みずほコーポレート銀行 WEEKLY ASIAN MARKET NEWS Market Summary 今週のReview Forex Rate 7/25 7/26 7/27 7/28 7/29 方向感 Next Week Forecast 106.29 104.08 105.40 104.69 103.63 101.00 ~ 106.00 USD/SGD 1.3617 1.3572 1.3578 1.3498 1.3518 1.3300 ~ 1.3700 USD/THB 35.05 35.01 35.00 34.87 34.86 34.50 ~ 35.10 USD/MYR 4.0808 4.0617 4.0771 4.0473 4.0720 4.0000 ~ 4.1000 USD/IDR 13,148 13,162 13,129 13,107 13,110 12,800 ~ 13,300 USD/PHP 47.18 47.17 47.20 47.08 47.11 46.50 ~ 47.50 ~ 67.50 USD/JPY USD/INR 67.31 67.35 67.21 67.03 67.07 66.50 JPY/SGD 1.2811 1.3040 1.2882 1.2893 1.3044 1.2700 ~ 1.3300 Interest Rate ( 5年債利回り) Stock Market 7/29 先週末比 USD 1.101% -1.0bp DOW 18,456.35 先週末比 -0.3% 7/29 JPY -0.260% +6.4bp N225 16,569.27 -0.3% SGD 1.423% +6.0bp STI 2,876.13 -2.0% THB 1.650% +1.0bp SET 1,524.85 +1.5% MYR 3.216% +0.8bp KLCI 1,654.05 -0.1% IDR 6.806% -7.7bp JCI 5,310.80 +2.2% PHP 2.820% -4.5bp PSEi 7,963.11 -0.8% INR 7.069% -3.2bp SENSEX 28,131.40 +1.2% 国 7/25 7/26 データ シンガポール 6月 消費者物価指数(前年比) フィリピン 5月 貿易収支 結果 予想 前回 -0.7% -1.1% -1.6% -$2021M -$1500M -$2306M シンガポール 6月 鉱工業生産(前年比) -0.3% 0.5% 0.8% 7/28 シンガポール 2Q 失業率 2.1% 2.0% 1.9% 8/1 中国 7月 製造業/非製造業PMI - 50.0/- 50.0/53.7 8/3 タイ タイ中央銀行指標金利 - 1.50% 1.50% 8/5 インドネシア 2Q GDP(前年比) 米国 7月 NFP/失業率 29-Jul-2016 JPY 今週のドル/円相場は軟調な展開。週初25日、106円台前半でオープンしたドル/円はドル買い優勢地合いに週高値圏の106 円台中盤まで上昇したが、NYダウや原油価格の下落を背景にリスク回避姿勢が強まると105円台後半まで下落した。26日、リス ク回避姿勢が継続する中、日経平均の軟調推移や米長期金利の低下も相俟って、ドル/円は104円近辺まで値を下げたが、 米6月新築住宅販売の良好な結果等を背景に104円台後半まで上昇。27日、日銀の追加緩和期待が高まる中、ドル/円は 105円台前半までじりじりと上昇。その後、政府の経済対策が27兆円規模との報道や財務省が50年債の発行を検討との報道 が伝わるとドル/円は106円台中盤まで急騰。しかし、50年債発行報道を財務省が否定するとドル/円は105 円台前半まで反落。 その後のFOMCでは景気認識の上方修正などが好感され、ドル/円は一時106円台に乗せたものの、直ぐに円買い優勢となり 105円台前半まで反落。28日、ドル/円は104円台中盤を挟んで推移するも、追加緩和期待が燻る中で下値は限定的となり、 105円台中盤まで値を戻した。本日のドル/円は、朝方に103円台前半をつけるも、日銀への追加緩和期待がかかる状況下104 円台前半まで戻す。注目の日銀金融政策決定会合では、ETFの買い入れペース引き上げと成長資金・米ドル特則の総枠拡 大が決められ追加緩和となったが、市場参加者の予想よりも保守的との反応から、ドル円は一時週安値圏102円台後半を示 現、結局103円台前半まで反発し越週となった。 SGD シンガポールドルは上昇。週初25日、1.35台後半でオープンしたシンガポールドルは、5-10日の本邦実需筋によるドル買いを受け て1.36台前半まで下落。同日発表された6月消費者物価指数が市場予想比良好だったことで1.35台後半まで買われた場面が 見られたものの、海外時間にはリスク回避の動きから1.36台前半まで下落。