内閣府HP意見募集における主な意見 資料2−3 ○ 内閣府では、昨年11月よりHPにおいて、少子化関連施策に関し、運用面で改善 すべき点はないかについて、毎月2つのテーマを設定し、広く国民の皆様から意見を 募集している。 寄せられた意見については、随時、大臣にも報告し、改善が必要と思われる点に ついては、関係省庁等に伝え、検討を要請することとしている。 テーマ 出 産 育 児 内閣府HPに寄せられた意見 ・ 一時金の引上げに伴い、分娩費を 対 応 ・ 自由診療のため個々の医療機関の判断 一時金など、 値上げした病院があり、負担軽減に で設定するものだが、関係団体は実態に 出 産 時 の なっていない。 そぐわない低廉な価格で努力してきたと 経済的負担 について している。 ・保険財政の状況を踏まえつつ、できるだけ 実態に即した給付水準となるよう検討。 ・ 支払い手続きの改善(保険者からの 直接払い)を早く進めてもらいたい。 ・ 約3700の保険者(組合)において、昨年 10月から実施をお願いしているものであり、 一定期間を経た時点で実施状況を把握し、 様々な機会をとらえて関係者への周知等 を図っていく。 不妊治療に ついて ・ どこでも高度な不妊治療がうけられ ・ 助成対象については、一定の質を確保 るよう、地域の医療体制を充実して するため、指定医療機関に限定している。 ほしい。 ・ 病院によって、治療方法や治療費に 差があることを改善してほしい。 ・ 現在、厚生労働省の検討会において、 全国的な実績や成果を把握し、事業の 検証を行い、今後の事業のあり方に反映 させるための検討行っている。 ・ 他県の指定病院で治療を受けた場合 も助成を受けられるようにしてほしい。 ・ 現行制度においても助成が受けられる。 ・ ただ、十分周知されていないことから、 厚生労働省へ周知徹底を求める。 テーマ 内閣府HPに寄せられた意見 保育所の利 用について ①育児休業中だが、保育園の年度途中の 入所が難しいため、育児休業を途中で切り 上 げ る か 、 職 場 復 帰 を あきらめざるを得 ない。 ② 延 長 保 育 を 利 用する 場合、保育の終了 時間が早いため、迎えに行けない。 ③ 病 児 保 育 を 利 用する 場合、保育の開始 時間が遅いため、会社の始業時間に間に 合わない。 ④保育所への入所が困難な場合に、他の 選択肢を提示してくれるような相談窓口を 設けてほしい。 企業における 子育て支援制 度について ①企業の両立支援や子育て支援制度は実際 には使われていないことが多く、職場の意 識改革が必要。 ②長時間労働の抑制や父親の育児休業の 促進について、職場の意識改革が必要。 ③育児休業取得後になかなか職場復帰でき ず、会社から退職を求められている。 ④会社の制度として育児休暇、時短制度など も使えるが、キャリアや収入に響くため、 実際にはなかなか利用できない。 ⑤就学前の子どもがいても、正社員の場合、 職場からきちんと働いてほしいというプレッ シャーがある。 対 応 ※所管省庁と現在調整中
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