別紙１ 番号 １ ２ 研究プロジェクト名 新人看護師教育担当 者育成プログラムの 精錬 看護師長が取り組む 組織変革プロジェク トを支援する研修プ ログラムの精錬に関 する研究 プロジェクト概要 研究目的 研究方法 我々は、平成 20 年度から科学研究費補助金を受け、 ①“教育担当者に必要な能力評価ツール”、及びそれ に基づく②自施設完成型新人看護師教育担当者育成 プログラムを開発してきた。 現在、本プログラムは、教育担当者の自己評価ツー ルの評価ツールとしての信頼性・妥当性を検証、およ び教育責任者向けの、プログラム活用ガイドを作成の 段階まですすんでいる。 本プロジェクトは、本プログラムをさらに多くの施 設で試行・評価し、精錬させていくことを目的として いる。 平成 20 年度～22 年 度プロジェクト研 究において開発し た、①“教育担当者 に必要な能力評価 ツール”、及びそれ に基づく②自施設 完成型新人看護師 教育担当者育成プ ログラムのさらな る精錬を行う。 １）教育担当者の自己評価ツールの評価ツ ールとしての信頼性・妥当性を、引き続き 検証する。 ２）教育責任者向けのプログラム活用ガイ ドを精錬し、中規模病院 10 施設程度とし て自施設完成型新人看護師教育担当者育成 プログラムの試行を行う。 ３）以上をとおして、自施設完成型新人看 護師教育担当者育成プログラムの精錬を行 う。 和住 黒田 看護師長が取り組む組織変革プロジェクトを支 援する研修プログラムの精錬を、センター教員と のアクションリサーチ型共同研究により実施す る。 ① 病院の看護師長が取り組む組織変革課題を明 確化する。 ② 課題に取り組む過程を通して、組織変革に必 要な看護職の能力、育成支援の必要性を明ら かにする。 ③ ②に基づき、研修プログラムを精錬する。 看護師長が取り組 む組織変革プロジ ェクトを支援する 研修プログラムの 精錬すること を目 １）病院の看護師長が直面する組織変革 課題とその課題解決に必要な能力をア クションリサーチの手法を用いて明確 化する。 ２）看護師長が取り組む組織変革プロジ ェクトに必要な能力を育成する有効な 方法を明らかにする。 和住 黒田 的とする。 ３）１）２）の結果に基づき、現行の研修 プログラムをさらに精錬する センター教員 淑子 教授 久美子 准教授 共同研究対象者 看護管理・看護教 育に関連した実 践かつ研究業績 がある。 ※なお、過去６年 間において本研 究プロジェクト に参画した経験 のある者に限る。 淑子 教授 久美子 准教授 ・看護師長相当職 にある者。 ・ 自組織（管理 する病棟、ある いは看護単位） で組織変革を必 要とする課題を もつ者。 ・所属機関の看 護部責任者がプ ロジェクトの実 施を承諾してい る者。 ・ 平 成 25 、 26 年度にアクショ ンリサーチ型共 同研究員であっ た者。 番号 ３ 研究プロジェクト名 看護職の文化的能力 の評価と能力開発・臨 床応用に関する実証 研究 公的病院における ４ ＥＬＮＥＣ教育プロ グラムの開発 プロジェクト概要 研究目的 研究方法 センター教員 共同研究対象者 看護職の文化的能力の評価と能力開発・臨床応用に 関する実証研究をセンター教員との共同研究により 実施する。 ① 看護管理者および看護職の文化的能力の水準と 特徴について検討する。 ② ①より能力開発・臨床応用に関して実証的に明ら かにする。 本プロジェクトは、看護職や病院の国際化に寄与す るだけでなく、臨床現場にあって、外国人の対応に困 っている看護師の指針となり、日本人患者・家族との トラブル防止、多職種連携の推進、医療事故防止など、 その波及効果は大きい。 病院の国際化はア ジア諸国では急速 に進展がみられる が、わが国は立ち遅 れているとの指摘 もある。そこで本研 究プロジェクトに より、看護管理者お よび看護職の文化 的能力の評価を行 い、能力開発と臨床 応用に資する人材 育成プログラムの 開発を目的とする。 文化的能力のアセスメントツールの検討 看護職の文化的能力に関する聞き取り調 査の実施 以上より作成した、アセスメントツールを 用いて、看護管理者および看護職の文化的 能力の評価を行う。 分析結果に基づき、看護職の文化的能力開 発と臨床応用に資する人材育成プログラ ムの開発を行う。 野地 赤沼 有子 智子 教授 講師 看護職の文化的 能力に関心を持 ち、本テーマの推 進に積極的に取 り組める者。 End of Life Nursing Consortium(ELNEC)教育プ ログラムは、米国において開発されたエンド・オブ・ ライフケアについて、看護教員や臨床家向けにデザイ ンされたものである。公的病院の特徴を踏まえた教育 プログラムの開発を行う。 ＥＬＮＥＣは複数 のモジュールから 構成されている。公 的病院の特徴を事 例を用いて検討し、 教育プログラムの 開発を行う。 国内外のＥＬＮＥＣ指導者と連携し、公的 病院におけるエンド・オブ・ライフケアの 特徴を事例を通して検討し、ＥＬＮＥＣの モジュールを活用した教育プログラムの開 発を行う。 野地 赤沼 有子 智子 教授 講師 公的病院に勤務 する看護師、ある いは本テーマに 関心のある教育 研究者
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