁定買い、そして、年金積立金管理運
用独立行政法人(GPIF)といった年金筋などによる買いが必要
か。実際、先週の急落場面では年金筋による買いが 2000 億円入
ったとの観測も浮上していることから、こうした買い主体によ
る日本株押し上げは多少期待できよう。一部では秋に上場を控
えているゆうちょ銀行やかんぽ生命が地合い改善に向け、買い
で動くとの話も聞かれる。バスケット取引で大きな金額が観測
された場合、こうした思惑が高まり一気に上昇する可能性も。
今週は先週比では落ち着きそうだが、急落の余韻が市場にま
だ残っていることから急動意に対する警戒は必要。週末に米国
の 8 月雇用統計の発表が予定されていることで、為替市場では
米国金利引上げの時期を巡る思惑的な動きが入りそうだ。こう
した動きに先物市場が反応すると日経平均は再び上下に振らさ
れる展開となろう。市場が完全に落ち着くまでまだ時間がかか
ると見る。
一目均衡表(日経平均)
■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲)
円
8
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今週の分析銘柄 -1-
イメージ ワン〈2667〉JASDAQ
戦略特区法の施行でドローン関連として注目
■仙北市は「ドローン実証実験特区」を提案
医療情報システム、遠隔画像診断支援サービスなどの医療画
像事業や衛星画像事業を展開する。独マイクロドローンズ社製
UAV(小型無人飛行機)を手掛けており、ドローン関連銘柄として
知られる。9 月より国家戦略特区の改正法が施行されるなか、新
たに戦略特区に指定された秋田・仙北市では、国有林野を活用
した「ドローン実証実験特区」を提案しており、関連銘柄として注
目を集める展開を予想した。4 月の官邸での事件をきっかけに、
航空法改正案が衆院で可決されるなど、ドローン飛行の規制が
強化されている。特区での実験が進めば、火山監視や遭難救
助、農業など幅広い応用が期待されよう。
売買単位
100
株
8/28 終値
329
円
目標株価
440
円
業種
卸売業
■業績は2Q、4Qに四半期ベースで黒字の傾向
については収益寄与し営業赤字の改善要因となっている。過去
2 期の業績推移からは 2Q と 4Q に四半期ベースで黒字となる傾
向があるため、関連報道の増加でドローンの引き合いが増えれ
ば通期業績計画の達成も視野に入ってこよう。株価は 75 日線が
位置する 440 円をターゲットとする。
8 月 6 日に発表された第 3 四半期累計業績は営業赤字が拡大
しているが、前年同期の大型案件の剥落が主要因であり、UAV
★リスク要因
戦略特区では国産ドローンの使用が推奨される可能性も。
2667:日足
足元調整も 300 円割れ後の値固めで
底入れ感が意識されてくる。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2011/9単
1,947
-12.2%
-60
-65
-
-72
-
2012/9単
1,748
-10.2%
-61
-104
-
-278
-
2013/9単
1,459
-16.5%
25
15
-
5
150.25
2014/9単
1,480
1.4%
14
5
-66.7%
14
4.28
2015/9単予
1,500
1.4%
50
35
600.0%
30
8.70
9
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2015 08 31
今週の分析銘柄 -2-
データホライゾン〈3628〉東証マザーズ
政策関連の出遅れ銘柄として注目
■データヘルスを手掛け自治体支援で実績も
医療関連情報サービス事業を展開する。特にレセプト・健診情
報等のデータ分析に基いて健康の増進等を図る「データヘル
ス」関連サービスに注力しており、広島県呉市におけるデータヘ
ルスの取り組み支援で総務省「地域情報化大賞」を受賞するなど
実績を上げている。データヘルスなど医療の ICT(情報通信技
術)化は政府成長戦略に掲げられており、増大する医療費を抑
制するためにも喫緊の課題とされている。同社も政策関連銘柄と
して注目しておきたい。
■株価には依然出遅れ感
同社株価は 7 月後半から下落局面が続いていたが、直近の相
場急落時に一時年初来安値水準まで調整が進み、目先はリバウ
ンドを試す展開となっている。ただ、25 日線乖離率は-14%と依
然出遅れ感がある。金融市場は落ち着きを取り戻してきたもの
売買単位
100
株
8/28 終値
911
円
目標株価
1060
円
業種
情報・通信
の、なお世界的な景気減速懸念が燻り、新興市場では当面、政
策期待を背景とした物色が中心になるとみる。当面の目標株価
は 7 月 24 日高値 1346 円から 8 月 25 日安値 775 円までの下落
分の半値戻し水準となる 1060 円に設定する。
★リスク要因
足元の流動性の低さ。
3628:日足
支持線意識の 200 日線をいったん割
り込むも、長い下ひげ形成でボトム意
識。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
2,147
-2.6%
69
58
-45.3%
17
2013/3連
1,879
-12.5%
-97
-104
-
-180
-
2014/3連
2,303
22.6%
-51
-51
-
-36
-
2015/3連
1,707
-25.9%
-132
-126
-
-12
-
2016/3単予
1,700
-0.4%
50
50
-
35
10
5.05
10.06
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2015 08 31
今週の分析銘柄 -3-
ダスキン〈4665〉東証 1 部
外国人家事代行サービス年内解禁報道を材料視
■国内最大手で恩恵を最も享受できる可能性
一部で外国人を使った家事代行サービスに乗り出すと報じられ
たことで注目する。政府が国家戦略特区の大阪府、神奈川県で
同サービスを年内に解禁するもよう。給与水準を日本人とほぼ同
じにするなど外国人が働きやすい条件を整えることで、人手不足
に対応するとのこと。9 月に開かれる国家戦略特区諮問会議で指
針が決まる見通し。今後、様々な整備が進み、需要が最も多い
東京都でもサービス開始となれば、市場規模は一気に拡大す
る。同社は既に外国人留学生を清掃スタッフとしてアルバイトで
採用している。こうしたノウハウを生かすことで国内最大手の同社
は恩恵を最も享受できると考える。
売買単位
100
株
8/28 終値
2389
円
目標株価
2600
円
業種
サービス
■売り長の需給面で上げ幅拡大の可能性も
を迎え、一気に 25 日移動平均線を上抜くなど強い動きが見られ
る。8 月19日につけた上場来高値2532円突破を意識した展開を
想定。21 日時点の信用取組は 0.1 倍台と売り長の需給面が材料
視されて高値更新による上げ幅拡大も期待できよう。ターゲット
は 2600 円とする。
足元の株価は外部環境の影響もあり荒い値動きとなっている。
ただ、7 月末からの上昇分が剥落したことから仕切り直しの展開
★リスク要因
上海総合指数乱高下による投資家心理の悪化。
4665:日足
75 日線支持線に反転。25 日線回復
でリバウンド強まる。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
171,118
-3.5%
9,841
11,609
-8.0%
4,583
71.07
2013/3連
168,163
-1.7%
9,197
11,027
-5.0%
6,092
95.15
2014/3連
167,745
-0.2%
6,641
8,322
-24.5%
4,448
71.13
2015/3連
167,987
0.1%
5,067
7,083
-14.9%
3,441
56.19
2016/3連予
173,700
3.4%
5,300
6,800
-4.0%
3,700
65.16
11
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2015 08 31
今週の分析銘柄 -4-
アグロ カネショウ〈4955〉東証 1 部
改正農協法成立による競争拡大が商機に
■海外好調、研究開発費減で上期は増益着地
非全農系の農薬専業メーカー。農家密着型の経営で、果樹・野
菜向けに特化し、土壌消毒剤、害虫防除剤、除草剤などを手掛
ける。日本だけでなく海外数十ヶ国でも販売。足元第 2 四半期の
業績は、売上高が前年同期比 4.7%増、営業利益が 7.2%増と増
収増益で着地した。従来、研究開発投資が本格的に始まることを
要因に大幅減益を見込んでいたが、ダニ剤、土壌消毒剤の海外
好調、既存剤の研究開発費が大幅に減少することで、売上高は
若干減額も利益を大幅に上方修正していた。通期予想において
も利益を増額。
■改正農協法が成立、JA全中の指導権を撤廃
28 日午前の参院本会議で、改正農業協同組合法が与野党の
賛成多数で可決、成立した。全国農業協同組合中央会(JA 全中)
の監査・指導権をなくすことで、生産者と地域農協の連携を深
売買単位
100
株
8/28 終値
1048
円
目標株価
1180
円
業種
化学
め、農業の競争力強化を目指す。また、農業生産法人への企業
の出資比率の上限を 25%以下から 50%未満に引き上げること
で、農業生産法人は資本を増強、事業規模を拡大しやすくなり、
同社へも参入余地拡大として関心が高まりそうだ。目標株価は
1180 円。
★リスク要因
天候条件による農薬散布時期の逸失。
4955:日足
直近の調整同様、75 日線が支持線と
して機能する格好に。一気に 25 日線
回復でリバウンド強まる。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2011/12連
11,310
-12.5%
1,096
1,039
-14.8%
-276
2012/12連
11,917
5.4%
1,165
1,173
12.9%
655
53.80
2013/12連
13,351
12.0%
1,039
1,913
63.1%
1,356
110.79
2014/12連
13,682
2.5%
2,267
2,330
21.8%
1,667
132.92
2015/12連予
14,006
2.4%
1,838
1,964
-15.7%
977
78.82
12
-
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2015 08 31
今週の分析銘柄 -5-
CYBERDYNE〈7779〉東証マザーズ
政策期待と需給要因からもち合いレンジ上放れを想定
■ロボットとAI関連銘柄として注目
ロボット関連で注目する。先週、スパコン開発のぺジーコンピュ
ーティング社との資本提携を発表。人間の小脳と同等以上の信
号処理性能、反応速度、適応能力を実装したロボットスーツ向け
の組み込みプロセッサの開発。また、医師の指示に従う知能を
備え、職場や生活環境に柔軟に適応できる学習型汎用 AI(人工
知能)技術の共同開発を推進すると発表している。なお、政府は
成長戦略につながる政策などとして、介護分野の人手不足に対
