SGH海外研修(タイ研修・B 団)報告4 ◎ペチャブリラジャパット大学附属学校3日目 今日は PBRU 訪問3日目です。今日は以下のスケジュールで活動しました。 7:50~ 8:30 朝の活動(科学・数学) 8:30~12:00 (社会)社会科学プロジェクト ペチャブリ市内寺院訪問・伝統工芸品作成 12:00~13:00 昼休み 13:00~16:30 ペチャブリラジャパット大学訪問 歓迎セレモニー・タイ文化体験 課題研究に関する学生へのインタビュー 朝の活動 今日の朝の活動は科学・数学でした。全体を 3 つのグループに分け,グループ対抗で科学や数学に関 する問題やクイズにチャレンジしていました。生徒たちも現地の高校生たちと相談しあいながら,積極 的に参加することができました。 社会科学プロジェクト 午前中は社会の授業として,ワットヤイ・スワンナラーム寺院を訪れました。この寺院は,アユタヤ 時代に Phra Chao Saue 王(1703-1709)の宮殿に王室寺院として建てられた本堂が移築され再建された ものだそうです。ペチャブリ県内で王室仏教寺院に指定されている,重要な4つの寺院の一つです。本 堂には窓がなく,精緻な彫刻と金箔が施された扉や内部には300年前に描かれたタイ最古のものと言 われる壁画が残っています。また,本堂内には足の指が6本ある珍しい仏像もあります。 本堂見学の後,別の建物で伝統工芸品の作製体験も行いました。 (足の指が6本!!) ペチャブリラジャパット大学訪問 午後は附属学校と同じ敷地内にあるペチャブリラジャパット大学を訪問しました。本校の生徒たちの 自己紹介の後,タイの伝統的な舞踊で歓迎をしていただきました。その後,4つのブース(タイ料理・ 伝統的な習慣・伝統的な遊び・伝統的灯篭づくり)に分かれてタイの伝統文化などについて大学生から レクチャーしてもらいました。それぞれの伝統的な行事や文化の意味などを学ぶことができました。ま た,インタビューをする時間を設定していただきました。ここでも課題研究に関する質問や,逆に大学 生の方から日本に関する質問などを受け,有意義な意見交換を行うことができました。附属学校に続い て2回目ということもあり,本校の生徒たちも自分たちの欲しい情報を得るために,どのように質問す ればいいかしっかりと準備してインタビューに臨めたようです。 ミーティングタイム 夕食後にはミーティングを行いました。本日は以下の点についての話し合いが行われました。 ①社会科学プロジェクトについて感じたこと・良かった点・悪かった点のグループ討議 ②大学での課題研究に関するインタビューおよび質問で分かったこと 今日のミーティングでは,インタビューにおいて附属学校とは違った年齢層から話を聞けたことが大 きな収穫となりました。それぞれの課題研究に向けて参考となるものがあったようです。インタビュー のチャンスは今回で最後でしたが,文字資料ではない実際の生の声を聞くことの重要さを感じることが できたのではないかと思います。
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