日本SKAサイエンス会議 銀河進化と遠方宇宙

日本SKAサイエンス会議
銀河進化と遠方宇宙
平下 博之 (ASIAA)
2015.9.7–8 神戸
SKA
Place: Australia, South Africa
Aperture area: 1 km2
Frequency: 70 MHz –10 GHz
Field of view: ~ 200 deg2 at < 1 GHz; ~ 1 deg2 at > 1 GHz
Angular resolution: < 0.1 arcsec
高感度、高分解能、広視野、広帯域の
長波長大陸望遠鏡
初期観測 2020年
SKAが解き明かす宇宙史
銀河形成前夜・直後のガスをパノラマ的に
時間軸でスライスして見ることができる唯一の装置
筑波大学宇宙理論研究室ホームページより
PLANCK
SKA
ALMA, TMT
日本版SKAサイエンスブック
(1) 各分野のSKAでできそうなサイエンスの概観
(2) 国際SKAのサイエンスケース
(3) 日本が狙うサイエンス(英語化予定)
再電離:早く正確な理論モデルの開発、前景放射
のモデル化と除去方法の確立
宇宙論:超地平線スケール宇宙論、暗黒エネル
ギー探査、21 cm線による暗黒宇宙探査
銀河進化:近傍銀河の星間物質探査、スケーリン
グ則、21 cm吸収線で探査する銀河進化
今回の研究会の目的
(1) 再電離、宇宙論、銀河進化のSKAへ向け
た研究の方向性や成果を議論する。
(2) 関連する分野の専門家を招待し、SKAで
何ができるか、他波長との共同研究ができる
か等の可能性を議論する。
(3) 日本のユニークなサイエンスケースを特
定する(英語版に繋げる)。
(4) Rachelさんとの議論。