国際政治経済特殊研究Ⅷ 飯野光浩 1 プレゼン準備 文章の組み立て・スライドの作り方 テキスト第3章 文章の組立て 文章の組み立てはあらゆる種類の仕事の 文書の基本 記述の順序(30ページ~) →基本は起承転結である。 →現在は重点先行主義 論文の重心が前に移った ☆表題(タイトル)の重要性(32ページ) 例)新聞記事 2 テキスト第3章 文章の組立て →序論・本論・結び(34ページ) 起承転結ではなく起承結である。 序論 →本論を詠むべきかを否かを敏速・的確に 判断するための材料の提供 ☆目標規定文を必ず入れること(36 ページ) 3 テキスト第3章 文章の組立て →必要な予備知識の提供 ☆問題意識とその重要性 ☆問題の背景 ☆問題分析のアプローチ 結び →主なポイントを簡明に列挙してまとめる →これらの重要性を強調し、将来への拡張 を示唆する 4 テキスト第3章 文章の組立て 本論の記述の順序 記述文・説明文 →概観から細部へ(42ページ) 文章冒頭の短い要を得た記述により概観 がつかめれば、細部の記述の理解が容易 になる。 →論理展開の順序(48ページ) いくつかの事例をあげて、それによって自 分の主張したい結論を導き出す 5 テキスト第3章 文章の組立て 文章の構成案の作り方 (1)目標規定文をにらみながら、 (2)集めた材料とそれについての考察を (3)記述の順序、文章の組立てについて原 則論を念頭において すっきりと筋の通った形に配列・構成する ☆文章がきちんと書けていなければならない 6 準備その1:プレゼンの骨格作り 目標規定文とTo do リスト;発表の骨子であ る。 →目標規定文:プレゼンの目的 →To doリスト:発表の節に対応 7 準備その1:プレゼンの骨格作り ☆すなわち、飯野の場合の節はTo doリストに 応じて 1 プレゼンの目的 2 はじめに 3 中国の対外援助の特徴 4 アジア低所得国における中国の存在感 5 結論-中国の台頭と日本のODA戦略 8 アジアの低所得国における中 国の対外援助と日本のODA 飯野光浩 9 Ⅰ 本発表の目的 中国の対外援助の特徴を明らかにし、ア ジアの低所得国における中国の存在感を 分析した上で、日本のODA戦略を明らか にする。(最新の目標規定文) ☆研究・分析の過程で、必要であれば、目 標規定文を変更しても構わない 10 Ⅰ 本発表の目的 中国の経済成長に伴い、対外援助を含 めて、アジアの低所得国へ大きな影響を 及ぼしている。その影響力の現状を分析 して、日本のODAがとるべき戦略を明ら かにする。(最初の目標規定文) 11 Ⅱ はじめに 12 Ⅲ 中国の対外援助の特徴 13 Ⅳ アジアの低所得国における 中国の存在感 14 Ⅴ 結論―中国の台頭と日本のODA 戦略 15 準備その2:プレゼンの構成 全体の大まかな流れ 概略から細部へ →何の知識もない相手にわかりやすく自分の主 張を理解してもらうことに主眼をおく。 1:発表の目的 →最初に示すことで、発表の全体像を明らかに する。 →これから、何をするのかを最初に提示すること で、相手を飽きさせない。 16 準備その2:プレゼンの構成 2:はじめに(現状) →目的で提示された問題の具体的な形を明ら かにする。 3:中国の対外援助の特徴 4:アジアの低所得国における中国の存在感 →その問題の特徴や性質を明らかにする。 5:結論 →これまでの結果に基づいて、日本が採用すべ きODA戦略を提示する。 17 準備その3: プレゼン作成の際の注意 情報を1枚に詰め込み過ぎない。 →相手がいることを常に意識する。 →トピックセンテンスや重要なデータ(表か グラフ)のみを書く ☆具体例は口頭で説明する。 →読みやすい文字の大きさ ☆最初はデフォルトの文字の大きさで!! →決して変更しない 18 準備その3: プレゼン作成の際の注意 情報を1枚に詰め込み過ぎない。 →相手がいることを常に意識する。 →トピックセンテンスや重要なデータ(表かグラフ)のみを 書く ☆具体例は口頭で説明する。 →読みやすい文字の大きさ ☆最初はデフォルトの文字の大きさで!! →決して変更しない 19 準備その3: プレゼン作成の際の注意 情報を1枚に詰め込み過ぎない。 →相手がいることを常に意識する。 →トピックセンテンスや重要なデータ(表かグラフ)のみを書く ☆具体例は口頭で説明する。 →読みやすい文字の大きさ ☆最初はデフォルトの文字の大きさで!! →決して変更しない 20
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