応するため介護ロボットの開発を加速する方針である。
売買単位
100
株
8/28 終値
1484
円
目標株価
1700
円
業種
精密機器
続いていたが、先週の世界連鎖安の流れから 1200 近辺まで急
落。しかし、週末にかけては下落部分を吸収しており、需給整理
は一巡したであろう。政策期待とファンド資金流入等の需給要因
により、年初以降のもち合いレンジの突破を想定。目標株価は 4
月高値水準の 1700 円とする。
■グローバル・ロボティクス株式ファンド設定
また、8 月 31 日には「グローバル・ロボティクス株式ファンド」が
設定される。今後の成長が期待されるロボティクス関連企業の株
式を中心に投資を行なうファンドであり、中核的な銘柄として資金
流入が期待される。株価は 1450-1650 円辺りでのボックス相場が
★リスク要因
主力大型株を中心としたリバウンド相場。
7779:日足
もち合いレンジを大きく下放れたが、
早期回復で目先底を意識。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3単
341
18.0%
-865
-588
-
-590
-
2013/3単
286
-16.1%
-855
-565
-
-573
-
2014/3連
456
-
-1,154
-682
-
-688
-
2015/3連
631
38.4%
-1,766
-907
-
-915
-
2016/3連予
1,000
58.5%
-600
-
-600
-
-
13
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2015 08 31
今週の分析銘柄 -6-
ホクシン〈7897〉東証 1 部
合板価格の上昇報道で関連銘柄として注目
■国産合板は半年振りの高値水準に
住宅用の建材などに使われる中質繊維板の MDF を手掛ける。
中質繊維板は合板の代替材となる製品であるが、週末の報道で
は、国産合板の取引価格が大幅に上昇、半年振りの高値をつけ
たと伝わっている。住宅需要の回復に伴う在庫調整の進展など
が背景となっているようだ。合板価格の上昇は、代替材である中
質繊維板の市況上昇にもつながるため、同社に関しても、製品
価格上昇による今後の収益水準回復が想定されることになろう。
需要の回復傾向が強まる住宅関連の低位材料株として、短期的
な感覚でリバウンドの動きに注目したい。
■今週は材料株に関心向かいやすい局面
6 月初旬には住宅着工の回復を先取りする形で一時急騰する
など、個人投資家の関心が高まりやすい銘柄でもある。今週は
全般的なリバウンドにも一巡感が強まると見られる中、米雇用統
売買単位
100
株
8/28 終値
132
円
目標株価
150
円
業種
その他製品
計などを控えて主力株は手掛けにくく、短期資金中心の材料株
に関心が集まりやすいと判断。今期は3期ぶりの増益転換見通し
であるが、市況回復により、こうした確度は高まりつつあるとも考
えたい。7 月 28 日の戻り高値 166 円から直近安値 120 円までの
3 分の 2 戻しとなる 150 円レベルを目標株価と設定。
★リスク要因
第 1 四半期は大幅減益と足元のファンダメンタルズは低調。
7897:日足
200 日線突破を意識。25 日線クリアな
ら、調整トレンドライン転換へ。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
10,018
24.9%
230
150
-
113
3.99
2013/3単
9,971
-
434
376
-
285
10.06
2014/3単
10,901
9.3%
342
287
-23.7%
309
10.91
2015/3単
10,038
-7.9%
159
124
-56.8%
153
5.42
2016/3単予
10,000
-0.4%
200
160
29.0%
130
4.58
14
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2015 08 31
今週の分析銘柄 -7-
イオンディライト〈9787〉東証 1 部
特区関連で家事代行が見直される展開へ
■家事代行の関連銘柄として物色波及も
設備管理や警備、清掃、建設施工、資材調達など企業の周辺
業務を対象とした総合ファシリティマネジメント(FM)サービスが
主力。家事代行事業が急成長中。先週の報道では国家戦略特区
での家事代行分野における外国人就労を見越した各社の動きが
報じられ、ダスキンやパソナグループが動意付いた。今週は先
週の株価急落から戻りを試す展開が想定されるなか、同社は家
事代行サービスのカジタクを子会社化しており、家事代行の関連
銘柄として物色が波及すると予想した。カジタクは家事代行サー
ビスを「家事玄人(カジクラウド)」としてパッケージ化して、イオン
グループの小売店を中心に店頭販売している。
売買単位
100
株
8/28 終値
3795
円
目標株価
4400
円
業種
サービス
■家事支援サービス子会社の業績は堅調
トに位置づけられるカジタクは前年同期比5割弱の増収と、とりわ
け堅調であり、材料性の要素を除いても業績安心感はあろう。株
価は先週の全体相場の急落に連れ安したが徐々に値を戻しつ
つある。8 月中旬につけた直近高値水準を一先ずのターゲットプ
ライスとして設定する。
7 月に発表された第1 四半期業績は、自動販売機事業を除く各
セグメントで増収と堅調に推移している。サポート事業のセグメン
★リスク要因
同社が外国人を使った家事代行を手掛けない可能性も。
9787:日足
足元調整も 75 日線が支持線として意
識される格好。5 日線クリアで 75 日線
からの上放れへ。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/2連
219,797
28.6%
13,762
13,784
14.0%
6,912
131.81
2013/2連
248,876
13.2%
13,901
13,892
0.8%
7,509
143.15
2014/2連
257,243
3.4%
15,115
15,092
8.6%
8,161
155.54
2015/2連
266,705
3.7%
15,861
15,943
5.6%
8,725
166.17
2016/2連予
280,000
5.0%
17,000
17,000
6.6%
9,400
178.96
15
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2015 08 31
今週の分析銘柄 -8-
泉州電業〈9824〉東証 2 部
再生エネルギーの普及支援が追い風に
■独立系国内トップの電線の総合専門商社
独立系では国内トップの電線の総合専門商社。仕入先は約
250 社、在庫商品アイテムは約 2 万点に上り、それらをジャスト・
イン・タイムで届けるデリバリー体制と、在庫管理能力に強みを持
っている。販売先は約3500 社で、特定の顧客に対する依存度は
低い。商品別では、機器用・通信用電線と、電力用ケーブルの構
成比率が高い。経済産業省は再生可能エネルギーの普及のた
め、再生エネルギー事業者の送電線建設に係る資金調達の利
子負担を軽減すると伝えられており、送電線工事の増加が追い
風になりそうだ。
■9月2日に第3四半期決算を発表
第 3 四半期決算発表を 9 月 2 日に控えており、関心が高まりそ
うだ。今通期は売上高が前期比 1.8%増、営業利益が同 5.8%増
と増収増益を計画。設備投資関連の需要の盛り返しにより、機器
売買単位
100
株
8/28 終値
1865
円
目標株価
2000
円
業種
卸売
用・通信用電線の伸長を見込んでいる。また、今期は増配の計
画で、年間配当金は前期比2 円増の 36 円としている。なお、第2
四半期時点の進捗率は、売上高が 50.6%、営業利益が 49.6%。
第 3 四半期の進捗が注目される。目標株価は 2000 円。
★リスク要因
銅仕入価格の販売価格への転嫁の遅れ。
9824:日足
200 日線を大きく割り込むも、その後
長い陽線形成で早期に回復。仕切り
直しを意識。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2011/10連
64,206
24.1%
2,611
2,808
42.8%
1,583
150.26
2012/10連
65,124
1.4%
2,201
2,415
-14.0%
1,390
132.72
2013/10連
69,790
7.2%
1,937
2,268
-6.1%
1,318
125.83
2014/10連
75,931
8.8%
2,485
2,835
25.0%
1,663
158.82
2015/10連予
77,300
1.8%
2,630
2,880
1.6%
1,680
160.37
16
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Vol. 133 Weekly
2015 08 31
読者の気になる銘柄
シャープ 東証 1 部〈6753〉/液晶事業売却検討で週末上昇も買い戻しが主体か
週末には約 9%の上昇となり、1 ヵ
月半ぶりの高値水準にまで回復して
いる。
主力の液晶パネル事業を売却す
る検討に入ったと伝わり、
新たに作る
合弁会社に事業を移管、出資比率を
50%未満に引き下げる方向とされて
いる。JDI や台湾・鴻海などと協議を
進めていくもようと。
リストラによる
収益力の向上を期待する動きが先行。
ただ、足元は赤字に陥っていると
はいえ、
看板事業である液晶事業を売
却した場合、
先行きのシナリオが現状
では描きにくいともいえる。一方、引
受先の候補とされる JDI は過剰設備
が懸念され、
海外企業では技術流出の
警戒感もあって、
交渉には今後も紆余
曲折が予想されるところ。
先週末の上
昇は買い戻しの動きが主軸であった
とみられ、
ショートカバー一巡後は上
値も限定的となろう。なお、週末には
本社売却報道も伝わり、
短期的には買
い戻し優勢の展開が続く公算も。
円
(株)
アイフル 東証 1 部〈8515〉/中長期的にはさらなる事業環境好転も期待
先週は全面安の中で15%強の上昇、
東証 1 部で値上がり率 3 位となった。
週初は、みずほ証券が投資判断を「中
立」から「買い」に格上げ、目標株価
も380 円から570 円に引き上げたこと
が材料視された。ここまで買い推奨の
アナリストほとんどいなかった銘柄
でもあり、ポジティブインパクトが強
まる格好になった。翌日には、返済期
日 2020 年 4 月末とされていた 527 億
円の融資を前倒しで完済と報じられ
た。良好な資金調達環境などが確認さ
れる形になった。
短期的には過熱警戒感なども残る
状況にあるが、消費者金融業界の最大
の焦点となる過払い請求件数は、時効
の通過などで、ここ 1-2 年では劇的な
減少が想定される。規制緩和議論など
も再燃する余地があり、中期的には一
層の事業環境好転が期待でき、中長期
観点では一段の水準訂正余地がある
と考える。
円
(株)
17
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週刊相場観測誌
Market
シュッピン
