認知症サポーター養成講座 職業に関する教科 介護・コミュニケーションコース 主任教諭 陸川 厚子 超高齢社会を迎えた日本では、認知症への正しい理解とサポーターを養成する活動を全国的に展開 しています。板橋区にも1万人の「認知症サポーター」がいますが、さらに多くの人に広めていこう という活動が続いています。 就業技術科の「介護・コミュニケーションコース」でも、日ごろの学習を深め「認知症サポーター」 として実践的な力をつけたいと考え、区内の「おとしより保健福祉センター」に本校での養成講座を お願いしました。講座では、分かりやすい資料、DVD、グループワーク、そしてロールプレイを通 して、認知症の説明を受け関わり方の練習を行いました。グループワークでは、コンビニエンススト アで支払いに戸惑う認知症の方の気持ちを考えながら、店員の態度や話し方について意見を出し合い、 自分が店員だったら、または後ろに並ぶ買い物客だったらどうするかを考え発表しました。ロールプ レイでは、同じことを繰り返し問いかける認知症の方への対応を練習しました。穏やかな表情、目線 を合わせること、言葉だけでなく身ぶりを添えて分かりやすくゆっくり話すことなどを大切にしなが ら、一人一人実技練習をしました。最後に、サポーターの証であるオレンジリングをいただきました。 次の授業では事後学習として、資料の「具体的な対応の7つのポイント」を参考にしながら、場面 を変えてロールプレイを行いました。今回の講座を新たな一歩として、支援が必要な方に寄りそう気 持ちと実践的な力の向上を目指し学び続けていきたいと思っています。 平成27年2月9日 ○講師の先生による講義 ○グループワーク ○ロールプレイ ○オレンジリングをいただきました!
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