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専攻名 科⽬群 情報アーキテクチャ専攻 必修・選択 エンタープライズ系科⽬
科⽬名 群 (英⽂表記)
選択 単位 学期 2 コミュニケーション技術特論 2 Communication and Presentation 2 教員名 4Q 中鉢
欣秀 情報システムのアーキテクトにとって、ロジカルシンキングは必須の能⼒である。業務に関係する⽂書を作成す
ることはもちろん、プレゼンテーションなどの内容の⾻⼦を構築するためにも必要である。更に、情報システムの
アーキテクチャを設計する場⾯でも、様々なコンポーネントが論理的にデザインされていることが重要であり、ロ
概要 ジカルシンキングはこのような場⾯にも有効である。 本講義では、情報システムのアーキテクトにとって必要となる論理思考を、具体的なトレーニングを通して習得
することを狙う。論理的な⽂書を作成する能⼒、及び、情報処理システムの構造を論理的に整理して体系化するた
めの論理思考を⾝につけることを⽬指す。 この授業の⽬的は⼤きく、ロジカルシンキングの⼿法について理解することと、トレーニングとグループワーク
を通してそれらの⼿法を使えるようになることの 2 点である。 ロジカルシンキングについては、まず、情報を論理的に整理する⽅法である MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)について説明する。次に、整理した情報にもとづき相⼿を納得させることができる論理を So What? / Why So? の考え⽅で構築するための⽅法について学ぶ。 ⽬的・狙い トレーニングは、MECE と So What? / Why So? の考え⽅を⾝につけるための課題に取り組む。トレーニングにより、
ロジカルシンキングの⽅法を深く理解することを狙う。また、グループワークでは、グループ内でのコミュニケー
ションを通して、グループで合意され、他⼈に対しても説得⼒のある論理を構築する。 修得できる知識単位: (A3)K‐09‐22‐01 経営・組織論(レベル 3) ⾏動科学(リーダシップ,コミュニケーション,テクニカルライティ
ング、プレゼンテーション,ネゴシエーション、モチベーションほか) 特になし 前提知識 (履修条件) 上位到達⽬標 MECE を使いこなし、様々な情報を論理的なアーキテクチャで表現できる。 So What? /Why So? を使いこなし、論理的な思考に基づくコミュニケーションができる。 到達⽬標 最低到達⽬標 MECE について理解し、他⼈に説明することができる。 So What? /Why So? について理解し、他⼈に説明することができる。 形態 実施 録画・対⾯混合授業 授業の形態 授業外の学習 特徴・留意点 ○ 知識項⽬について解説する。 講義(双⽅向) - 実習・演習(個⼈) ○ 知識を能⼒に変える。 実習・演習(グループ) ○ 実践的な能⼒を伸ばす。 サテライト開講授業 - その他 - 対
⾯
授
業 授業で⽰すトレーニング課題に取り組む。教科書`・参考図書について学習する。 この授業は、講義と演習を組み合わせて実施する。講義では、スライド資料を⽤いてロジカルシンキングについ
て解説する。トレーニングでは、個⼈演習により各種の課題に取り組む。グループワークでは、グループでの議論
授業の内容 を通して論理思考の能⼒を養う。グループワークで作成した成果物については、授業内でプレゼンテーションする。
グループワークには遠隔で参加することもできるようにするが、なるべく出席すること。 なお、履修者の学習状況に応じて、事前の計画を変更する場合もある。 46
回数 第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 5 回 第 6 回 第 7 回 授業の計画 第 8 回 第 9 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 試験
内容 【講義】 ガイダンス(事前にビデオを公開するので、12/5 よりも前に視聴するこ
と) 【演習】
ワークショップ 【講義】
MECE フレームワーク(1) 【演習】
MECE フレームワーク(2) 【講義】
So What?/Why So?(1) 【演習】
So What?/Why So?(2) 【講義】
ロジック・ツリー(1) 【演習】
ロジック・ツリー(2) 【講義】
ロジック・ツリー(3) 【演習】
ロジック・ツリー(4) 【演習】
グループワーク(1) 【演習】
グループワーク(2) 【演習】
【演習】
グループワーク(3) グループワーク(4) 教科書・教材 参考図書 グループワーク(5) メ
授業の理解度を測る試験を⾏う
•試験
講義スライドは Web でダウンロードできる。また、下記の教科書を使⽤する。
・照屋他、「ロジカル・シンキング」、東洋経済新報社
・照屋、「ロジカル・ライティング」、東洋経済新報社
授業内で随時紹介する。 タ コ
ア 獲得可能度合 (◎ ○ △ -)
○
継続的学修と研究の能⼒ -
録画 — 対⾯ — 録画 — 対⾯ — 録画 — 対⾯ — 録画 — 対⾯ — 対⾯ — 対⾯ — 対⾯ — 対⾯ — •演習課題
コミュニケーション能⼒ — — 獲得可能なコンピテンシー 録画 — 次の 2 つの観点から評価する
成績評価 対⾯ ト開講 — 【演習】
サテライ
獲得可能な内容 ロジカルなコミュニケーション能⼒を養う。
チーム活動 ○
システム提案・ネゴシエーション・説得 -
グループワークで論理を構築する。
ドキュメンテーション ○
論理的な⽂書を構成する。
⾰新的概念・発想 - ニーズ・社会的・マーケット的視点 - 問題解決 - リーダーシップ・マネジメント - ファシリテーション・調整 - 47
対⾯
(遠隔)
対⾯ 対⾯
(遠隔)
対⾯