2015 年 4 月 13 日 元山 斉 美添 泰人・石田 和彦 2015 年度 月日 4/13 20 27 5/11 18 25 6/ 1 6/ 8 15 22 6/29 7/ 6 13 20 7/23 経済統計 (I) 講義予定 回 話 題 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 講義の紹介,経済統計の基礎知識 構造統計 (1) — 国勢調査(世帯と個人) 構造統計(2)──経済センサス(企業と事業所) 統計調査結果の活用 標本調査の基礎 標本調査による経済統計の実際例 時系列データについて(1) 小テスト (第 1 回) 時系列データについて(2) 国勢調査について 指数について(1) 指数について(2) 指数について(3)「消費者物価指数」 我が国の統計制度 小テスト (第 2 回) 協力者 石田和彦 総務省統計局 石田和彦 美添泰人 総務省統計局 石田和彦 (元山斉・美添泰人・石田和彦) 石田和彦 総務省統計局・国勢統計課 石田和彦 石田和彦 総務省統計局・上田室長 総務省統計局・上田室長 (元山斉・石田和彦) 定期試験は実施しない 教科書 : 中村・新家・美添・豊田『経済統計入門(第 2 版)』東大出版会. 講義用 Web site : http://www.yoshizoe-stat.jp/ 予定表の修正は講義用 HP に掲載します. 元山研究室 : 8 号館 8 階 804 JINSE 担当 : 5 号館 6 階 626(美添) / 628(石田・吉野) 成績評価 : 2 回実施する小テストの成績,および課題(必須課題)の内容を,50%ずつの割合で 評価に反映します.このほか,自由課題の内容によっては,追加的な考慮の対象とします. 統計教育大学間連携ネットワーク (JINSE) : この講義は日本銀行の協力を得て,新たな教材作 成の目的も兼ねています.講義は元山の責任で実施し,教材の提示と紹介は石田,美添と各 府省の専門家が担当します.なお,動画の撮影がありますので,講義実施中には雑音を立て ないようにしてください. 文部科学省の補助金で実施している JINSE の活動,および日本銀行などのステークホルダー に関しては,次の URL を参照してください.http://www.jinse.jp/ 2015 年 6 月統計検定 前期の科目「経済統計 (I)」では,2015 年 6 月 21 日に実施される統計検定 の試験で合格した受講生には,成績評価に部分的に反映します.この講義の内容は,比較的 難しいといわれている「統計調査士」の出題範囲を含んでいます.社会的にも認知される資 格ですので,統計学の基礎知識を確かめながら受験してください.ただし,高い評価を得る ためには授業中の小テストなどでも良い結果を出す必要があります. 質問等 : 元山および協力者(美添,石田)に連絡してください (E-mail は全員に同報すること). motoyama <[email protected]>, yasuto_yoshizoe(at)post.harvard.edu, kazuhiko.ishida(at)busi.aoyama.ac.jp 経済統計 参考文献など 2015 年 4 月 13 日 美添 泰人 以下,参考文献等を,美添による簡単なコメントとともに記しておきます.学習,レポート作 成などに利用してください.なお教科書で触れているものは,原則として除きます. [1] ホーエル『初等統計学(第 4 版)』培風館, 1981 この本の 1 章から 9 章まで,および 13 章を読めば,経済統計分析で利用される手法の基礎が 理解できます. [2] ガットマン・ウィルクス『工科系のための統計概論』培風館, 1968 古くなりましたが,中級の教科書として,今でも安心して推薦できる本です.1–10 章(4 章と 8 章を除く)および 15 章が経済統計分析に直接利用される手法です. [3] 総務省統計局のホームページ http://www.stat.go.jp このページから国内・海外の主要統計サイトにアクセスできます.また,統計情報総合案内で 探している情報がどの統計に含まれているか,知ることが出来ます. [4] 総務省統計局『日本統計年鑑』毎年発行 主要統計を収録した便利な年鑑です.図書館,経済学部資料室(8 号館 6 階)などにあります. また上記の総務省統計局ホームページからも利用できます. [5] 小巻泰之『経済のことが面白いほどわかる本 統計データの読み方編』中経出版, 2001 統計に関する正確な理解に基いて,やさしくデータを解説しています.月次で経済動向を明ら かにする統計が中心ですが,経済と統計の関係について考えさせます. [6] 小巻泰之『入門経済統計』日本評論社, 2002 同じ著者によるもう少し詳しい本です.ここでも工業統計,商業統計など,大規模な構造統計 は扱われていません. [7] 廣松 毅他『経済統計』新世社, 2006 講義の水準とほぼ同等ですが,農業,金融・保険などの産業に関する統計,財政・金融,貿易・ 経済協力に関する統計なども扱っています. [8] 佐藤朋彦『数字を追うな 統計を読め』日本経済新聞社,2013 年 公的統計の作成・改善・研究などに長期間関わってきた著者による素晴らしい本です.全員に 読んでもらいたいと思います. [9] 中村・新家・美添・豊田『統計入門』東京大学出版会, 1984 [10] 松田芳郎・美添泰人他『社会科学研究 特集 経済統計』東京大学社会科学研究所,2002 [11] 松原 望(編著)『統計学 100 のキーワード』弘文堂,2005 [12] 美添泰人・大滝雅之(編著) 『家計のミクロ統計分析』統計情報研究開発センター研究叢書, 2002 [13] 美添泰人『景気指標の新しい動向』内閣府社会経済総合研究所,経済分析第 166 号,2003 [14] 美添泰人『家計データの経済分析と統計的手法』統計研究会(叢書),2006 [15] 美添泰人『公的統計の利用と統計的手法』統計情報研究開発センター(研究叢書),2009
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