Press Release Vol.

PP701 50周年年記念念 第⼆二弾
ハナ・ヴェーデル ファブリックシリーズ限定⽣生産
Press Release Vol.32 2015 March
1965年年、ウェグナーが⾃自邸のためにデザインしたPP701が今年年50周年年を迎えます。その節⽬目を記念念した
特別企画の第⼆二弾として、デンマークを代表する伝統的な織師ハナ・ヴェーデル(Hanne Vedel)の、貴
重なファブリックを座⾯面にあしらったPP701を製作します。PPモブラー、ハナ・ヴェーデルと企画した
スカンジナビアンリビングのオリジナル商品で、⽇日本のみでの展開となります。今回座⾯面に使⽤用する
ファブリックは、ハナの⼿手織りのプロトタイプ/サンプルです。中にはファブリックメーカーから商品と
なったもの、教会や銀⾏行行、裁判所などで採⽤用されているもの、ハナの⼿手元にあるプロトタイプのみで商
品化されていないものなど様々です。椅⼦子⼀一脚もしくは⼆二脚分程の⼩小さなサイズのファブリックなので、
そのほとんどが⼀一点ものとなり、世界的にも⾮非常に価値あるチェアとなることは間違いないでしょう。
ハナは1933年年、ドイツとの国境に程近いデンマークのオーベンローで誕⽣生しました。織を学んだ後、
1951年年に独⽴立立。フィンランドで2年年間修⾏行行し、デンマークの新⼈人デザイナー向けの展⽰示場Den Permanenteで作品を発表しました。そこで実⼒力力を認められ、デンマークのファブリックメーカー
Gabriel(機械織り)から販売開始、本格的に織師としての仕事(メーカーへのサンプル作りがメイン)
がスタートしました。1965年年にはオーベンローで初めて教会の仕事に携わります。祭壇までの通路路、神
⽗父の祭服や椅⼦子の座⾯面など、あらゆるファブリックをデザインしました。教会の仕事を任される事は⾮非
常に特別な事で、ハナ⾃自⾝身最も重要な仕事の⼀一つとして⻑⾧長年年取り組み、全てハナと職⼈人の⼿手織りファブ
リックを使⽤用しています。現在では100以上の教会でハナのファブリックが採⽤用されています。1970年年
にはポーラ・トロックから織り⼯工房スピネゴーン(Spindegaarden)を引き継ぎました。スピネゴーンは、
デンマークの織の技術を⾼高めるため、1948年年にポーラが設⽴立立。ハナはスピネゴーンで、伝統的な技術で
現代的なデザインを作り続けました。その確⽴立立された技術をもって、デンマークを代表する建築家やデ
ザイナーと様々な仕事をしました。ハナが使⽤用する⾊色は全て、キリスト教にゆかりのある⾊色ばかり。そ
のため深みと品があり、それらが織りなすファブリックには暖かみある奥⾏行行きがあります。
今回対象となるファブリックの座⾯面の柄は、3⽉月より⼊入荷次第当社ホームページ及びFacebookにて順次
アップデートする予定です。この機会に、世界で⼀一脚だけの特別なPP701を是⾮非⾒見見つけてみてください。
ハナのファブリックが採⽤用されている主な場所
コペンハーゲン教会、コペンハーゲン証券取引所、コペンハーゲン裁判所
ルクセンブルグEU裁判所、デンマーク銀⾏行行
ミュンヘンSiemensコンフェレンスセンター、ブリュッセルIBMなど
【PP701】1965年年
デザイン:ハンス・J.ウェグナー
座⾯面:ハナ・ヴェーデルデザインのファブリック
樹種:オーク、メープル、アッシュ、チェリー、ウォルナット
仕上げ:ソープ、オイル、ラッカー
Press Release Vol.32 2015 March
価格:お問い合わせください
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