26日、軟調な株式市場を背景にドル円が急落し、 全体的にドル売りの動きとなるとシンガポールドルも1.35台中盤まで上昇。同日発表された6月鉱工業生産は市場予想比悪化 を示したが相場への影響は限定的となった。27日米国時間、FOMCの結果を受けて米国早期利上げ期待が後退するとドル売り 優勢となり、シンガポールドルは1.35台前半まで下落。28日、ドル売りの流れは止まらずシンガポールドルは1.34台後半まで続伸。 2Q失業率が市場予想比で悪化したものの方向感なく推移した。29日、週末を控えて方向感を見出し難く、1.35を挟んだ小幅レ ンジで推移し同水準で越週。 MYR マレーシアリンギは横ばい。週初25日、4.06台中盤でオープンしたマレーシアリンギは1MDBへの懸念や軟調な原油価格を背景に 4.09台中盤まで下落。しかし午後に入り、ドル円が下落しマーケットがドル売り地合いとなるとマレーシアリンギも4.06台中盤まで 行って来い。26日、軟調な原油価格を背景に4.07台中盤でオープンするとその後4.09台を示現も、ドル円が急落する動きに連れ てドル売り優勢の展開となり、4.05台中盤まで反発上昇。27日、続落する原油価格を背景に4.08台中盤までマレーシアリンギは 売り込まれた。28日、FOMC後のドル売りの流れから4.05台前半でギャップオープンすると、じりじりとドル売りが進み4.04台をつける。 29日、週末を控えて小動きの中、結局4.06台で越週となった。 7/26 8/5-8/7 Tel: 65-6805-4100 THB タイバーツは上昇。週初25日、34.90台でオープンしたタイバーツは週末に大手格付け会社のフィッチがタイのソブリン格付けをA-か らBBB+に格下げたことで若干弱含み35.00台まで売られる展開。26日、「タイ中銀が昨今のタイバーツ高を懸念していない」と報 じられるも相場への影響は限定的となった。27日、6月税関ベース貿易収支は市場予想比で良化を示すとタイバーツは堅調推 移。28日、FOMC後のドル売りの流れから34.80台まで更に上昇。29日、日銀金融政策決定会合が主要イベントであったため、 ドル対アジア通貨は小動きの展開となり、タイバーツは34.80台で越週となった。 Economic Calendar 日付 MIZUHO BANK, LTD. SINGAPORE - 5.00% 4.92% - 180k/4.8% 287k/4.9% IDR インドネシアルピアは上昇。週初25日、13,150台でオープンしたインドネシアルピアはドル円主導のドル売り地合いに13,120台まで 上昇。週半ばにかけては軟調な原油価格をうけて13,170台まで下落する場面が見られたものの、27日にジョコ大統領が新財務 相にスリ・ムリヤニ専務理事を任命したことが好感され、インドネシア株・債券が強含み、インドネシアルピアも13,100台まで上昇。 週後半はFOMC後のドル売りが進んだことで13,100割れを示現し、高値圏の13,100近辺での越週となった。 PHP フィリピンペソは横ばい。週初25日、47.10台でオープンしたフィリピンペソは、5-10日の本邦勢によるドル買いを受けて47.20台まで 下落。26日発表された5月貿易収支は市場予想比悪化したものの相場への影響は限定的。週央、週後半にFOMCを控えて 47.10台で小動きの展開となった。27日、財政収支が市場予想比大幅悪化を示すも、週後半にかけてFOMC後のドル売りの流 れからフィリピンペソは47.00台まで上昇し、同水準での越週。 INR インドルピーは行って来い。週初25日、67.10台でギャップダウンしてオープンしたインドルピーは軟調な欧米株式市場を背景とした リスク回避の動きから67.40台まで下落。週半ばにかけてはFOMCを控えて小動きの展開で推移。注目されたFOMCでは米国早 期利上げ期待が後退する結果となりインドルピーは67.00丁度近辺まで上昇。週末にかけては方向感なく推移し同水準での越 週となった。 当資料は情報提供のみを目的として作成したものであり、特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。当資料は信頼できると判断した情報に基づいて作成されていますが、その正確性、確実性を保証するものではありま せん。ここに記載された内容は事前連絡なしに変更されることもあります。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願い申し上げます。また、当資料の著作権はみずほ銀行に属し、その目的を問わず無断で 引用または複製することを禁じます。
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