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Vol. 133 Weekly
2015 08 31
今週のテクニカル妙味銘柄
東証マザーズ 〈3179〉
遅行スパン 先行スパンA 先行スパンB 基準線 転換線
200 日移動平均線を大きく下回る場面
が続いていたが、週末の反発を受けてこ
の水準を回復している(点線・四角A)
。
出来高を伴った反発となっていること
で 25 日移動平均線を意識したリバウン
ドを期待。価格帯別売買高では、商いが
多い 1600 円レベルを突破している。次
に商いが多い価格帯は 25 日移動平均線
とほぼ同じ 1800 円であること(点線・
丸B)から、この水準はターゲットとし
て意識されやすい。
アイネット
B
A
東証 1 部 〈9600〉
世界同時株安の流れを受けて、同社も
売りに押されたが、ほぼ急落前の水準ま
で戻す「往って来い」の格好となってい
る。日足の一目均衡表では、雲上限を推
移している(点線・四角A)ほか、遅行
スパンが実線を上抜いている(点線・丸
B)
。引き続き上へのバイアスが強いこ
とから、17 日の高値 1365 円更新を意識
したトレンドは継続と見る。
遅行スパン 先行スパンA 先行スパンB 基準線 転換線
A
B
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カテゴリー考察
テーマ別分析
特区改正法が施行、注目の成長戦略関連銘柄
■医療・家政/保育・ドローンに注目
今週は名実共に 9 月相場入り。先週の株価急落を踏まえて、安倍政権は改めて経済対策へ注力するとみられ、アベノミクス成長
戦略への株式市場の期待が高まる公算。そこで今週は、9 月から施行となる国家戦略特区の改正法に注目したい。
特区対象エリアは、昨年 5 月に決まっていた東京圏、関西圏、沖縄県、福岡市、新潟市、兵庫・養父市の 6 地域のほかに、今回
の改正(3 月に発表)で、愛知県(産業の担い手育成のための教育・雇用・農業等の総合改革拠点)
、宮城・仙台市(女性活躍・社
会起業のための改革拠点)
、秋田・仙北市(農業・医療ツーリズムのための改革拠点)の 3 地域が加わっている。緩和項目につい
ても今回新たに追加されているなか、フィスコが注目したいのは医療・家事/保育・ドローンの 3 分野である。
医療分野では外国人医師の受け入れが注目される。大病院以外の診療所等でも受け入れ可能になることで、仙北市では温泉を使
ったメディカルツーリズムを意識していると伝わっている。千葉県成田市では大学医学部を新設、国際医療福祉大が参入の意思を
示しているもよう。家政(家事代行)では、外国人の就労が特区内で認められる公算。先週はダスキンやパソナグループが同分野
に乗り出すと報じられた。保育では、都市公園内に保育所が開設できるようになるほか、地域限定での保育士の資格認定を都道府
県や政令市に認めるとも伝わっており、待機児童問題の解消につながろう。ドローン(無人飛行機)では、仙北市が国有林野を活
用した「ドローン実証実験特区」を提案している。火山監視や遭難救助、農業・林業などへ実用化に向けた動きが期待される。
ちなみに、国家戦略特区に指定された地域では、他の特区で認められた規制緩和策も(計画に盛り込んで承認を得られれば)共
通で活用できることから、他の特区で始まった有意義な規制緩和が別の特区に波及する可能性も意識しておきたい。
■医療・家政/保育・ドローン関連銘柄
コード
医療
2150
2191
2483
3079
3628
3902
4323
4350
4763
4820
6034
6078
7447
7777
家政/保育
1413
2178
2362
2415
2462
3577
3691
3900
4645
4665
4668
6065
9787
9792
ドローン
2331
2667
3444
3653
3669
3681
3694
6479
6758
6807
6989
7272
8226
9735
銘柄
市場
コメント
8/28終値(円)
売買代金
25日平均(百万円)
時価総額(億円)
ケアネット
テラ 翻訳センター
DVx Dホライゾン
MDV システム技術
メディシス
C&R EMシステムズ
MRT バリューHR
ナガイレーベン
3Dマトリクス
マザーズ
JASDAQ
JASDAQ
東証1部
マザーズ
マザーズ
東証2部
東証1部
JASDAQ
東証1部
マザーズ
東証2部
東証1部
JASDAQ
医師向け専門サイト「CareNet.com)」を運営
バクセル(R)など細胞医療事業を展開
外国人医師の受け入れで翻訳・通訳需要が増大へ
不整脈、虚血など向け医療機器の専門商社
レセプトデータなどをICT特許技術で分析
医療情報のネットワーク化を推進
医療ビックデータ事業JMICSを展開
医薬品等ネットワーク事業と調剤薬局事業
医師などの専門人材の総合人材サービス
調剤薬局向けのレセプトコンピューターを手掛ける
医師向け人材サービスで思惑波及も
保健事業支援、健康管理サービスの提供
看護師、医師向け等の医療白衣の専門メーカー
DDS領域における医療機器及び医薬品の開発
820
866
4,115
1,137
893
1,150
766
511
511
2,124
1,270
1,505
2,367
1,114
46.03
123.99
69.90
130.05
32.40
53.81
43.66
160.80
118.69
193.13
30.08
42.00
921.86
256.87
12.29
130.75
50.90
51.48
18.69
37.70
6.67
231.55
25.66
22.95
71.96
22.23
198.97
198.11
桧家HD
トライステージ
夢真HD
ヒューマンHD
ジェイコムHD
東海染工
リアルワールド
クラウドワーク
市進HD
ダスキン
明光ネット
サクセスHD
イオンディライト
ニチイ学館
東証2部
マザーズ
JASDAQ
JASDAQ
東証1部
東証1部
マザーズ
マザーズ
JASDAQ
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
保育・学童クラブを運営
家事代行サービスなど会員獲得型の新業種を開拓中
保育所運営・保育士派遣の子会社を有する
学童保育の民間資格チャイルドマインダー講座
保育士派遣の需要増への期待も
保育園等の受託運営を手掛ける
子育て主婦層の就業機会として家事代行への波及も
子育て主婦層の就業機会として家事代行への波及も
学研塾との共同出資で学童保育の新会社設立
家事代行サービス「メリーメイド」を展開
送迎&学習付き学童保育サービスを運営
事業所内の保育施設や認可・認証保育所を運営
傘下に家事支援サービス会社のカジタクを擁する
自治体から保育を運営受託、家事代行サービスも
1,202
1,675
775
801
961
118
1,855
670
232
2,381
1,236
1,143
3,795
910
166.02
129.54
589.13
89.32
97.17
43.00
54.21
94.66
24.45
1,516.89
351.71
60.58
2,055.73
671.76
13.30
30.02
545.14
4.05
45.75
18.42
29.16
98.75
10.38
675.64
338.83
11.21
342.42
339.57
綜合警備保障
イメージワン
菊池製作所
モルフォ
モバクリ
ブイキューブ
オプティム
ミネベア
ソニー 日本航空電子
北陸電気工業
ヤマハ発動機
理経 セコム 東証1部
JASDAQ
JASDAQ
マザーズ
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
ドローンを活用した定期点検サービス
小型無人飛行機(UAV)を手掛ける
純国産の産業用自律型無人マルチコプターを量産へ
日本原子力機構の無人機に手ブレ補正ソフトが採用
ドローンの部品性能をチェックする検査装置を開発
ドローンを活用した実証実験をパートナーと開始
ドローン対応のビッグデータ解析プラットフォーム
ハイエンドドローンのモーター向け部品など
イメージセンサー技術を活用したドローン実用化へ
ドローンにも使われる加速度センサーを手掛ける
加速度センサーを手掛ける
農薬散布などに用いられる産業用無人ヘリコプター
米ドローンシールド社と販売代理店契約を締結
ドローンを活用した進入感知、追跡システム
5,030
320
1,040
4,215
499
2,119
4,320
1,488
3,111
2,262
155
2,277
185
7,584
5,173.43
12.99
131.39
213.42
116.01
206.37
285.62
6,023.44
40,004.23
2,144.18
146.15
8,401.02
29.16
17,991.22
2,626.74
24.26
72.22
1,153.97
64.10
418.63
166.73
8,585.21
33,071.69
2,169.51
33.86
6,761.25
83.64
5,892.85
出所:フィスコ作成
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カテゴリー考察
スクリーニング分析
叩き売られた新興市場銘柄の反発を期待
■日経平均と比較すると戻りが弱いマザーズ指数
前週の東京市場はきつい下げ相場となったが、世界同時株安の震源地でもある中国では当局による金融緩和など様々な施策を実
施。市場は過度な警戒感が後退し、週末にかけてはリバウンド相場となった。買いの主体は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
とも観測されており、相対的に東証 1 部上場銘柄の上げが目立つ展開に。一方、マザーズ指数など新興市場は 7 月末からさえない
動きとなっており、日経平均や TOPIX と比べると相対的には戻りが遅いと言えよう。今週はいち早く 200 日移動平均線まで戻した
日経平均は達成感などが意識されて上げ一服となり、物色は戻りの遅いマザーズや JASDAQ 関連に出遅れ修正の動きが入ると想定
する。
そこで、マザーズ、JASDAQ の新興市場銘柄のなかで、
(1)24-28 日に年初来安値を付けた銘柄、
(2)25 日移動平均線と下方乖離、
(3)ヒストリカルボラテリティ(ここ数日の値動きを数値化したもの、高ければ高いほど値動きが軽いことを示す)が 100 以上、
(4)予想経常利益伸び率が 20%超の銘柄を抽出した。
■ボラテリティが高くリバウンド期待の好業績銘柄
コード
銘柄
3917 アイリッジ
市場
マザーズ
8/28株価
(円)
3,270.0
25日移動平均 年初来安値 ヒストリカル 予想経常利益
乖離率(%)
(円)
ボラティリティ 伸び率(%)
-30.6
2,765.0
109.14
288.9
時価総額
(億円)
89.75
6029 アトラ
マザーズ
949.0
-4.8
893.0
115.07
282.4
74.02
6048 デザインワン・ジャパン
マザーズ
1,765.0
-2.8
1,540.0
100.73
89.6
131.85
3135 マーケットエンタープライズ
マザーズ
2,632.0
-25.4
2,458.0
102.72
41.4
