火葬場解体撤去工事 - 輪島市穴水町環境衛生施設組合

火葬場解体撤去工事
発 注 仕 様 書
平成27年5月
輪島市穴水町環境衛生施設組合
目 次
第1章 総
則 ............................................................................ 1
第1節 計画概要 ............................................................................ 1
第2節 解 体 施 設 概 要 .................................................................. 2
第3節 一 般 事 項 ......................................................................... 5
第4節 公 害 防 止 対 策 .................................................................. 8
第5節 災 害 防 止 ......................................................................... 9
第6節 工 事 範 囲 ........................................................................ 10
第7節 提 出 図 書 ....................................................................... 12
《 添 付 資 料 》
資料-1 事前調査結果
資料-2 解体範囲図
資料-3 跡地整備図
資料-4 既存施設図面集
第1章 総
則
本発注仕様書は、「火葬場解体撤去工事」(以下「本工事」という。)に適用する。
第1節 計画概要
1. 一般概要
本工事は、輪島市穴水町環境衛生施設組合(以下「本組合」という。)が保有する火葬場とそれに付
帯する設備を解体する工事である。
本工事の請負者(以下「受注者」という。)は、本施設の解体工事に際して、関係法令、規則、諸通
達を遵守し、安全かつ適正な解体工事をすることはもとより、周辺環境に対しても十分に配慮して行う
ものとする。
2. 工事名称
火葬場解体撤去工事
3. 工事時期
平成27年8月31日まで
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第2節 解 体 施 設 概 要
1. 輪島市穴水町環境衛生施設組合火葬場
1)
施設名称 :輪島市穴水町環境衛生施設組合火葬場
2)
場
3)
敷地面積 :1356 ㎡(本工事範囲の面積)
4)
建築面積 :497.23㎡
5)
施設略歴 : 竣工
6)
所 :輪島市門前町原1の15番地4
:昭和44年 3月
運転開始
:昭和45年 4月
改築
:平成 9年 3月(待合室棟、車寄せ、火葬炉棟)
運転終了
:平成26年 5月
棟別概要
① 待合室棟(機械室含)
建築面積
:332.51㎡
構造・規模
:S造、切妻屋根、1階建
基礎工法
:直接基礎
主な仕上
:屋根
天井
:日本瓦葺き、アスファルトルーフィング、耐火野地板
:岩綿吸音板(キューブ)、化粧石膏ボード、
無石綿セメント珪酸カルシウム板、岩綿吹き付け(機械室)
外壁
:押出成形セメント板、ヒバ キシラデコール
軒天井
:ヒバ縁甲板張り キシラデコール
② 回廊
建築面積
:111.71㎡
構造・規模
:S造
基礎工法
:直接基礎
主な仕上
:屋根
天井
:カラーステンレス鋼板、アスファルトルーフィング、耐火野地板
:耐湿岩綿吸音板(キューブ)
③ 火葬炉棟
建築面積
:60.0㎡
寸法
:10.0m×6.0m×4.0m
構造・規模
:S造、陸屋根、1階建
基礎工法
:直接基礎
主な仕上
:屋根
庇
:モルタルの上防水シート貼り
:リシンアクリル吹付
天井(斎場):木製下地吸音テックス貼りEP塗り
外壁
:リシンアクリル吹付
内壁
:吹付タイル床 モルタルの上ペンキ塗り
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④ 車寄せ
建築面積
:26.0㎡
構造・規模
:S造
基礎工法
:直接基礎
主な仕上
:屋根
:カラーステンレス一文字葺き、耐火野地板
庇
:ケイ酸カルシウム板
柱
: 鉄骨塩化ゴム塗装
床
:コンクリートコテ押え
⑤ 渡り廊下
建築面積
:10.62㎡
構造・規模
:S造
基礎工法
:直接基礎
主な仕上
:屋根
:カラーステンレス一文字葺き、耐火野地板
軒裏
:ケイ酸カルシウム板
柱
:鉄骨塩化ゴム塗装
⑥ 納骨堂
建築面積
:2.89㎡
寸法
:1.7m×1.7m×1.82m
構造・規模
:鉄筋ブロック造
基礎工法
:直接基礎
主な仕上
:モルタル金コテ
⑦ 浄化槽
寸法
:1.8m×2.5m×1.75m
材質
:FRP製
処理対象人員 :40人
⑧ 物置(既製品)
