数的推理 No.1 難易度 ★★★ 重要度 ★★★★ 数的推理ザ・ベスト プラス #2 問題 ナシ,ミカン,リンゴがいくつかあり、ミカンとリンゴの個数は同じで、ナシの個数はミカンの半分であった。 これらで次の 3 種類の袋詰めをいくつかずつ作ったところ、1 個も余らなかった。 ○ ナシ,ミカン,リンゴがそれぞれ 1 個ずつの計 3 個が入った袋 ○ ナシ 2 個とミカン 3 個の計 5 個が入った袋 ○ ミカン 1 個とリンゴ 2 個の計 3 個が入った袋 このとき使用した袋の枚数として考えられるのは、次のうちではどれか。 1.98 枚 2.100 枚 3.102 枚 4.104 枚 5.106 枚 解説 それぞれの袋詰めの袋の数を、次のようにa~cとします。 ナシ,ミカン,リンゴがそれぞれ 1 個ずつの計 3 個が入った袋 →a ナシ 2 個とミカン 3 個の計 5 個が入った袋 →b ミカン 1 個とリンゴ 2 個の計 3 個が入った袋 →c これより、それぞれの袋詰めの中の果物の数は、次のように表せます。 ナシ ミカン リンゴ a a a 2b 3b c 2c 数的推理 No.1 また、条件より、ミカンとリンゴの個数が同じなので、次のように方程式が立ちます。 a+3b+c = a+2c 3b=c ∴b:c=1:3 …① ここで、ミカンの数「a+3b+c」にc=3bを代入すると、「a+6b」となり、ナシと同じ「aとbの式」 で表せますね。 そうすると、ナシの個数がミカンの個数の半分であることから、「ナシの個数×2=ミカンの個数」について、 次のように方程式が立ちます。 2(a+2b) = a+6b 2a+4b=a+6b a=2b ∴a:b=2:1 …② ①,②より、a:b:c=2:1:3 となり、2+1+3=6 より、袋の枚数は 6 の倍数とわかります。 選択肢で 6 の倍数は、肢 3 の「102 枚」のみで、これが正解となります。 正解 3
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