地球温暖化防止対策

レスポンシブル・
ケア マネジメント
レスポンシブル・ケア
レスポンシブル・
ケア行動計画
環境保全
環境配慮製品
環境保全
資源の利用と
環境の負荷
環境保全 地球温暖化防止対策
生産プロセスの見直し、
サプライチェーン、
オフィスなどさまざまな面から
省エネルギーを推進しています。
▶ 2014年のレスポンシブル・ケア行動計画と実績および 2015 年計画
項目
2014年の方針・計画
地球温暖化
防止対策
2014年の結果・実施状況
方針 エネルギー原単位の継続的改善
計画
評価
・ベンチマーク
(エチレン、ソーダ)
について未達成
・定期報告実施
省エネの徹底
△
2015年の方針・計画
方針
エネルギー原単位の継続的改善
計画
省エネの徹底
◎目標達成または順調に推移
(100%) ○ほぼ目標達成
(80%以上) △目標未達成
(80%未満)
▶ 電源別電気使用量比率
温室効果ガス削減と省エネルギーの取り組み
昭和電工グループは、地球温暖化防止や資源保護の観点か
火力
ら、生産プロセスの見直しや最適化、設備改造などの省エネ
ルギー施策を推進しています。
2014 年 の 温 室 効 果 ガ ス 排 出 量 は 二 酸 化 炭 素 換 算 で
2,678kt-CO2(前年比 24kt-CO2 減)、そのうちエネルギー
22%
電気使用量
1,500GWh
購入電気
57%
水力
21%
起源CO2 排出量は 2,540kt-CO2( 前年対比で 1kt-CO2 減)
となりました。
また、当社は 4 事業所に水力発電所を保有し、クリーンエ
ネルギーとして活用しています。当社は電気使用量の 21%
を水力発電でまかなっており、購入電気を利用した場合と比
較すると、年間約 150ktのCO2 を排出抑制しています。
c-LCAへの取り組み
▶ 温室効果ガス排出量の推移
排出量
(kt-CO₂)
3,500
■ その他5ガス
■ CO₂(非エネルギー起源)
■ CO₂(エネルギー起源)
3,621
3,000
2,728
2,500
2,695
2,509
2,702
2,678 47
91
2,000
2,540
1,500
出量と、製造された化学製品の使用におけるCO₂排出量を把握した上
で、
それらと化学製品がなかった場合の製品使用における排出量を比
較することによって、化学製品の使用によるCO₂排出削減貢献の定量
化に取り組んでいます。
ライフサイクル全体を見渡した全体最適化の視点から化学技術・化学製
品の使用による社会全体のCO₂排出削減貢献に取り組んでいきます。
500
2005
基準値
60
排出量を評価する手法です。当社は、化学製品の製造過程でのCO₂排
今後、
この手法を活用し、
化学製品製造時のCO₂排出削減はもちろん、
1,000
0
c-LCA(carbon-Life Cycle Analysis)は、原料採取、製造、流通、使
用、廃棄の各工程で排出されるCO₂を合計しライフサイクル全体での
2010
2011
SHOWA DENKO CSR Report 2015
2012
2013
2014
(年度)
環境保全
地球温暖化
防止対策
環境保全
環境保全
環境保全
産業廃棄物の削減
/ 環境会計
化学物質排出量の
削減
大気・水質・土壌
汚染への配慮
当社は、原材料の調達から生産、販売、輸送に至るサプラ
イチェーン全般において、輸送の効率化やモーダルシフトの
推進により、環境負荷の低減に努めています。
2014 年度は、輸送エネルギー消費原単位が前年度対比で
労働安全衛生
化学品安全
品質保証
▶ 輸送トンキロ
(昭和電工単体)
(百万トンキロ)
500
467
505
2012
2013
488
400
0
マネジメント報告
約 2.6%悪化する結果となりました。これは、工場の一部を
保安防災
生物多様性への
取り組み
昭和電工の CSR
SCM 活動における環境負荷低減
環境保全
2014 (年度)
海外拠点へ移転したため、エネルギー原単位の良い船舶輸送
による産業廃棄物の輸送量が減少したことが主な要因です。
納入先近郊の地方港活用によるトラック輸送距離短縮やミ
ルクラン方式(巡回集荷)の採用による輸送距離短縮と積載
(%)
100
80
60
40
モーダルシフトの推進
20
当社は、物流にともなう環境負荷を低減するため、トラッ
0
クによる輸送から、鉄道や船舶を利用した輸送を行う「モー
ダルシフト」を進めてCO2 排出量の削減に努めています。 輸送の一部をフェリーを利用した船舶輸送への切替えを進め
ています。また、事業所間輸送をトラック輸送から鉄道輸送
への切替えを進めています。
2014 年度は、国内での鉄道および船舶による輸送トンキ
ロは、約 316 百万トンキロとなり、これは国内総輸送トンキ
モーダルシフトのほかにも、当社では納入ロットの拡大や
トラックおよびコンテナの積載率向上、輸送距離の短縮など
の輸送効率の向上に取り組んでいます。また輸送会社と連
携・協働し、低公害車やデジタルタコグラフ、エコタイヤの
導入や、エコドライブの奨励を積極的に行い、エネルギー消
費量の削減に力を入れています。
34
21.8
CO2 30
CO2排出量
輸送トンキロ
輸送トン
オフィスでの省エネルギー対策の推進
東日本大震災後の電力事情を契機とし、オフィスビルでも
徹底した省エネルギー対策を実施しています。
本社における節電対策
設備関連
◯ 省エネ型空調設備への更新
◯ 空調設定温度の固定化と、使用時間の制限の実施
◯ LED照明への交換
◯ 不要箇所と昼休み時間中の消灯の徹底
◯ エレベータの一部運転停止
◯ コピー機などの必要最小限の使用の徹底 など
◯ クールビズ期間の延長(5 ~ 10 月末日まで)
(㎘/百万トンキロ原油換算)
22.4
23
22
29.0
21
27.5
26
20
22
19
0
0
▶ 本社ビル 電気使用量推移
(千kWh)
1,400
1,363
1,200
1,000
1,055
1,065
2011
2012
967
G R I G4 対照表
29.3
69.8
35.3
パフォーマンス
データ集
輸送部門の 排出量
22.2
3.7
61.8
◯ 19 時 15 分以降就業の原則禁止
輸送エネルギーの消費原単位
38
● 輸送エネルギーの消費原単位
■ 輸送部門のCO2排出量
1.1
1.4
就業関連
▶ 輸送部門におけるCO2 排出量とエネルギー消費
(千t)
■ 船舶
■ 鉄道
■ トラック
29.1
レスポンシブル・ケア
ロの約 3 分の 2 にあたります。
61.0
地域社会・社会貢献
2014 年度は内陸事業所の遠距離輸送に関して、トラック
36.8
人権・労働慣行
率向上による便数削減を図りました。
▶ 輸送手段構成比率
(2014年度)
949
800
600
400
2012
2013
2014(年度)
200
0
1,
2010
2013
2014(年度)
SHOWA DENKO CSR Report 2015
61