Artist Statement 私の制作テーマはどのような「幻想的な絵画」を描くことができるのかである。また、制作のベースは、 好きな画家である Odilon Redon を参考にしている。このステートメントは、初めに「幻想的な絵画」について、 次に私の絵のモチーフについて、その次に制作動機について説明する。 初めに、「幻想的な絵画」について。絵画の歴史の中で、幻想的な作品は多くある。 例えば、Odilon Redon、Gustave Moreau、William Blake などを挙げることができる。 しかし、私が描きたいと考えている作風に最も近い画家は Odilon Redon である。 絵画には多くの要素が含まれる。例えば、形、陰影、色彩、線、美意識、技法、生き様、好みなど。 これらの感覚が、Odilon Redon と近いのである。 次に、絵のモチーフについて。現在のモチーフはギリシア神話の神々である。 ギリシア神話の中には多くのエピソードとキャラクターがいる。そして、 私が興味を持っているキャラクターは、Zeus、Hades、Apollon、Dionysos、Aphrodite、 Adonis、Narkissos、Kyane、Seiren、Galateia、Polyphemos、Medeia、Nessos、 Asklepios、Kirke、Orpheus などである。私が描きたいのは、伝統的なエピソードではなく、 独自に考えたギリシア神話像を描きたいのである。 次に、制作動機について。私は何故描くのか?基本的には、繰り返し表現することに、 描くことの喜びを感じるからである。また、その他にも複数の描く理由が重なり、 繰り返し描こうという気持ちになるのである。 最後に、私の制作テーマはどのような「幻想的な絵画」を描くことができるのかである。 絵を描くことは簡単なことではない。全身全霊で挑まなければいけない。人生は有限である。 残りの時間の中で、より多く良い絵を描きたいと私は考えている。 Shiura Fukushima
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