インターネット編インターネットのサービスをフル活用するためのフリーソフトを紹介します。 FTP/SFTP クライアント FileZilla Slack クライアント ScudCloud RSS/Atom リーダー QuietRSS Web ブラウザー w3m 電子メールクライアント Sylpheed IRC クライアント XChat Web ブラウザー Opera Twitter クライアント mikutter 1 FileZilla FTP/SFTP クライアント https://filezilla-project.org/ Filezilla は、FTP、SFTP（SSH File Transfer Protocol）プロトコルに対応した、高機能なファイル転送ソフトウエアです。 Dash メニューから起動すると、メニュー左側にローカル PC（ローカルサイト）のファイルツリー、右側にはサーバー（リモートサイト）のファイルツリーが表示されます。新たにFTPサーバーを登録してファイル転送を行う場合、まず画面上部のツールバーの左端のボタンを押して「サイトマネージャ」を起動します（図 1）。サイトマネージャの画面で「新しいサイト」ボタンを押し、接続先サーバーのア図1 「サイトマネージャ」で接続を設定図2 サーバーのファイル一覧を表示 22 2015.8 Nikkei Linux ドレス、利用プロトコル（FTP、SSH）、ログオン認証情報（ユーザー名、パスワードなど）を設定し、「接続」ボタンを押すと、サーバーに接続してファイル一覧が画面右側に表示されるようになります（図 2）。画面上部には「クイック接続」欄があり、ここに直接 FTP サーバーの情報を入力して接続することも可能です。ファイルをローカルからリモートサイトへ転送する場合、まず、リモートサイト側でファイルツリーをたどって保存先ディレクトリーまで移動するか、右クリックメニューの「ディレクトリを作成」から、新たに保存先ディレクトリーを作成します。ローカルサイト側で転送したいファイルまたはディレクトリーを選択して、リモートサイト側の保存先ディレクトリーへドラッグ＆ドロップすれば、転送は完了です。サーバーからファイルを受信する場合にも、同様の操作をリモートサイトからローカルサイトに対して行います。転送元ディレクトリーと転送先ディレクトリーのよく使う組み合わせは、ブックマークとして保存しておくとよいでしょう。「ブックマーク」-「ブックマークを追加」から設定できます（図 3）。サーバーに接続した状態で、「ブックマーク」メニューから設定したブックマークを選ぶと、ローカルサイト、リモートサイトともに、該当のディレクトリーに移動します。図3 よく使うディレクトリーをブックマーク「編集」メニューから「設定」を選択すると、表示スタイルやテーマ、プロキシーなど、より高度な設定を行うことが可能です（図 4）。例えば「インタフェース」メニューの「レイアウト」でエクスプローラーを選ぶと、ローカルサイトとリモートサイトのウィンドウが上下に並ぶレイアウトに変更できます。図4 ウィンドウのレイアウトを変更 Ub パッケージ名 filezilla