66.71
3691 リアルワールド
マザーズ
1,997.0
-23.2
1,700.0
102.30
53.8
54.21
6031 サイジニア
マザーズ
5,030.0
-20.4
4,125.0
109.89
164.7
102.64
2477 比較.com
マザーズ
985.0
-16.9
770.0
100.15
48.4
63.79
3911 Aiming
マザーズ
1,208.0
-16.2
903.0
101.28
720.6
414.69
6037 ファーストロジック
マザーズ
2,310.0
-16.1
1,582.0
113.58
50.2
126.41
3653 モルフォ
マザーズ
4,295.0
-15.6
3,430.0
115.09
121.9
213.43
3678 メディアドゥ
マザーズ
1,400.0
-15.0
1,035.0
105.83
45.3
137.87
2667 イメージ ワン
JASDAQ
329.0
-12.6
249.0
110.31
600.0
13.00
6669 シーシーエス
JASDAQ
1,415.0
-12.5
1,170.0
114.03
44.6
58.55
9478 SE H&I
JASDAQ
172.0
-12.1
120.0
106.99
178.5
40.39
3910 エムケイシステム
JASDAQ
2,710.0
-10.5
1,855.0
143.71
39.3
71.79
2479 ジェイテック
JASDAQ
234.0
-9.0
177.0
129.72
69.2
20.00
6047 Gunosy
マザーズ
1,290.0
-7.1
980.0
107.45
637.3
283.00
3694 オプティム
マザーズ
4,320.0
-3.2
3,120.0
114.31
24.1
285.62
出所:FISCO アプリなどのデータを元にフィスコ作成
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カテゴリー考察
先週の話題レポート
売られ過ぎの内需株に注目
■ゴールドマン・サックスでは内需関連に目を向けることを提案
ゴールドマン・サックス証券では、市場に対して中期的に強気のスタンスを維持していることから、引き続き内需関連セクター
重視を推奨し、銀行、保険、不動産・住宅、建設、小売、メディアの各セクターのほか、IT サービスなど一部の設備投資恩恵セク
ターのオーバーウエート・ポジションを再強調するとしている。世界的な混乱の収束を待つ間、ファンダメンタルズに対して売ら
れ過ぎに映る内需関連株に目を向けることを提案したいと。以下の条件で銘柄のスクリーニングを行っている。
(1)8 月 18 日以降の 5 日間の価格下落が 3.5σ以上、
(2)来期予想ベースのセクター相対 PER が 1.2 倍以下、
(3)予想 EPS(今
期および来期)のリビジョン・モメンタムがプラス、
(4)前期実績比での来期予想 EPS の伸びがプラス、
(5)海外売上高比率が 20%
未満、
(6)時価総額が 1,000 億円超。
■ファンダメンタルズに対して売られ過ぎに映る内需関連銘柄
コード
銘柄
時価総額
(10億円)
8/18からの
下落率
リビジョン
今期EPS
来期EPS
EPS成長率 海外売上高 PER来期
前期-来期
比率
セクター
相対PER
株価
(円)
4732
9021
ユー・エス・エス
西日本旅客鉄道
651
1582
-17%
-15%
0.7
8.0
1.4
8.1
20
51
0
0
19.6
14.7
0.91
0.86
1,967
7,645
9989
9022
サンドラッグ
東海旅客鉄道
445
3984
-17%
-18%
1.5
1.0
1.3
1.3
36
28
0
0
17.7
10.7
0.80
0.62
6,430
18,300
9009
京成電鉄
450
-17%
1.4
1.4
28
0
12.8
0.74
1,236
2201
1925
森永製菓
大和ハウス工業
170
1906
-16%
-17%
15.0
1.3
17.0
1.8
60
21
4
0
26.4
12.6
1.18
0.94
617
2,726
2502
9020
アサヒグループHD
東日本旅客鉄道
1868
4327
-14%
-15%
0.2
2.3
0.2
2.4
29
46
11
0
19.1
15.8
0.86
0.92
3,675
10,555
9627
アインファーマシーズ
175
-20%
3.9
4.1
38
0
19.6
0.88
5,290
1928
8725
積水ハウス
MS&AD
1257
2260
-16%
-20%
0.1
0.7
0.3
0.1
20
29
0
13
10.7
12.3
0.80
1.04
1,670
3,503
9843
8876
ニトリHD
リロHD
1075
183
-15%
-19%
0.1
1.9
0.5
3.2
19
45
0
0
20.5
18.7
0.92
0.86
9,170
11,210
9437
8630
NTTドコモ
損保ジャパン日本興亜
10233
1531
-12%
-20%
1.7
0.6
1.2
2.8
33
205
0
0
17.8
8.8
1.09
0.74
2,401
3,557
2002
日清製粉グループ
489
-13%
3.9
5.0
19
12
24.6
1.10
1,554
9003
8276
相鉄HD
平和堂
329
150
-14%
-15%
7.5
3.9
6.1
3.9
41
22
0
0
20.0
13.4
1.17
0.60
648
2,485
9744
1944
メイテック
きんでん
137
328
-17%
-15%
5.3
7.4
6.8
6.8
122
13
0
1
15.6
13.4
0.72
1.00
4,155
1,432
8316
3088
三井住友FG
マツモトキヨシHD
6554
308
-17%
-15%
1.3
12.2
0.0
12.4
5
41
0
0
7.9
18.2
0.80
0.82
4,555
5,530
3391
ツルハHD
467
-15%
0.7
1.0
24
0
20.8
0.94
9,310
4541
7649
日医工
スギHD
215
358
-17%
-13%
2.6
0.3
9.7
0.4
56
24
0
0
20.4
21.9
0.68
0.99
3,510
5,510
9432
9616
日本電信電話
共立メンテ
9930
132
-11%
-16%
1.9
1.1
1.2
3.8
39
25
14
0
13.0
19.5
0.80
0.90
4,310
6,730
1833
5332
奥村組
TOTO
140
667
-16%
-15%
10.9
2.0
9.9
2.6
81
45
0
19
13.2
16.7
0.99
1.11
590
1,777
3738
ティーガイア
149
-15%
0.5
0.8
28
0
12.7
0.77
1,820
4547
2659
キッセイ薬品工業
サンエー
160
170
-12%
-13%
4.8
3.2
0.0
4.3
7
24
11
0
19.2
17.3
0.64
0.78
2,923
5,090
8439
8219
東京センチュリーリース
青山商事
388
250
-18%
-17%
1.1
2.5
0.6
4.4
19
26
0
0
9.0
15.4
0.80
0.69
3,445
4,315
10583
-15%
0.7
0.6
13
0
9.0
0.90
744
158
144
-12%
-13%
0.5
1.2
0.8
1.1
32
37
19
0
23.5
13.1
1.06
0.59
4,615
2,535
8306
三菱UFJFG
2815
8218
アリアケジャパン
コメリ
1878
7451
大東建託
三菱食品
1010
143
-13%
-14%
0.3
3.6
0.4
4.7
23
24
0
0
14.1
11.2
1.05
1.20
12,315
2,367
4508
田辺三菱製薬
1149
-11%
2.2
0.5
19
14
23.9
0.80
2,004
出所:ゴールドマン・サックス証券。注:時価総額と株価は 8 月 25 日現在
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Vol. 133 Weekly
2015 08 31
カテゴリー考察-信用需給動向
Market Data
日経平均大幅安で、売り方の評価損益率は 09 年 3 月以来の高水準
信用残高 金額ベース 単位:百万円
21 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、金額ベースで
買い残高が 1842 億円増の 3 兆 5871 億円、売り残高が 533
億円減の 6424 億円だった。買い残高は 2 週連続で増加、
売り残高は 2 週連続で減少した。信用倍率(買い残高÷
売り残高)は前週の 4.89 倍から 5.58 倍に上昇。買い方
の評価損益率は-7.61%から-11.72%と 4 週連続で悪化。
売り方の評価損益率は+0.29%から+5.37%と、4 週連続で
改善している。買い方の損益率は 14 年 10 月 17 日時点以
来の低水準、売り方の損益率は 09 年 3 月 6 日時点以来の
高水準となっている。
この週(17-21 日)の日経平均株価は、前週末比 1083.62
円安の 19435.83 円だった。中国発の世界的な景気減速懸
信用倍率(倍)
念の強まりを背景とした世界同時株安の中、週後半にか
けて全面安となり、7 月 13 日以来の 2 万円割れとなった。
日経平均が週間で 1000 円以上の下落幅を記録したのは、
14 年 4 月以来となる。
個別では、全体株安の状況下で取り組みを悪化させる
銘柄が多かったなか、ノジマ<7419>の信用倍率が 6.24 倍
から 1.84 倍に改善。公募増資の実施を発表したことで、
リスクヘッジのための信用売りが大幅に増加した。マー
ベラス<7844>が 2.96 倍から 1.84 倍に、クルーズ<2138>
が 1.85 倍から 1.59 倍に改善。ゲーム関連の一角には、
個人投資家の需給懸念から下値余地が大きいとの見方も
あって、追随売りなども増加したようだ。
取組みが改善した銘柄
コード
市場
銘柄
8/28終値
(円)
信用買残
(8/21:株)
信用売残
(8/21:株)
7419
JASDAQ ノジマ
1,369.0
3,362,100
1,828,900
6857
東証1部 アドバンテ
1,021.0
4,432,600
7581
東証1部 サイゼリヤ
2,762.0
130,700
5406
東証1部 神戸鋼
168.0
67,533,000
7844
東証1部 マーベラス
1,090.0
5,155,500
信用倍率
(8/21:倍)
信用買残
(8/14:株)
信用売残
(8/14:株)
224,800
信用倍率
(8/14:倍)
1.84
1,402,600
6.24
1,144,600
3.87
4,107,500
608,500
6.75
493,700
0.26
161,000
363,700
0.44
7,038,000
9.60
73,150,000
4,681,000
15.63
2,794,700
1.84
4,732,300
