今月のインカムくまもと(PDF) - 熊本県聴覚障害者情報提供センター

“インカム”くまもと
Information&Communication
∼情報提供センターだより∼ 第248号
発行 熊本県聴覚障害者情報提供センター 2015.1
〒861-8039
熊本市東区長嶺南2丁目3番2号 FAX 096-385-7821 TEL 096-383-5595
URL http://kumajou.jp E-mail [email protected]
2015年の決意表明
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
当センターの昨年の取り組みを振り返りますと、まずあげられるのが要
約筆記者養成事業と派遣事業の開始です。これは、これまで当センターの
法人事務局がある熊本聴覚障害者総合福祉センターで実施されていたもの
を当センターに移管したものです。さらに、当センターでは、すでに盲ろ
う者通訳・介助員養成講座を開いていたのですが、加えてその派遣事業も行うことになりました。
また、これらの事業拡充にあわせて、お願いしていた職員増員も実現しました。もちろん、これ
らの拡充された事業を新しい職員1人だけで担うのはできませんし、事業を進めるにつれて、さま
ざまな課題があることもわかってきました。
当たり前のことですが、よりよい派遣事業のためには、よりよい養成事業が必要です。養成された
人が派遣に携わることになりますので。
問題となっている派遣コーディネートの態勢作りや派遣システムの合理化は急務の課題ですが、
それと同時に派遣事業での課題を養成事業の中にきちんとフィードバックさせているか、量の面・
質の面で考えなければなりません。
派遣事業での多くの課題は、養成の課題に尽きると思われます。であれば、1年ないし数年で修了
する養成事業と、修了者のフォローおよび実際に登録・活動している人たち(現任者)のための研
修事業を効果的に重層化する事業のあり方が作られなければなりません。それらはサークルでの自
主的な学習とは別に、制度として、システムとして作られるべきでしょう。たぶん、先進地域では
ふつうに行われていると思われますが、地方では、いや熊本ではできていません。
今年は、当センターとして、ぜひこれらの課題に取り組みたいと考えています。そのためには、
まず、当事者および日々活動している方々の意見を聴取し事業に反映させるための定期的な協議の
場が必須と思われます。
以上、それらの取り組みをお約束し、センターとしての年の初めの決意表明とします。
「みるっく」は、聴覚障害関係のニュース・話題をお届けする聴覚障害者のためのビデオマガジン。
毎月センターで制作し、皆さまにお届けしています。
ビデオマガジン
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‘15 1月号
KDFの活動
について
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について
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