全事業における収益性の向上 About Fujifilm 経営者メッセージ 中期経営計画 」 「VISION2016 VISION2016」 成長を支える基盤 営業概況 財務セクション 具体的な取り組み イメージング ソリューションでの 収益性改善 フォトイメージング事業 中期経営計画「VISION2016」の柱の一つである「全事 業における収益性の向上」については、 ビジネス規模と市 場での優位性を維持するとともに、あらゆる企業活動に インスタントカメラ 「チェキ」の販売台数の推移 インスタントフォトシステムの販売が世界的に好調 当社では、 「写真のある生活(フォトライフ)で人生を豊かに」をコンセ チェキ 「instax mini 90 プトに、 プリントして残す・飾る・贈ることがより楽しくなる製品・サービス ネオクラシック」 と を展開しています。 インスタントフィルム おいて生産性向上と効率化を進めています。そのような その中のひとつであり当社のオンリーワン製品であるインスタント 中で、 イメージング ソリューションでは、2013年度に黒字 カメラ 「チェキ」は、2007年頃から東アジアの10 ∼ 20代の女性を中心に 化を達成し、2014年度は収益性を大きく改善しました。 注目を集め、 全世界で好評を得ています。撮ったその場ですぐにプリント 万台 600 460 が手に入る点が、デジタルネイティブ世代 * に新鮮に捉えられ、ライフ イメージング ソリューションの営業利益推移 販売ルートであるカメラ店だけでなく、 ターゲット層の集客が期待できる 億円 雑貨店などにもチャネルを拡大しています。今後もターゲット層を拡げ、 230 500 387 400 スタイルに溶け込んだことで売上が急速に拡大しました。現在、従来の 300 会社情報 200 全世界でさらなる拡販を目指します。 250 * 生まれた時からインターネット、パソコンのある環境で育ち、デジタルカメラ、スマートフォンなどを 207 0 持ってネット上でのコミュニケーションを行う世代。 200 ’09 ’10 ’11 ’12 ’13 ’14 ’15 ’16 (年度) (目標) (目標) 光学・電子映像事業 100 デジタルカメラにおける高級機種「X シリーズ」へのシフト 36 当社は、需要減が進むコンパクトデジタルカメラのラインアップを縮 –8 0 デジタルカメラにおける 「X シリーズ」の割合 (金額ベース) 小し、長年培った豊かな色再現に強みを持つプレミアムデジタルカメラ 「Xシリーズ」へ開発・販売の軸足をシフトすることにより収益力を高めて –100 – 81 ’11 います。プレミアムミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」を中心に、一眼 ’12 ’13 ’14 ’15 ’16 (年度) (予想) (中期計画) 2014年度の収益性改善要因 • インスタントフォトシステムの販売好調 ラマンからハイアマチュア層まで幅広い需要を取り込んでいきます。 交換レンズのラインアップの拡充・拡販 当社は、超広角域から超望遠域までの幅広い撮影領域をサポートする 2015年度の見通し 充実した交換レンズのラインアップを展開しています。テレビカメラ用 「Year Album」など付加価値 • インスタントフォトシステム、 長年業務用途でも認めら レンズにおいて全世界で約5割のシェアを持つなど、 プリントの拡販による収益拡大 2015年度 2014年度 (目標) レフを置き換える本格システムとしてミラーレス一眼を展開し、 プロカメ • プレミアムデジタルカメラ「X シリーズ」の販売好調 •「X シリーズ」やテレビカメラ用レンズなど高付加価値領域に 2013年度 「FUJIFILM X-T1」 と豊富なレンズラインアップ れてきた高い光学技術を生かした製品は、プロからも高い評価を得ていま す。今後もラインアップのさらなる充実を図り、 収益性の向上を目指します。 注力し、 収益性を向上 FUJIFILM Holdings Corporation 19
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