1,596,300
2.96
9861
東証1部 吉野家HD
1,436.0
210,700
1,193,700
0.18
196,100
740,800
0.26
6952
東証1部 カシオ
2,368.0
785,800
940,600
0.84
1,002,900
895,200
1.12
2651
東証1部 ローソン
8,510.0
55,100
143,500
0.38
62,700
128,500
0.49
1852
東証1部 浅沼組
327.0
6,505,000
5,741,000
1.13
4,633,000
3,245,000
1.43
7203
東証1部 トヨタ
8572
東証1部 アコム
8031
2801
7,346.0
9,317,200
505,300
18.44
9,048,500
403,300
22.44
557.0
9,716,300
4,687,300
2.07
11,974,100
4,908,100
2.44
東証1部 三井物
1,598.5
6,981,400
1,238,100
5.64
6,624,400
997,600
6.64
東証1部 キッコーマン
3,950.0
293,000
465,000
0.63
314,000
425,000
0.74
2138
JASDAQ クルーズ
3,350.0
2,517,900
1,580,500
1.59
2,636,100
1,427,500
1.85
3402
東証1部 東 レ
1,089.0
3,954,000
1,177,000
3.36
4,856,000
1,248,000
3.89
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Vol. 133 Weekly
2015 08 31
連載コラム
「テンミリオン計画」から「インバウンド消費」へ
訪日外国人旅行客(インバウンド)の増加が止まらない。人
口減の日本で、今や重要な消費の柱となっている。日本から
の海外旅行者(アウトバウンド)を上回るのは時間の問題だろ
う。20 年ほど前まで、インバウンドはアウトバウンドの 2 割程
度にすぎなかったが、これに追いつき追い抜く時代がこれほ
ど早く到来するとは思わなかった。
日本政府観光局(JNTO)によると、2015年7月の訪日外国人
旅行者数は前年同月比 51%増の 191 万 8000 人で、1 カ月間
の過去最高記録を更新した。今年 1 月から 7 月までの累計は
1106 万人と、1000 万人を突破した。このペースが続けば、通
年では 2014 年の 1341 万人を上回り、同年の海外旅行者数の
1690 万人に迫る可能性もある。1990 年代初頭には訪日外国
人旅行者数が年間 200 万人から 300 万人と海外旅行者数の 5
分の1程度の低い水準で推移していたことを考えると、海外か
ら旅行者を日本に呼び込む政策は成功例といえるのではない
か。
インバウンドが増加し始めたきっかけは、小泉政権下の
2003 年の「ビジット・ジャパン・キャンペーン」で観光立国の実
現に向けて本格的に取り組み始めたことだ。2006 年には観光
立国推進基本法が施行され、観光が日本の重要な政策の1つ
として初めて明確に位置づけられた。人口の減少で低迷が続
く日本国内の消費を喚起すべく、その後の歴代政権が成長戦
略の一環としてこれに取り組んでいる。アベノミクスの成長戦
略では、2020 年の東京オリンピックに向け、訪日旅行客 2000
万人、2030年には3000万人超を目指すとしている。しかし、オ
リンピックの到来を待たずとも、このところの円安で訪日客数
はぐっと押し上げられている。
一方、日本の海外旅行者数は 2005 年から 2014 年までの 10
年間で、すでにピークをつけている。最多となった 2012 年の
1849万人を除き1500万人から1800万人の間で頭打ちとなり、
前年を下回る年もある。人口の減少を考えると、この先も大幅
な伸びは見込めないだろう。
国土交通省の前身、運輸省が1986年に策定した海外旅行倍
増プロジェクト「テンミリオン計画」をご存じだろうか。日本人の
海外旅行者数を 5 年間で 1000 万人にすることを目指した。当
時運輸省に出入りしていた経済紙の古参記者が名付けたこの
プロジェクトは、日本製品の輸出拡大による貿易不均衡問題
の解消や諸外国との観光交流の拡大につなげることが狙い
だった。バブル景気や円高の追い風に乗って海外旅行ブーム
にもなり、予定より 1 年早い 1990 年に目標をクリアー。海外旅
行者はその後も増え続けた。
旅行収支をみると、1990 年代半ばには支払いが受け取りの
10 倍に達するなど圧倒的な赤字が定着していた。それが
2014 年にはほぼ均衡し、2015 年は 1 兆円程度の黒字が見込
まれる。訪日外国人の消費額「インバウンド消費」は 2015 年に
国内総生産(GDP)を 0.2%程度押し上げると期待される。かつ
てバブルの賑わいの象徴でもあった銀座は、今やアジアの言
語が飛び交うショッピングのメッカに変貌している。
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Market
1
2
3
展望
Vol. 133 Weekly
2015 08 31
スケジュール
レーティング
投資主体別売買動向
資料編
今週のMarket Data
経済カレンダー
2-4
決算カレンダー
5
格上げ・買い推奨
6
格下げ・売り推奨
7
総括コメント
8
市場別データ
9
4
新規上場銘柄
結果とスケジュール
10
5
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証 1 部)
11
雲下抜け銘柄(東証 1 部)
12-13
1
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展望
Vol. 133 Weekly
2015 08 31
経済カレンダー - 1
Market Data
8 月 31 日~9 月 4 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
時間
8月31日
月
08:50
鉱工業生産指数(7月)
08:50
貸出約定平均金利(7月、日本銀行)
11:00
決済動向(7月、日本銀行)
13:30
石油統計(7月)
14:00
電子材料生産実績(6月)
14:00
電子部品グローバル出荷(6月)
14:00
住宅着工統計(7月)
14:00
建設工事受注額(7月)
18:00
欧・ユーロ圏消費者物価コア指数速報値(8月)
19:00
外国為替平衡操作(為替介入)実施状況(8月)
19:30
印・財政赤字(7月)
内容
20:30
ブ・週次景気動向調査
21:00
印・GDP(4-6月)
21:00
南ア・貿易収支(7月)
22:45
米・シカゴ購買部協会景気指数(8月)
アクアラインが東証マザーズに新規上場(公開価格:1250円)
決算発表 東芝
英・株式市場は祝日のため休場
9月1日
火
08:50
法人企業統計調査(法人季報)(4-6月)
08:50
国内銀行の資産・負債等(銀行勘定)(7月末、日本銀行)
10:00
中・非製造業PMI(政府版)(8月)
10:00
中・製造業PMI(政府版)(8月)
10:30
豪・経常収支(4-6月)
10:45
中・財新製造業PMI確定値(8月)
10:45
中・財新総合PMI(8月)
10:45
中・財新サービス業PMI(8月)
13:30
豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表
14:00
新車販売台数(8月)
14:00
印・製造業PMI(8月)
15:30
税収実績(7月末)
16:55
独・失業率(8月)
17:00
欧・ユーロ圏製造業PMI改定値(8月)
17:30
英・製造業PMI(8月)
18:00
欧・ユーロ圏失業率(7月)
18:00
伊・GDP改定値(4-6月)
20:00
ブ・ FGV消費者物価指数(IPC-S)(8月31日まで1カ月間)
21:30
加・GDP(4-6月)
22:00
ブ・マークイット製造業PMI(8月)
23:00
米・ISM製造業景気指数(8月)
23:00
米・建設支出(7月)
27:00
ブ・貿易収支(8月)
決算発表 伊藤園
米・自動車販売台数(8月、2日までに)
米・ボストン連銀総裁が講演
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Vol. 133 Weekly
2015 08 31
経済カレンダー - 2
Market Data
8 月 31 日~9 月 4 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
時間
9月2日
水
08:50
内容
マネタリーベース(8月、日本銀行)
08:50
日銀当座預金増減要因(9月見込み)
10:00
中尾ADB総裁が講演
10:00
営業毎旬報告(8月31日現在、日本銀行)
10:30
豪・GDP(4-6月)
17:00
日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
17:00
日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額
18:00
欧・生産者物価指数(7月)
20:00
米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
21:00
ブ・鉱工業生産(7月)
21:15
米・ADP全米雇用報告(8月)
21:30
米・非農業部門労働生産性改定値(4-6月)
23:00
米・製造業受注(7月)
STUDIOUSが東証マザーズに新規上場(公開価格:2870円)
ベステラが東証マザーズに新規上場(公開価格:2500円)
ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表(3日までに)
米・地区連銀経済報告(ベージュブック)
9月3日
木
08:50
対外対内証券売買(先週)
10:30
木内日銀審議委員が講演(14:00から記者会見)
10:30
豪・貿易収支(7月)
10:30
豪・小売売上高(7月)
14:00
印・サービス業PMI(8月)
14:00
印・総合PMI(8月)
17:00
ブ・FIPE消費者物価指数(月次)(8月)
17:00
欧・ユーロ圏総合PMI改定値(8月)
17:00
欧・ユーロ圏サービス業PMI改定値(8月)
17:30
英・サービス業PMI(8月)
17:30
英・総合PMI(8月)
18:00
欧・ユーロ圏小売売上高(7月)
20:45
欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ドラギ総裁が記者会見
21:30
加・貿易収支(7月)
21:30
米・新規失業保険申請件数(先週)
21:30
米・貿易収支(7月)
22:00
ブ・マークイットサービス業PMI(8月)
22:00
ブ・マークイット総合PMI(8月)
22:45
米・消費者信頼感(先週)
23:00
米・ISM非製造業景気指数(8月)
欧・欧国防相理事会(ルクセンブルク)
中・株式市場は祝日のため休場(抗日戦勝記念日)(4日まで)
