本レポートは、米国法人であるブラックロック・インクが2015年2月に発表した英語版 のレポート“The matter of income multi asset etf approach” をもとにブ ラックロック・ジャパンが作成したものであり、ブラックロック全体、ないし弊社が設定・運 用するファンドにおける投資判断と本レポートの見解が必ずしも一致するものではあり ません。また、本レポート中の各種情報は作成時時点のものであり、予告なく変更さ れる可能性があります。 インカム(利回り) に関する考察 マルチアセットETFアプローチ Highlights ETFでインカム(利回り)重視の ポートフォリオを構築する 現預金と国債の利回りが 過去最低水準に迫ってい ます。例えば、2014年11 月までの7年間で、ドイツ 10年物国債(ブンズ)の 利回りは4.35%から1% 以下に低下しました1。 ここ数年間で、投資環境は大きく変化しました。金利がインフレ率より低い 地域も散見され、大多数の資産クラスの利回りが歴史的な低水準にまで 落ち込んでいます。その結果、インカム(利回り)重視の資産を組み合わ せて運用することは、かつてなく困難になっているといえます。より高い利回り を求めて資産運用を行うためには、債券や株式だけでなく、それ以外の代 替資産(不動産投資信託:REITやコモディティ等)にまで投資対象を 広げ、様々な資産から利回りを確保を目指すことが重要であると考えていま す。 はじめに 図1に示される通り、預金金利と国債利回りが歴史的な低水準にある現在、魅力的 な利回り水準を得ることは、ますます困難になってきています。先進国の多くで老齢人 口が飛躍的に増加するなど、世界の人口動態が劇的に変化しており、それとともにイ ンカム(利回り)を重視した投資の重要性が高まっています。例えば、金融危機が 勃発した2007年から2014年11月までの7年間で、ドイツ10物年国債(ブンズ) の利回りは4.35%から1%以下にまで低下し、また、同期間に英国の10年物国債 (ギルト)の利回りは5.21%から2%近辺に低下しています。伝統的なインカム投 資から得られる利回りが極めて低い一方で、インカムに対する投資家の需要はこれま でになく高まっており、これを満たすためには様々な資産クラスへの分散が重要であると 考えています。 図1: 低利回り環境(現地通貨ベース) 1 7% 6% 5% 4% 3% 2% 1% 0% 米 ド ル キ ャ ッ シ ュ 3 ヶ 月 ポ ン ド キ ャ ッ シ ュ 3 ヶ 月 ユ ー ロ キ ャ ッ シ ュ 3 ヶ 月 米 10 年 物 国 債 ユ ー ロ 10 年 物 国 債 英 国 10 年 物 国 債 米 国 社 債 ユ ー ロ 社 債 2007年11月30日 英 国 社 債 米 国 株 式 欧 州 株 式 英 国 株 式 2014年11月28日 1. 出所: ブラックロック、ブルームバーグ、2007年11月30日、2014年11月28日時点。上記の利回りは各 資産の現地通貨ベースです。円換算したものではない点にご留意下さい。 [ 2] インカムに関する考察 インカム(利回り)投資の世界は進化しており、同時に、グローバル市場における 上場金融商品(ETP)の成長は顕著です。特に、ETPの中で最も大きな割合を 占める上場投資信託(ETF)は、機関投資家にとって欠かせない投資商品に成 長したばかりでなく、欧米では広くファイナンシャル・アドバイザーにも活用されています。 例えば、既存の資産配分を変更したり、顧客の投資目的や運用目標に沿ってイン カム・ポートフォリオ(利回りを重視した資産の組合わせ)を構築する際にETFが利 用されているのです。 インカム・ポートフォリオの構築: ここでは、個人の投資家がETFを使って、インカム・ポートフォリオを構築す るプロセスの例をご紹介します。 STEP 1 運用の目的や目標を考える 最初に、各種インカム(利回り)資産(債券、高配当株、REITなど)のETFの投資対 ETFは、既存ポートフォリオ 象やリスクの特徴、利回り水準や値動きをみながら、投資目的(とにかく高い利回りを狙 を組み替えたり、投資目的 いたい、ある程度の利回り水準を得ながら値動きの幅を低減することも目指したい等)や 投資期間、目指したい利回り水準などを考えます。 STEP 2 投資候補となるETFの決定 や運用目標に沿ってインカ ム・ポートフォリオを構築す る際に利用できます。 次に、目的や目標を踏まえて投資候補となるETFを決定します。一般的に、先進国の 国債など高格付けの債券は相対的に安定的な値動きをする一方で、利回りは低い傾 向があります。