寸法
:2.8m×2.2m×1.9~2.1m
構造・規模
:S造
⑨ 燃料タンク
寸法
:1.5mΦ×2.0m
構造・規模
:S造
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⑩ 燃料タンク架台
寸法
:1.8mΦ×0.3m
構造・規模
:RC造
⑪ 燃料タンク防油堤
寸法
:3.3m×3.3m(t0.5m)
構造・規模
:RC造
⑫ 煙突
高さ
:20m
構造・規模
:RC造
⑬ 煙道
※図面等で確認のこと
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第3節 一 般 事 項
1. 関係法令の遵守
本工事の実施にあたっては、以下の関係法令等を遵守すること。
1)
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和43年 法律第97条)
2)
労働安全衛生法(昭和47年 法律第57号)
3)
労働安全衛生規則の一部改正(平成17年 法律第108号)
4)
労働基準法(昭和22年 法律第49号)
5)
特定化学物質障害予防規則(昭和47年 労働省令第39号)
6)
建設業法(昭和24年 法律第100号)
7)
建築基準法(昭和25年 法律第201号)
8)
建設工事の係る資材の再資源化等に関する法律(平成12年 法律第104号)
9)
フロン回収・破壊法
10) ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(平成13年 法律65号)
11) 環境基本法(平成5年 法律第91号)
12) 大気汚染防止法(昭和43年 法律第97条)
13) 水質汚濁防止法(昭和45年 法律第138号)
14) 騒音規制法(昭和43年 法律第98条)
15) 振動規制法(昭和51年 法律第64号)
16) 悪臭防止法(昭和46年 法律第91号)
17) 土壌汚染対策法(平成14年 法律第53号)
18) 建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル2011(環境省水・大気環境局大気環境課)
19) 石綿障害予防規則(平成17年 厚生労働省令第21号)
20) 非飛散性アスベスト廃棄物の適正処理について(平成17年3月30日環境省通知)
21) アスベスト含有シール材除去回収ガイドライン(平成19年3月 アスベスト処理推進協議会)
22) 建築工事における建設副産物管理マニュアル(平成14年官庁営繕部建築課営繕技術管理室)
23) 建築物解体工事共通仕様書 平成24年版(国土交通省)
24) 石川県の条例、規則、要綱等
25) その他適用される関係法令、規則、規格、基準等
2. 適用範囲
本工事は、請負契約書、本仕様書、質疑回答書、建築物解体工事共通仕様書、及び関係法令を遵守し、
工事の円滑な進捗を図らなければならない。また、本仕様書に明記されていない事項や図面が無い設備
であっても、工事の目的上当然必要と思われるものについては受注者の負担と責任において達成しなけ
ればならない。したがって、当初想定した工法、数量等に変更があった場合でも、請負金額の増減は行
わないものとする。ただし、埋蔵文化財等が発見された場合はこの限りではない。
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3. 疑 義
受注者は、本仕様書等又は工事施工中に不備や疑義が生じた場合、監督員と十分協議のうえ、遺漏の
ないよう工事を行うものとする。
4. 変 更
原則としての本仕様書の変更は認められないものとする。
ただし、不測の事態が生じた場合、特許等に触れる場合及び受注者の技術が工事完遂により効果的な
場合等においては、受注者は監督員と協議のうえ、承諾を得て変更することができるものとする。
5. 許認可申請
工事内容により関係官庁への許認可申請、報告、届出等の必要がある場合には、その手続きは受注者
の経費負担により速やかに行い監督員に報告すること。また、工事範囲において本組合が関係官庁への
許可申請、報告、届出を必要とする場合、受注者は書類作成し、その経費を負担すること。
6. 報告・検査
1)
施工の立会い検査等
あらかじめ監督員の立会いが指定された工事内容の区切り段階には、現場代理人は適切な時期に監
督員に対して立会い検査請求を行うものとし、立会い日時については、監督員の指示を受けるものと
する。また、関係官庁の立会い検査が必要な場合、受注者は書類作成等を行うこと。
2)
検査報告書等の提出
受注者は、本工事着手前から終了までの法令で定められた記録・報告書の他、監督員と協議により定め
られた計画書、調査報告書等の図書を整理して提出すること。
7. 保険等
工事着手から引渡しまでの管理は、受注者にて行うことはもとより、契約約款に従い、建設工事保険
やその他の保険をかけること。なお、保険期間は工事着手から引渡し完了の日までとする。
8. 工事実績情報の登録
受注金額が500万円以上のときには、契約後10日以内にCORINSに登録すること。また