香港・株式市場は祝日のため休場(抗日戦勝記念日)
中・北京天安門広場で軍事パレード
亜・韓国GDP改定値(4-6月)
9月4日
金
10:30
毎月勤労統計(7月)
11:00
車名別新車販売(8月)
15:00
独・製造業受注(7月)
16:15
欧・スイス消費者物価指数(8月)
20:00
ブ・FGVインフレ率IGP-DI(8月)
21:30
加・失業率(8月)
21:30
米・非農業部門雇用者数(8月)
21:30
米・失業率(8月)
米・リッチモンド連銀総裁が講演
欧・欧外相理事会(ルクセンブルク、5日まで)
トルコ・G20財務相・中央銀行総裁会議(アンカラ、5日まで)
3
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Vol. 133 Weekly
2015 08 31
スケジュール
日米主要経済指標のポイント
■(米)8 月 ISM 製造業景況指数
9 月 1 日(火)午後 11 時発表予定
(予想は、52.8) 参考指標となる 8 月マークイット製造業 PMI は 52.9 で 7 月実績の 53.8 を下回った。また、各地区連銀の景
況指数はまちまちとなっており、8 月 ISM 製造業は 7 月実績の 52.7 と同水準か、やや下回る可能性もある。
-------------------------------------------------------------------■(米)8 月 ADP 雇用統計
9 月 2 日(水)午後 9 時 15 分発表予定
(予想は、前月比+20.0 万人) 参考となる 7 月実績は、前月比+18.5 万人で市場予想をやや下回った。雇用創出のペースはや
や鈍化しつつある。8 月中の新規失業保険申請件数は 7 月実績と差のないことから、8 月の雇用者数は市場予想をやや下回り、
19 万人程度の増加にとどまる可能性がある。
-------------------------------------------------------------------■(米)7 月貿易収支
3 日(木)午後 9 時 30 分発表予定
(予想は、-443 億ドル) 参考となる 6 月実績は-438.4 億ドル。ドル高や原油安の影響で輸入額は減少する可能性があるが、
輸出は伸び悩んでいることから、7 月貿易収支は 6 月と差のない結果となりそうだ。貿易赤字の大幅な縮小は当面期待できない。
-------------------------------------------------------------------■(米)8 月雇用統計
4 日(金)午後 9 時 30 分発表予定
(予想は、非農業部門雇用者数は、+21.8 万人、失業率は 5.3%) 非農業部門雇用者数の 7 月実績は前月比+21.5 万人。小売、
製造業分野など幅広い分野で雇用増が確認されており、雇用情勢の回復が続いていることを示す内容だった。8 月については、
7 月並みの雇用増が予想される。失業率は 7 月と同水準の 5.3%となる見込み。
--------------------------------------------------------------------
4
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2015 08 31
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
8月31日
8月31日
8月31日
8月31日
8月31日
8月31日
9月1日
9月1日
9月1日
9月1日
9月2日
9月2日
9月2日
9月2日
9月2日
9月3日
9月3日
9月3日
9月3日
9月3日
9月3日
9月3日
9月3日
9月3日
9月3日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
9月4日
コード
2375
4369
4666
4699
4813
8068
2593
4750
6267
8057
2910
6309
7865
9824
9829
2353
3070
4627
4996
6040
6654
6778
6966
7640
8917
2217
2373
2776
3172
3399
3524
3657
3854
3955
4334
6757
7265
7279
7605
9678
銘柄
スリープロ
トリケミカル
パーク24
ウチダエスコ
ACCESS
菱洋エレク
伊藤園
ダイサン
ゼネパッカー
内田洋
ロックフィール
巴工業
ピープル
泉州電
ながの東
日駐
アマガサ
ナトコ
クミアイ化
日本スキー
不二電機
アルチザ
三井ハイテ
トップカルチャ
ファースト住
モロゾフ
ケア21
クリムゾン
ティーライフ
山岡家
日東網
ポールHD
アイル
イムラ封筒
ユークス
OSGコーポ
エイケン工業
ハイレックス
フジコーポ
カナモト
上場部名
東証2部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
マザーズ
東証1部
東証1部
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証2部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックG
ジャスダックS
東証1部
マザーズ
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
ジャスダックG
東証2部
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
ジャスダックS
東証1部
時刻
日付
コード
銘柄
5
上場部名
時刻
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Vol. 133 Weekly
2015 08 31
レーティング
格上げ・買い推奨
格上げ・買い推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
8月24日
8月25日
証券会社
8月27日
レーティング
目標株価(円)
サッポロHD
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
みずほ
8515
アイフル
中立→買い格上げ
モルガン
9613
NTTデータ
UNDERWEIGHT→EQUALWEIGHT格上げ
三菱UF
6963
ローム
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
8600
JPモルガン
5020
JX
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
-
8253
クレセゾン
UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ
9766
コナミ
2→1格上げ
380→570
4500→5700
2550→3400
UBS
6976
太陽電
SELL→NEUTRAL格上げ
シティ
1878
大東建
2→1格上げ
ドイツ
7740
タムロン
HOLD→BUY格上げ
2800→3000
三菱UFJ
8795
T&DHD
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
1710→2050
JPモルガン
7309
シマノ
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
-
シティ
5019
出光興産
2→1格上げ
岩井コスモ
6770
アルプス
B+→A格上げ
大和
8月28日
社名
2501
SMBC日興
8月26日
コード
JPモルガン
1200→1500
14700→15200
2450→2500
-
7832
バンナムHD
2→1格上げ
-
9697
カプコン
3→2格上げ
-
CS
4578
大塚HD
UNDERPERFORM→NEUTRAL格上げ
SMBC日興
4114
日触媒
2→1格上げ
1950→2220
4183
三井化学
2→1格上げ
450→610
7309
シマノ
中立→強い買い格上げ
7936
アシックス
買い→強い買い格上げ
バークレイズ
7013
IHI
UNDERWEIGHT→EQUALWEIGHT格上げ
460→410
モルガン
3659
ネクソン
EQUALWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ
1750→2000
岡三
7262
ダイハツ
弱気→中立格上げ
ゴールドマン
4200
15000→18500
4500
1450
三菱UFJ
3769
GMOPG
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
野村
1801
大成建
NEUTRAL→BUY格上げ
780→900
1802
大林組
NEUTRAL→BUY格上げ
890→1140
6
2600→5800
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 133 Weekly
2015 08 31
レーティング
格下げ・売り推奨
格下げ・売り推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
8月24日
8月25日
8月27日
8月28日
証券会社
コード
社名
レーティング
目標株価(円)
JPモルガン
2801
キッコーマン
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
シティ
5012
東ゼネ石
2→3格下げ
モルガン
4307
NRI
EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ
4100
三菱UF
4062
イビデン
NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ
1850
大和
8053
住友商
2→3格下げ
8058
三菱商
1→3格下げ
-
5002
昭和シェル
2→3格下げ
1130→900
シティ
1150→1000
-
大和
4506
大日住薬
3→4格下げ
-
SMBC日興
4004
昭電工
1→2格下げ
220→170
ゴールドマン
2181
テンプHD
強い買い→買い格下げ
バークレイズ
6370
栗田工
EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ
メリルリンチ
4768
大塚商
中立→UNDERPERFORM格下げ
7
5400
2600→2300
-
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
-1000
8
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2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
事業法人
2015/7/21
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