一方で、海外のハイ・イールド債券、新興国債券、高配当株式やREIT は、相対的に利回りは高くなる傾向にある一方で、値動きの幅も大きくなる傾向にあり ます。それぞれの市場の特徴を理解するために、ETFを提供している運用会社のホーム ページなどで、利回り水準だけでなく、円ベースの過去の値動きグラフをみる方法があり ます。ただし、過去の値動きは将来を保証するものでない点には注意が必要です。また、 ETFの投資対象が外貨建の場合、為替変動によりさらにパフォーマンスに影響がある点 に注意が必要です。 STEP 3 投資配分の決定 次にどのような配分でそれぞれのETFを組合わせるのかを考えます。例えば、投資候補とな るETFに同じ比率で投資した場合の平均利回り(組み入れETFの利回りの合計を組み 入れETFの本数で割って算出)を計算します。もっとリスクをとって高い利回りを目指したい なら、利回りが高いETFの特性を理解し、今後の状況を鑑みた上で特にその資産に影響を 与えるような大きな変化がないと判断した場合、そのETFの比率を増やすことで、利回り水 準を上げられる可能性があります。また、もっと値動きの振れ幅を抑えたいなら、より値動き が安定しているETFの比率を増やすことも検討に値します。いずれの場合にせよ、過去の利 回り水準や値動きの変化はあくまで参考であり、将来の推移を保証するものではないことに 留意が必要です。 STEP 4 運用結果の点検と配分の見直し 運用を開始してからは、定期的に運用結果を見直し、当初定めた資産配分から大きくず れていないか、投資環境が大きく変化し、投資対象や配分を見直す必要がないかを点検 し、必要に応じて、資産配分の見直しや資産の入れ替えを行います。 マルチアセットETFアプローチ [ 3 ] インカム・ポートフォリオ運用 (利回りを重視した資産運用)の基本原則 リスクとリターンのバランスをとる 既存のインカム・ポートフォリオの利回りを改善しようとする場合 に一番簡単な解決策は、利回り水準に注目し、投資対象を 投資には、価格変動リスクや為替変動リスク、信用リスクなど 様々なリスクがありますが、当資料におけるリスクとは、主に値動 検討することが考えられます。 きの変動性のリスクを中心に説明してきます。 しかし、それによってポートフォリオの特性が変化し、値動きの インカム・ポートフォリオの構築は、運用の目的や目標を設定す ることから始まります。これは、私たちが考える4つのステップの第 一段階に当たります。そして最終的には、目標とする投資結果 と、そこに到達するために許容可能なリスクレベルとのバランスを とることが、インカム・ポートフォリオ構築に当たって最も重要なこ とだと考えています。 インカム重視の資産運用において、利回りだけなく値動きの大 きさなども考慮して分散投資を考える事は、極めて重要です。 幅が大きくなる可能性が高くなります。つまり、高い利回りだけ に着目しポートフォリオを構築することは可能ですが、これによっ てよりリスクが大きくなってしまう可能性があります。代わりに、よ り利回りが低く、値動きが比較的安定した資産の比率を増や すと、往々にして利回りの一部が犠牲になってしまいます。 以下に、リスクとリターンのバランスを取る手法の一例を要約し ました: 利回り ► 利回りの源泉を分散し、複数の源 泉から利回りを確保する。 ► 利回りが相対的に低い投資対象は、 ポートフォリオに異なる種類の恩恵をも たらすと考えられる。 トータル・リターン リスクに対する配慮 ► トータル・リターン(値動きとイン カム収益を含めたトータルの投 資収益)を念頭におく。トータ ル・リターン確保のために株式へ の投資で元本の増加を目指す ことにより、全体のパフォーマンス が押し上げられる可能性がある。 ► 様々な資産に分散投資することにより、リ スク(値動きの幅)を低減する効果を得 ることを目指す。 利回り成長 ► 目標を達成し、インフレ率を上回るインカム を確保するために、より高いインカムを目指 すことは極めて重要である。 ► より高いインカムを目指すための資産の 選択が重要である。 [ 4 ] インカムに関する考察 分散化 金融危機以前は、インカム投資は預金や高格付けの先進 図 3: 3つのポートフォリオの利回り実績 国債券市場が担う分野でした。2007年時点で投資家が 4% 保有していた、様々な満期のG7諸国の国債から成るポート 3% フォリオの利回りは、およそ3.57%でした2。しかし、過去5年 イ ー 間で国債の利回りが低下したことから、特定の利回りターゲッ ル 2% トを達成するためには分散化を進めることが必要になってきま ド した。そして、必要なインカムを得るためには、より柔軟な手 1% 法を取るべきであることや、定期的に資産配分を見直すこと 0% が必要であることが浮き彫りになりました。