校内研究通信 No13

自他を大切にする児童の育成 ~共に学び合う集団づくりを通して~
校内研究通信
2015_10_09
No.13
3年2組での授業実践
3年2組 授業者 伊藤大樹先生
国語「サーカスのライオン」
ねらい【読むこと】 物語の感想を伝え合い、一人ひとりの考え方に違いがあることに気付くことができる。
笑顔で授業のスタート
外部講師(坂本先生)
真剣に考える児童
心に残った場面の選択
グループでの意見交流
代表児童の発表
成果
1
「ほめること・認めること」
ほめながら、子どもたちの意見を受け止め、丁寧に指導をしていた。
2
「授業のねらいの明確化」
場面ごとに登場人物の様子や気持ちをまとめた模造紙を基に1~5場面を振り返っていたの
で、見通しをもって、学習に取り組んでいた。
課題
1
「授業のねらいの明確化」
もっと短い言葉でのねらいでもよかったのではないか。また、ワークシートの工夫が必要。
2
「意見交流の場の設定」
ワークシートにとてもよいことを書いていたが、うまく交流ができていないグループがあっ
た。指示を明確にして、確認しながら進めることが大切である。
大樹先生は笑顔で授業を進め、丁寧な声掛けを意識していました。また、ほめることで児童の考えを受け
入れていました。自分が心に残った場面を選んで、黒板にはるという活動は、板書の構造化にもつなげるこ
とができ、誰がどの場面を選択したかが分かりやすかったです。選んだ場面の文章をワークシートに抜き出
す際には、真剣に物語に向き合い、自分の考えを整理することができていたと思います。指導案の検討や隣
の学級でのプレ授業、本時の実践の準備等、本当にお疲れ様でした。