信託銀
2015/7/13
2015/7/6
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
2015/7/13
2015/7/6
2015/6/29
2015/6/22
2015/6/15
2015/6/8
2015/6/1
2015/5/25
2015/5/18
2015/5/11
2015/5/7
2015/4/27
2015/4/20
外国人
2015/7/13
2015/7/6
2015/6/29
2015/6/22
2015/6/15
2015/6/8
2015/6/1
2015/5/25
2015/5/18
2015/5/11
2015/5/7
2015/4/27
2015/4/13
2015/4/6
2015/3/30
2015/3/23
Vol. 133 Weekly
2015 08 31
2015/6/29
2015/6/22
2015/6/15
2015/6/8
2015/6/1
2015/5/25
2015/5/18
2015/5/11
2015/5/7
単位:億円
2015/4/20
-500
2015/4/27
-400
2015/4/20
-300
2015/4/13
-200
2015/4/13
-100
2015/4/6
0
2015/4/6
-6000
2015/3/30
-4000
-8000
2015/3/23
-2000
-6000
2015/3/30
-4000
2015/3/9
4000
2015/3/16
2000
2015/3/16
6000
2015/3/23
単位:億円
2015/3/2
4000
2015/3/9
100
2015/3/2
8000
2015/3/9
0
2015/7/6
2015/7/13
2015/7/21
2015/7/27
2015/8/3
2015/8/10
2015/8/17
単位:億円
2015/3/16
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2000
2015/5/11
2015/5/18
2015/5/25
2015/6/1
2015/6/8
2015/6/15
2015/6/22
2015/6/29
6000
2015/3/2
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
投信
2015/7/21
生・損保
2015/7/27
2015/7/13
2015/7/6
2015/6/29
2015/6/22
2015/6/15
2015/6/8
2015/6/1
2015/3/2
2015/3/9
0
-2000
2015/3/16
2015/3/23
2015/3/30
2015/4/6
2015/4/13
2015/4/20
2015/4/27
2015/5/7
個人
2015/7/21
2015/7/13
2015/7/6
2015/6/29
2015/6/22
2015/6/15
2015/6/8
2015/6/1
2015/5/25
2015/5/18
2015/5/11
2015/5/7
2015/4/27
2015/4/20
2015/4/13
2015/4/6
2015/3/30
2015/3/23
2015/3/16
2015/3/9
2015/3/2
展望
2015/5/25
2015/5/18
2015/5/11
2015/5/7
2015/4/27
2015/4/20
2015/4/13
2015/4/6
2015/3/30
2015/3/23
2015/3/16
2015/3/9
2015/3/2
週刊相場観測誌
Market
投資主体別売買動向 - 1
総括コメント
外国人投資家は総合で大幅に売り越し継続
も売り越し継続となった。また、個人投資家は 4107 億円と買い越し継続となった。
8 月第 3 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 1 兆 252 億円と大幅に売り越し継続となった。現物について
その他、投信は 2429 億円、事法は 1792 億円、信託は 548 億円と買い越し継続となった。都地銀は 224 億円と売り越し継続とな
った。生・損保は 86 億円と売り越しに転じた。自己は TOPIX 先物、225 先物買いの、現物売りで 969 億円と買い越し継続となった。
この週の裁定残は、ネットベースで 3783 億円減少の 2 兆 3039 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 5.28%の大幅下落
へ。
単位:億円
2500
単位:億円
2000
1500
1000
500
-500
0
-1000
-1500
-2000
2000
単位:億円
1000
800
600
1500
400
200
1000
-200
0
500
-400
-600
-800
0
-500
株式会社フィスコ
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 133 Weekly
2015 08 31
投資主体別売買動向 - 2
市場別データ
単位:億円
日付
現
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/05/11
1,473
▲1,820
1,025
175
▲118
▲91
▲9
▲274
15/05/18
2,841
▲5,959
4,376
▲65
492
▲55
▲179
▲636
15/05/25
834
▲4,659
3,971
▲279
676
▲178
▲190
585
15/06/01
▲1,613
927
403
▲800
892
▲20
▲22
128
15/06/08
▲2,438
1,989
▲1,727
▲260
1,199
▲2
43
776
15/06/15
▲33
1,347
▲1,847
22
744
▲0
38
▲692
15/06/22
2,682
▲3,731
1,457
▲154
▲206
▲236
▲106
465
15/06/29
▲1,712
556
▲2,444
774
350
▲21
▲106
2,121
15/07/06
▲2,045
5,272
▲4,383
670
747
11
47
▲1,302
15/07/13
1,249
▲4,923
3,749
446
▲372
▲73
▲78
287
15/07/21
▲291
830
▲156
▲294
59
30
▲20
▲415
15/07/27
▲74
▲528
▲242
335
257
▲126
77
302
15/08/03
1,660
▲2,503
2,672
▲736
315
▲29
▲79
▲939
15/08/10
207
808
▲3,179
109
941
20
▲8
1,097
15/08/17
▲1,449
3,270
▲4,005
▲6
1,671
53
76
▲89
単位:億円
日付
T
O
P
I
X
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/05/11
200
129
▲682
105
5
158
▲14
15/05/18
▲1,990
69
1,519
▲17
3
▲46
1
106
426
15/05/25
▲1,139
8
1,450
▲125
▲13
28
▲46
▲95
15/06/01
1,470
▲130
▲945
131
▲20
30
51
▲722
15/06/08
1,870
106
▲983
▲188
20
▲425
3
▲387
15/06/15
593
47
▲1,088
▲46
19
6
▲26
390
15/06/22
▲915
51
1,175
42
▲9
53
▲2
▲544
15/06/29
1,661
▲70
▲848
33
▲60
▲61
▲92
▲523
15/07/06
4,043
74
▲3,576
▲427
41
207
▲8
▲378
15/07/13
▲789
▲130
1,076
88
11
114
7
▲300
15/07/21
331
▲20
412
▲68
▲18
▲42
▲81
▲522
15/07/27
986
145
▲659
▲218
8
▲146
7
▲106
15/08/03
▲2,336
▲8
2,206
▲76
2
35
144
61
15/08/10
▲672
▲147
993
▲50
5
48
▲56
▲48
15/08/17
1,402
17
▲1,072
61
▲26
▲139
▲40
▲252
単位:億円
日付
日
経
平
均
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/05/11
▲70
64
▲1,229
1,126
▲28
▲1
154
15
15/05/18
377
▲497
3,528
▲3,491
▲91
▲15
63
313
15/05/25
▲493
140
1,163
▲736
2
▲21
▲35
▲147
15/06/01
1,532
▲297
▲1,294
426
61
10
▲187
▲309
15/06/08
1,261
188
▲4,220
3,013
26
▲9
▲17
▲361
15/06/15
▲41
19
▲898
1,590
50
▲1
▲426
▲225
15/06/22
384
▲91
1,489
▲2,536
▲47
▲21
513
560
15/06/29
1,135
310
▲4,222
2,459
▲3
10
95
145
15/07/06
▲1,042
683
▲5,267
5,012
68
▲4
▲3
360
15/07/13
▲356
▲936
4,296
▲2,812
▲86
▲22
▲118
103
15/07/21
168
▲14
1,078
▲1,241
14
▲4
43
▲127
15/07/27
96
424
▲2,193
2,056
▲1
▲33
▲135
▲1
15/08/03
448
▲329
4,048
▲2,956
▲30
▲15
107
▲1,145
15/08/10
1,930
144
▲2,711
847
▲4
▲10
▲58
▲390
15/08/17
1,016
820
▲5,175
2,374
147
0
▲260
889
9
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
※
展望
Vol. 133 Weekly
2015 08 31
新規上場銘柄
結果とスケジュール
データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。
証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。
銘柄名
土木管理総合試験所
コード
市場
上場日
仮条件
(円)
6171
東2
8/26
1,200~1,250
公募株数
(株)
売出株数
(株)
700,000
公募価格
(円)
599,500
初値
(円)
1,250
主幹事
8/28終値
(円)
野村
1,540
1,220
事業内容: 土木建設工事に必要となる試験・調査・分析を行う試験総合サービス事業及び住宅地盤の安定性を高めるための地盤補強サービス事業
ラクト・ジャパン
3139