複数の資産クラス 09年11月 10年11月 11年11月 12年11月 を対象とした資産の分散は、リターンの分散化と同時にリスク、 ポートフォリオ 1 ポートフォリオ2 つまり値動きの幅を低減する効果をもたらします。 例えば、インカム・ポートフォリオを国債以外に分散させる方 法として、次の2つが考えられます: a) 社債やハイ・イールド債、新興国市場債などといった他の 債券セクターを組み込むことで、債券の資産クラスの中で分 散化を図る。 b) 株式への投資を含めるなど、債券の範疇を超えて分散 化し、マルチアセットのポートフォリオを目指す。 次の3つのポートフォリオを使って、これらの分散化の一例を ご紹介します: 図 2: ポートフォリオにおける資産配分 ポートフォリオ1 ポートフォリオ2 ポートフォリオ 3 13年11月 14年11月 ポートフォリオ 3 出所:ブラックロック、ブルームバーグ、インデックス・プロバイダー各社 2009年11月30日~2014年11月28日。上記の利回りは各資産の現 地通貨ベースで表記されたものになります。円換算したものではない点にご 留意下さい。 図3は、期間中に配分を変化させなかったという前提で、これらの 代表的なポートフォリオの利回りが過去5年間にどのように推移し たかを表したものです。特定の利回りターゲット(例えば2%)を 達成するにあたり、資産を分散させることが、過去5年間にわたり 重要だったことがわかります。 分散化により、長期的に安定したリターンを獲得することができる という考え方に基づけば、リスクに対してもまた同様の恩恵がある と評価できます。従って、資産を分散することは、リスク面でも重 要であると考えています。 例えば、ポートフォリオ1とポートフォリオ2を比較すると、ポートフォリ オ2には、社債やハイ・イールド債、新興国市場債券といった、より 一般的には先進国国債よりもリスクが高いと考えられる債券が組 み入れられています。さらに、ポートフォリオ2とポートフォリオ3を比 較すると、ポートフォリオ3には、上記社債に加えて、株式も追加 されています。 ► ポートフォリオ1 : グローバル国債 確かに、ポートフォリオ1からポートフォリオ3にかけてよりリスクが高 い資産が組み入れられることで、ポートフォリオ全体のリスクも高く なっていると考えられます。しかし、値動きの異なるリスク(金利リ スク、信用リスク、株式リスク等)に分散することで、ポートフォリオ 全体のリスクは、低減されるという分散効果が現われる傾向にあ ることにも注目すべきであると考えます。 ► ポートフォリオ2 : グローバル国債に分散した債券(社 債やハイ・イールド債、新興国市場債を含む)を追加 ► ポートフォリオ3 : ポートフォリオ2に先進国株式を追加 もちろん、過去のリターンやリスクは将来を保証するものではないと いう点に注意が必要ですが、リターン、リスクともに分散することが、 重要であると考えています。 グローバル国債 グローバル分散化債券 グローバル先進国株式 出所:ブラックロック、2014年11月28日現在 2 . 2007年7月31日現在のデータ。上記の利回りは各資産の現地通貨ベースで表記されたものになります。円換算したものではない点にご留意下さい。 マルチアセットETFアプローチ [ 5 ] ポートフォリオ構築の投資ツール ポートフォリオ構築の手段としてのETF ETFの進化により、ETFを使った債券や株式だけでなく、それ以外の代 現在、インカム・ポートフォリオ構築に役立つETFには様々な種類 替資産(不動産投資信託:REITやコモディティ等)を組み入れたイ があります。 ンカム・ポートフォリオを構築することが可能になっています。ETFを利用 してインカム投資を行う方法として、マルチアセット(複数資産)のポー 株式ETFの中には不動産やインフラストラクチャーなど、数多くのイ トフォリオが考えられます。マルチアセットのポートフォリオでは、投資対象 ンカム源を含んでいるものもあり、これらのセクターに属する上場企 を分散するために、インカムを獲得できる様々な資産クラス(債券や株 業を通じて投資することが出来ます。また、オルタナティブといわれ 式、オルタナティブ資産(REIT、インフラストラクチャーなど))を組み る代替的な資産クラスに投資できるETFもあり、この中には不動 合わせます。 産投資信託(REIT)やコモディティが含まれます。 実際投資する上では、本籍地(各国の税制による違いなど)やETFの インカム投資において債券ETFがもたらす恩恵 基となる指数の特性(異なった組成方法、リスク/リターンの特性な ど)といった点にも注意が必要です。