Weekly Asia Market News (J) 151002

みずほコーポレート銀行
WEEKLY ASIAN MARKET NEWS
Market Summary
今週のReview
Forex Rate
9/28
9/29
9/30
10/1
10/2
方向感
Next Week Forecast
120.28
119.85
120.03
120.21
120.08
118.70 ~ 121.40
USD/SGD
1.4266
1.4287
1.4232
1.4265
1.4344
1.4100 ~ 1.4450
USD/THB
36.26
36.44
36.34
36.42
36.60
35.80 ~ 37.20
USD/MYR
4.4139
4.4580
4.4079
4.4023
4.4150
4.3000 ~ 4.5000
USD/IDR
14,710
14,675
14,646
14,684
14,666
14,400
~ 14,800
USD/PHP
46.78
46.91
46.75
46.75
46.77
46.20
~ 47.20
64.80
~ 67.00
USD/JPY
USD/INR
66.11
65.99
65.75
65.57
-
JPY/SGD
1.1861
1.1921
1.1857
1.1867
1.1946
Interest Rate ( 5年債利回り)
1.1700 ~ 1.2100
Stock Market
10/2
先週末比
USD
1.377%
-12.4bp
DOW
16,272.01
先週末比
+0.4%
10/2
JPY
0.049%
-0.6bp
N225
17,725.13
-0.9%
SGD
1.907%
-26.8bp
STI
2,789.59
-1.5%
THB
2.160%
-3.0bp
SET
1,345.32
-2.3%
MYR
3.800%
-3.1bp
KLCI
1,628.87
+0.8%
IDR
9.309%
-2.8bp
JCI
4,238.95
+0.7%
PHP
3.469%
+4.4bp
PSEi
6,850.61
-1.0%
INR
7.658%
-20.1bp
SENSEX
26,220.95
+1.4%
Economic Calendar
日付
国
9/29
インド
10/1
日本
3Q日銀短観(大企業製造業・現況)
10/1
中国
9月製造業PMI/非製造業PMI
10/2
米国
10/6
フィリピン
10/7
10/8
10/7-14
データ
政策金利
結果
予想
前回
6.75%
7.00%
7.25%
12
13
15
49.8/53.4
49.7/-
49.7/53.4
201K/5.1%
173K/5.1%
9月非農業部門雇用者数変化/失業率
-
9月消費者物価指数(前年比)
-
-
0.6%
日本
日銀金融政策決定会合
-
80T
80T
米国
FOMC議事要旨
-
-
-
-
1.3%
1.8%
シンガポール 3QGDP速報値(前年比)
MIZUHO BANK, LTD. SINGAPORE
Tel: 65-6805-4100
2-Oct-2015
JPY
今週の米ドル/円相場は上値重い展開。28日、120円台半ばでオープンした米ドル/円は、日経平均株価の下落に伴い120円
台前半まで弱含んだ。その後も米8月中古住宅販売仮契約の市場予想を大きく下回る結果に米ドル売りが強まると、米ドル/
円は119円台後半まで下落した。29日も、日経平均株価の大幅下落を嫌気し、米ドル/円は一時週安値圏となる119円台前
半まで値を下げたが、リスク回避ムードが後退すると119円台後半まで買い戻された。30日は、米9月ADP雇用統計の良好な結
果や米金利上昇を受けた米ドル買いも後押しし、米ドル/円は120円台前半まで上昇したが、米9月シカゴ購買部協会景気指
数の市場予想を下回る結果を受けて、再び119円台後半まで下落。10 月1日は、米9月ISM製造業景況指数の悪化を背景に
米ドル売りが強まると、米ドル/円は119円台半ばまで続落した。本日は、今晩に米9月雇用統計を控えて様子見ムードが強く、
米ドル/円は120円を挟んで値動きに乏しい推移となっている。
SGD
シンガポールドルは下落。週初28日、1.42台半ばでオープン。この日発表された、中国8月工業部門企業利益が大幅に下落して