東2
8/28
1,300~1,400
780,000
800,100
1,400
1,400
野村
1,470
事業内容: 乳原料・チーズ、食肉加工品等の輸入を主とする卸売および海外子会社によるチーズの製造・販売を行う食品事業
メタップス
6172
東M
8/28
3,000~3,300
1,152,000
1,851,000
3,300
3,040 SMBC日興
2,601
事業内容: スマートフォン向けアプリにおける広告運用コンサルティングサービス及びEC事業者向けオンライン決済サービスの提供
アクアライン
6173
東M
8/31
1,150~1,250
300,000
40,000
1,250
-
いちよし
-
220,000
79,000
2,500
-
東海東京
-
119,000
265,100
2,870
- SMBC日興
事業内容: 「水道屋本舗」の屋号による水まわり緊急修理サービスの提供等
ベステラ
1433
東M
9/2
2,400~2,500
事業内容: プラント解体工事に係るエンジニアリング及びマネジメント業務
STUDIOUS
(ステュディオス)
3415
事業内容:
JESCOホールディングス
東M
9/2
2,770~2,870
-
日本国内ブランド商品等の販売を行うセレクトショップ「STUDIOUS」及び日本国内での生産に特化したオリジナルブランド「UNITED TOKYO」
の運営。
1434
東2
9/8
510~540
1,600,000
700,000
540
-
野村
-
180,000
277,900
-
-
野村
-
事業内容: 国内EPC事業、アセアンEPC事業、及び 総合メディア事業
ピクスタ
3416
東M
9/14
1,830~1,870
事業内容: インターネット上で写真・イラスト・動画等のデジタル素材の仕入・販売を行うオンラインマーケットプレイス「PIXTA」の運営等
アイビーシー
3920
事業内容:
ネットマーケティング
ブランジスタ
9/15
2,840~2,920
160,000
209,800
-
-
野村
-
コンピューターネットワークシステムに係る性能監視ソフトウェアの企画・開発及び同ソフトウェアの利用ライセンス販売、システム性能の課題・問
題解決を行うコンサルティングサービスの提供
6175
事業内容:
東M
東M
9/16
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-
-
-
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SBI
-
広告主企業に対し、アフィリエイト広告を用いたマーケティング活動の戦略立案・運用支援を行う広告事業、恋愛マッチングアプリ「Omiai」他の運
営を行うメディア事業 2015/8/27会社都合により上場承認取り消し
6176
東M
9/17
-
1,200,000
1,200,000
-
-
大和
-
事業内容: 電子雑誌出版事業
10
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 133 Weekly
2015 08 31
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証1 部)
雲上抜け銘柄(東証1部)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1861
熊谷組
389
382.25
327.5
3371
ソフトクリエH
932
929.25
870.5
4631
DIC
297
293
278
6103
オークマ
1013
993
943
6201
豊田織
6160
6040
5610
6505
東洋電
426
416.25
397
6630
ヤーマン
1537
1530.75
1448
6855
電子材料
726
699.25
620.5
6935
日デジタル
1784
1638.75
1738.5
6965
浜松ホトニク
3075
2998
2772.5
7309
シマノ
16280
16037.5
13875
7506
ハウスローゼ
1427
1421.75
1395
7524
マルシェ
898
885.5
861
7600
MDM
608
578.5
478
7729
東京精
2353
2337
2174
7752
リコー
1177
1173.5
1176
7874
レック
1365
1336
1253
7972
イトーキ
786
647.5
704.5
8350
みちのく銀
216
215.5
214
11
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一目均衡表雲抜け銘柄
雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1301
極洋
267
1939
四電工
2108
甜菜糖
3175
APカンパニー
3607
3941
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
277.5
269
1909
日本ドライケミ
2215
2287.25
2250
412
440
416
1951
協エクシオ
1247
1257.5
1318
194
202.25
196
2796
ファーマライズ
568
577.75
569.5
1721
1909.5
1807.5
3202
大東紡
71
75.25
73
クラウディア
596
658.75
622.5
3878
巴川紙
223
235.75
231.5
レンゴー
497
502.75
521
4031
片倉チッカリ
281
298.75
293.5
4063
信越化
6792
7698.25
6898
4215
タキロン
490
523.75
496.5
4404
ミヨシ
136
136.25
140.5
4506
大日住薬
1328
1333
1493.5
4548
生化学
1751
2049
1753.5
4615
神東塗
202
215.25
211.5
4617
中国塗
794
937.75
848
4968
荒川化学
1117
1228.25
1119.5
5013
ユシロ化
1428
1653.75
1436.5
5018
MORESCO
1840
1985.5
1856
5019
出光興産
2065
2081
2128
5187
クリエート
976
1023.25
983
5202
板硝子
112
112.25
123
5218
オハラ
570
578.25
605.5
5357
ヨータイ
341
376
342
5449
大阪製鐵
1920
2077
1930.5
5482
愛知鋼
470
493.75
479
5801
古河電工
199
202.75
226
5938
LIXIL G
2460
2518.25
2487
5943
ノーリツ
1835
1939.25
1915.5
6282
オイレス工
1874
2077.5
1987
6287
サトーHD
2565
2674.5
2619
6293
日精樹脂
945
1198.5
990.5
6368
オルガノ
477
481.75
498
6370
栗田工
2527
2622.25
2544
6454
マックス
1237
1295
1248.5
6462
リケン
421
449
429.5
6473
ジェイテクト
1748
1867
1782
6504
富士電機
492
513.5
501
6507
シンフォニア
191
225
217.5
6516
山洋電
733
822.5
766.5
6703
OKI
226
248.5
228.5
6730
アクセル
1574
1592.75
1581.5
6754
アンリツ
797
823.25
981
6796
クラリオン
306
391.75
314
6800
ヨコオ
602
631
608.5
6809
TOA
1119
1165.5
1146
6820
アイコム
2513
2717.5
2573.5
6923
スタンレー電
2438
2581
2454.5
6932
遠藤照明
1314
1347.5
1633.5
6967
新光電工
780
807.25
785
6986
双葉電子
1669
1775.25
1704
6996
ニチコン
888
947
902
7202
いすゞ自
1422.5
1571.75
1464.5
7215
ファルテック
1396
1588
1460.5
7222
産車体
1427
1487.5
1538
7296
FCC
1874
2014.5
1939
7442
中山福
790
855.25
831
7456
松田産業
1343
1390.75
1353
7482
シモジマ
1016
1042
1025
7510
たけびし
1095
1224.5
1100.5
7702
JMS
305.5
7818
トランザクショ
506
576.5
518
7820
ニホンフラッシュ
7868
広済堂
483
504
489.5
7872
As-meエス
7897
ホクシン
132
133.75
145
7937
ツツミ
7942
JSP
1981
2258
2049.5
7981
タカラスタン
8013
ナイガイ
62
62.75
73.5
8022
ミズノ
8038
東都水
191
194.25
203.5
8043
スターゼン
8061
西華産
265
283.5
270.5
8113
ユニチャーム
8127
ヤマトインター
404
416.75
423
286
293
1260
1536.75
1350
753
820.5
768.5
2481
2564.25
2518
820
912
855.5
548
567.5
579.5
347
393.25
354
2424
2967
2555
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雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
8367
南都銀
398
420
399.5
8543
みなと銀
8585
オリコ
199
200
235
8904
サンヨーナゴヤ
237
262.5
245
1075
1236.5
1114.5
8905
イオンモール
2059
2123.75
2288.5
9047
名糖運輸
709
726.5
712
9064
ヤマトHD
2364
2505.5
2411
9107
川崎汽
271
316.5
286
9119
飯野海
585
656.5
593.5
9366
サンリツ
527
544.5
532.5
9375
近鉄エクス
4580
4837.5
4647.5
9381
エーアイテイー
977
1047.25
1000
9413
テレ東HD
2095
2435
2129.5
9475
昭文社
757
885.75
810
9628
燦HD
1589
1726.25
1598
9632
スバル興
396
444
406
9681
東京ドーム
496
525.75
502.5
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株式会社フィスコ
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