また、ETFの投資対象が外貨建 債券ETFの発達により、伝統的な資産クラスからもインカムを獲得 の場合、為替変動によりさらにパフォーマンスに影響がある点にも留意 することが可能になっています。ETFは様々な指数を用いて、基準 する必要があります。 図 4: インカム投資でETFを利用する5つの利点 ポートフォリオ構成の投資ツールとしての利便性 ► ETFは、様々な債券及び株式に投資することができます。 ► これにより、目的にあわせたポートフォリオ構築が可能です。 分散化 ► ETFを組み合わせることにより、様々な資産クラスへ、求める水準で分散されたポートフォ リオの構築が可能です。 ► ETFは、一般的にベンチマーク・インデックス(概して最低限分散が必要と考える水準)へ の連動を目指すため、個別銘柄の動向でリターンが影響を受ける可能性が相対的に低 いといえます。 透明性 ► ETFの投資目的は、「ベンチマーク・インデックスに連動するパフォーマンスの 達成を目指す」いう透明性の高いものです ► また、参照するベンチマーク・インデックスの計算方法は公表されており、この点 でも透明性が高いと言えます。 流動性 ► 取引所で継続して取引されることから、ETFは透明性の高いセカンダリー市場の流動性から の恩恵を享受することができます。 ► この流動性により、投資家が迅速かつコスト効率よく取引することが可能です。 コスト効率性 ► ETFは、アクセスするコストが高い数多くの市場に対し、コスト効率性の高い投資機会を提供 します(新興市場株式、ハイ・イールド債など)。 ► これは、一部市場へのアクセスの難しさ、追加的なコスト、場合によっては原資産の有価証券 の流動性が限られることによるものです。 iシェアーズETFは、投資元本および投資元本からの収益の確保が保証されているものではありません。iシェアーズETFの価格は、連動を目標とする指数や為 替の変動等や、iシェアーズETFの発行者および組み入れた投資対象の発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により変 動します。このため、iシェアーズETFへの投資においては、投資元本を毀損するおそれがあります。 [ 6 ] インカムに関する考察 となる指数を複製すること目的としています。この点において、 ETFはたった1回の取引で1000を超える債券の銘柄に投資 することと同じ効果が期待されるものもあり、債券に投資する 方法として、ETFは効果的であると考えています。 また、社債ETFの増加により、インカムの獲得を目指す投資 家が、投資適格債やハイ・イールド債の市場に迅速かつ効 率的に投資することができると考えています。これらの市場は、 信用リスクが相対的に高く、値動きの幅は大きい傾向にあり ますが、その分利回りは高い傾向にあります(※)。 インカム投資において オルタナティブ(代替資産)ETFがもたらす恩恵 不動産やインフラストラクチャー、などへの投資は、株式 市場と比較して、過去、高い利回りや堅調な値動きを あげてきました(※)。これらの投資対象は、インカム・ポー トフォリオを分散させるうえで、貴重なアイテムであると考 えています。 インカム投資において 株式ETFがもたらす恩恵 国債利回りが低下していることから、インカムを求める投資 家の間で、株式が注目されています。 株式への投資は、価格変動の幅が大きくなるといった債券 投資とは異なるリスクを伴います。しかし、株式はより大きな 成長の可能性があると同時に、ポートフォリオのリスク分散 の一助となる可能性があります。比較的高配当の株式で 構成される指数への連動を目指すもETFには、主要先進 国市場から新興国市場までを網羅して投資が可能なもの もあります。なかには、配当利回りや配当支払の継続性に 加え、企業のクオリティを重視したものもあります。 ※過去の利回り、値動きは将来を保証するものでない点には注意が必要です。また、ETFの投資対象が外貨建の場合、為替変動によりさらにパ フォーマンスに影響がある点にも注意が必要です。 マルチアセットETFアプローチ [ 7 ] ETFに関する投資リスク・手数料について: iシェアーズETFへの投資による損益はすべて投資家の皆様に帰属します。投資をご検討される際は、取扱い金融商 品取引業者にて交付される契約締結前書面等を十分にご確認の上、ご自身でご判断下さい。 弊社はiシェアーズETFに関する情報の提供は行っておりますが、その売買等に係る契約の締結を行っておりません。 本資料は信頼できると判断した資料・データ等に基づき作成していますが、その正確性および完全性について保証す るものではありません。 