2,500万円以上の時には竣工時にも登録すること。
9. 圏域内業者優先発注について
1)
本工事の施工に際し、下請発注する場合は、できる限り輪島市および穴水町内業者を活用す
るよう努めること。
2)
本工事を下請発注する場合は、適正な価格で請け負わせること、下請代金を適正な期間内に
支払うこと等下請契約及び下請代金支払の適正化に努めること。
3)
施工に必要な工事資材、建設機械等を購入又は借入する場合は、できる限り圏域内業者を活
用するよう努めること。
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10. 工事条件
1)
周辺の建物や公共施設に本工事の影響により、ひび割れや仕上げ材の落下等の施設の変化を
生じないようにし、生じる可能性がある場合は、工事着手前に家屋調査を行い、本工事での
影響か否か判断できるようにし、本工事に起因する場合は、本工事内で修理、補修すること。
2)
農業用水の改変や、田畑の使用等を伴う周辺農業に影響を与え得る工事は、原則として農閑
期に行うこと。
3)
工事中に埋蔵文化財が発見された場合は、速やかに工事を中止し監督員に報告を行うこと。
11. 図書の優先順位
1)
施工計画書(受注者が本仕様書を基に作成した労基届出済の施工計画書)
2)
質疑回答書
3)
本仕様書及び添付図面
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第4節 公 害 防 止 対 策
1. 騒音・振動対策
本工事は、関係法令に基づき、特定施設において発生する騒音・振動の規制基準を満たす対策を講ず
るとともに工事に使用する建設機械は低騒音型機械、低振動型機械を使用すること。
なお、定められた作業時間(8:00~17:00)を厳守し、夜間や早朝及び休日の作業は行わないこと。
2. 粉じん対策
解体工事に伴い発生する粉じんを防止するため、作業場所を散水湿潤化すること。また、換気設備等
により作業環境を保全すること。周辺対策として、外部を防炎シート等により養生し、散水により粉じ
んの発生を抑制すること。
3. 排気設備
本工事において、事前調査でアスベスト含有建材の使用が認められた場合は、室内で機械を使用する
ことを考慮して換気等の対策を講じること。
周辺対策として、アスベストに汚染された空気及び粉じん等は、石綿飛散防止対策マニュアルに準拠
した措置をとること。また、工事に使用する内燃機関を動力とする建設機械類は排気ガス対策機械のみ
を使用すること。
4. 廃棄物の処理について
1)
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」についての注意事項を守ると共に環境保全に努める
こと。
2)
「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」に基づき、特定建設資材について、分別
解体等及び再資源化を行うこと。
3)
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に従って廃棄物の種類に応じて分別、排出し、処理
業者の資格、処分の方法、処分の量及び処分先を明らかにし、事前に委託契約内容書類を監
督員に提出するものとする。
4)
次表に掲げる工事を請け負ったときには、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律
第12条第1項」の規定による「説明書」及び、法律第18条第1項による「再資源化等報
告書」を、本組合に提出すること。
対象
対象建設工事の種類
規模の基準
■
建築物の解体
床面積の合計
80㎡以上
□
建築物の新築・増築
床面積の合計
500㎡以上
□
建築物の修繕・模様替え(リフォーム)
請負代金の額
1億円以上
□
建築物以外のものの解体・新築等
請負代金の額 500万円以上
5. 水質・土壌汚染対策
本施設内に残る薬品、油類等については、放流せず適正に処分すること。
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第5節 災 害 防 止
1. 解体対象建築物の構造等を事前に調査、把握するとともに、事故防止に十分配慮した解体工
法の選択、施工計画の作成を行い、安全に解体すること。
2. 安全手すり、安全ネット、仮設照明、換気等危険防止設備を施し、災害の防止に努めること。
3. 大型機械およびダンプ等の建設関連車両の走行にあたっては、道路交通法を遵守するととも
に、必要に応じて交通誘導員を配置すること。また、敷地内から道路への退出の際、粉じん、
泥、砂、汚水等を持ち出さないよう対策を行い、清掃を十分に行うこと。
4. 工事中は、異常沈下、法面の滑動その他による災害が発生しないよう、災害防止上必要な処
置を行うこと。
5. 既存の設備、構造物等の損傷、汚染防止に努め、万一損傷、汚染が生じた場合は速やかに監
督員に報告するとともに、受注者の負担で速やかに復旧すること。
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第6節 工 事 範 囲