いたことを嫌気し、アジア通貨全般が軟調に推移。シンガポールドルは1.42台後半へとじり安の展開。29日、アジア株式市場が軒
並み下落し、リスク回避の流れからシンガポールドルは6年ぶり安値圏の1.43台前半まで売り進められた。しかし、株式市場が下
げ止まりを見せると過度なリスク回避姿勢が和らぎ、30日にかけて1.42台前半まで買い戻された。その後、1日発表された米ISM
製造業景況指数が市場予想を下回る結果となると、再びリスク回避ムードが広まりシンガポールドルは反落。本日にかけては、6
年ぶり安値を更新し、1.43台半ばまで売られて越週した。
THB
タイバーツは下落。週初28日、36台前半でオープン。28日、中国経済指標の悪化に加え、タイ8月貿易統計も輸出入ともに市
場予想を下回る弱い結果となったことから、タイバーツは売り優勢の展開。29日にかけて36台半ばまで下落したが、週央にかけて
は、ECBの追加緩和期待から欧州株価が上昇し、36台前半まで買い戻される場面も見られた。1日に発表された9月消費者物
価指数は前年比▲1.1%と9か月連続のマイナスとなったものの、市場予想通りであったため相場への影響は限定的となった。本日
は前日の弱い米経済指標の結果を受けてアジア通貨全般が軟調な展開となり、タイバーツは36.60台まで売られて越週した。
MYR
マレーシアリンギは続落、17年ぶり安値を更新。 週初28日、4.38台後半でオープン。中国経済指標の悪化を背景にアジア通貨
が下落すると、マレーシアリンギは4.42台まで売られた。29日にはアジア株安を受けて、リスク回避の流れから週安値圏の4.47台ま
で急落。その後、株式市場の下げ止まりを受けて買い戻しが見られたものの、本日にかけては再びリスク回避からマレーシアリンギ
売り優勢の展開となり、4.41台で越週した。
IDR
インドネシアルピアは横ばいも、一時17年ぶり安値を更新。週初28日、14,600台後半でオープン。 輸入企業の月末需要と見ら
れる米ドル買い・インドネシアルピア売りが優勢の地合いの中、14,700台へと下落し一時17年ぶり安値を更新。しかし、29日イン
ドネシア政府が各種規制緩和を含む景気対策パッケージ第二弾を発表したことから、反転上昇。インドネシアルピアは14,600台
へと買戻しが見られた。1日発表された、9月消費者物価指数は前年比+6.83%と市場予想を下回り、前月から伸びが鈍化したが
反応は限定的。その後、政府は景気対策パッケージ第三弾を来週発表する見通しを示したものの、アジア通貨売り優勢の地合
いの中、本日にかけてはインドネシアルピアも14,600台後半まで売られて越週した。
PHP
フィリピンペソは横ばい。週初28日、46台後半でオープン。週前半は中国経済指標の弱い結果を嫌気して、フィリピンペソは他の
アジア通貨同様に売り優勢の展開となり、47.00近辺まで下落。その後、アジア株式市場が下げ止まりを見せると、買戻しが優勢
となり46台半ばまで上昇。しかし週末にかけては、弱い米経済指標と輸入企業の米ドル買い需要とによりフィリピンペソは小幅に
売られ、結局前週末比横ばいの46台後半で越週した。
INR
インドルピーは上昇。週初28日、66台前半でオープン。 翌日に中銀会合を控えて小動きとなった。29日、インド中銀は政策金利
のレポレートを、市場予想(25bpの利下げ)を上回る50bpの利下げを決定。インド株式市場が利下げを好感し上昇したことを受
けて、インドルピーは買いが優勢の展開となり、週半ばにかけて65半ばまで上昇した。週後半にかけては、米9月雇用統計を控え
て小動きとなり、65台半ばで越週した。
当資料は情報提供のみを目的として作成したものであり、特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。当資料は信頼できると判断した情報に基づいて作成されていますが、その正確性、確実性を保証するものではありま
せん。ここに記載された内容は事前連絡なしに変更されることもあります。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願い申し上げます。また、当資料の著作権はみずほ銀行に属し、その目的を問わず無断で
引用または複製することを禁じます。