また、将来の投資成果を保証・約束するものではなく、その内容は将来予告なく変更されることがあります。 リスクについて: iシェアーズETFは、投資元本および投資元本からの収益の確保が保証されているものではありません。iシェアーズ ETFの価格は、連動を目標とする指数や為替の変動等や、iシェアーズETFの発行者および組み入れた投資対象の 発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により変動します。このため、iシェアーズ ETFへの投資においては、投資元本を毀損するおそれがあります。 手数料、費用等について: <東証上場iシェアーズETFについて> 東京証券取引所に上場しているiシェアーズETFを売買する際の手数料は取扱いの金融商品取引業者(証券会 社)等によって定められます。詳しくは証券会社までお問い合わせください。ETFの保有期間中は運用管理費用等 を間接的にご負担いただきます。 <海外上場iシェアーズETFについて> 海外の証券取引所に上場しているiシェアーズETFの売買の際の手数料は取扱い金融商品取引業者(証券会 社)によって定められます。売買にあたっては、前述の手数料の他に、外国金融商品市場等における売買手数料お よび公租公課その他の賦課金が発生することがあります。(現地法制度等により定められるため記載できません。) 売買にあたり、円貨と外貨、または異なる外貨間での交換をする際には、それぞれの証券会社で別途定められた手 数料が課せられることがあります。ETFの保有期間中は運用管理費用等を間接的にご負担いただきます。 保有時の費用の率は個別のiシェアーズETFによって異なります。また運用状況や保有期間等に応じて異なることから その上限額を示すことはできません。 個別のiシェアーズETFに関する情報、運用報酬・管理報酬等については、取扱い金融商品取引業者(証券会 社)、又はiシェアーズETFに関するウェブサイト(http://www.blackrock.com/jp/ishares/)にてご確認下さ い。 ブラックロックについて ブラックロックは、グローバルに資産運用、リスク・マネジメント、アドバイザリー・サービスを提供している世界有数の資産運 用会社です。2014年12月31日現在、運用資産残高はグループ全体で総額4.65兆米ドル(約558兆円)にのぼ ります。ブラックロックでは、お客様のニーズに応じて、アクティブ、エンハンスト、インデックス等の戦略を駆使して市場や資 産クラスを跨いだ様々な運用サービス及び商品をご提供しています。そうした運用サービスや商品は、投資一任口座、 ミューチュアル・ファンド、iShares®ETF(上場投資信託)等、多様なスキームで運営されます。また、ブラックロックは、 ブラックロック・ソリューションズ®を通じて、リスク・マネジメント、アドバイザリー・サービス、全社的資産運用プラットフォーム 提供サービスを機関投資家にご提供しています。ブラックロックは、ニューヨークを本拠として北米、南米、欧州、アジア、 オーストラリア、中東、アフリカ等、世界30カ国以上の拠点と従業員約12,200名で事業を展開しています。詳細は、 ブラックロックのグローバルウェブサイトをご覧ください。www.blackrock.com ©2014 BlackRock 無断複写・転載を禁じます。iShares®(iシェアーズ®)およびBlackRock®(ブラックロック®)はブラックロック・インクお よび米国その他の地域におけるその子会社の登録商標です。他のすべての商標、サービスマーク、または登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。 本資料の著作権は、ブラックロック・ジャパン株式会社に帰属し、全部または一部分であってもこれを複製・転用することは社内用、社外用を問わず 許諾されていません。 ブラックロック・ジャパン株式会社 Tel. 03-6703-4110 (iシェアーズ事業部) 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第375号 加入協会 / 一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 投資信託協会、日本証券業協会 ホームページ http://www.blackrock.com/jp/ 〒100-8217 東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 丸の内トラストタワー本館 [8]
© Copyright 2024 ExpyDoc