本工事に定める工事範囲は、以下の通りである。
1. アスベスト含有建材除去工事
1)
アスベスト含有成形板(レベルⅢ)
本工事において、車寄せの屋根裏の成形板等に(ケイ酸カルシウム板、耐火野地板)にアスベストが含
まれているため、事前調査の上、関係法令に従い適正に除去・処分すること。
2. 火葬炉解体工事
1)
火葬炉の解体一式
2)
電気設備・計装設備の解体一式
3)
給排水設備の解体一式
3. 建築物・工作物解体工事
1)
解体範囲図に示す範囲内の建築物、工作物の解体一式。
2)
薬品等の残留物は、適正に処分すること。
3)
本工事による残置対象物に損傷を与えた場合は、受注者の負担により復旧すること。
4. 付帯業務
1)
安全衛生管理体制の確立
2)
作業計画等の立案
3)
周辺環境への対策と対応
4)
解体廃棄物の適正処理・処分
5. 外構解体、解体跡地整備
1)
解体工事範囲内の樹木および芝等の植栽は、全て撤去すること。
2)
敷地外周の側溝は残置すること。
3)
工事範囲内のアスファルトは、全て撤去すること。
4)
敷地内の本組合が指定する材料(1m程度の石)を、碑として火葬場棟跡地付近に移設する
こと。
5)
解体後は跡地整備図に記載するレベルまで埋め戻し整地すること。
6)
埋戻し土は解体工事にて発生した場内仮置土を使用するとともに、不足分については購入土
(山砂等の盛土に適するもの)を使用すること。残留沈下が生じないよう、埋戻し土の一層
敷均し厚さを30cm以内ごとに十分に締固めながら埋戻すこと。
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7)
購入土は汚染のないものを使用すること。
8)
その他については、跡地整備図により解体後の整備を行うこと。
6. 解体廃棄物等の処理・処分
1)
解体廃棄物(残地灰を含む)は、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」及び
「建設副産物適正処理推進要綱」等に基づき、品目、数量、保管方法、保管場所の処理処分
計画を作成すること。
2)
解体工事内において薬品、油類等の残留物があった場合は抜き取り、適正に処理すること。
3)
機械油等は、機械から抜き取り、適正に処理・処分すること。
4)
敷地内の廃棄物、残留物(たとえば薬品(保管分を含む)、予備品、什器、消火器、その
他)についても適正に処分すること。
5)
既設側溝および桝等の清掃をすること。
7. 準備・仮設工事等
1)
工事施工に必要な電力、用水、排水設備、仮設設備、その他本工事に必要な設備は、受注者
の負担とする。
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第7節 提 出 図 書
1. 実施設計図書及び施工承諾申請図書
受注者は、受注後直ちに全体基本計画を作成し、監督員の承諾を得た後実施計画に着手するとともに、
組織・体制表、主要図書の目録及び提出予定を提出して承諾を受けるものとする。
1)
2)
全体基本計画書
本工事の工程、施工・工事計画等の概略を示すこと。
施工計画書(解体工事計画書)
① 工事概要
② 組織・体制表
③ 安全衛生管理計画書及び体制
④ 仮設・準備工事施工計画(施設養生計画、粉じん飛散防止計画を含む)
⑤ 解体工事計画書(各施設、設備毎に提出すること)
⑥ 汚染物及び有価物の処理・処分及び搬出計画書
⑦ 専門業者、下請業者及び法的資格リスト
⑧ 使用機材リスト
⑨ その他監督員が指示する図書
3)
工事工程表
4)
工事設計図書
① 撤去工事図
② 工事内訳明細書
③ 数量計算書
④ 単価表・単価見積等の単価根拠
5)
検査要領書
6)
建設廃材処理計画届出書
7)
リサイクル計画書
8)
打合せ議事録
9)
施工図
10) 工事進捗状況報告書(工事日報、工事記録写真、議事録等)
11) 工程表(全体、月間、週間)
12) 竣工検査願
13) 関係官庁等届出書
① 建設物除却届
② その他監督員が指示する図書及び許認可必要図書
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2. 完成図書
受注者は、工事の完成に際し、以下の完成図書を作成するものとする。
1)
竣工図
① 仕上測量図を含む竣工図(白焼き製本)
2)
工事記録簿等
① 工事写真帳(カラー)
② 完成図書(カラー)
3)
廃棄物運搬処分報告書A4版
① 計量票、マニフェスト伝票(伝票)
② 上記の集計表
③ スクラップ取得費証明書、契約書の写し
④ 中間処理、最終処分運搬経路の地図と施設搬入、処分状況写真
⑤ 業者委託契約書(写し)
4)
再資源化完了報告書
5)
工事内訳書・精算書
6)
出荷証明書・納品伝票及び数量リスト
7)
数量根拠計算書・積算根拠
3. その他
1)
関係法令申請等
① 建築物除却届
2)
その他本組合が指示するもの
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