平成27年7月27日 安平町長 瀧 孝 様 議会を冒涜する町長の「虚偽答弁」に関する質問 瀧町長は「はやきたこども園の民営化」に関する議会答弁において、下記のごとく 「虚偽」の答弁を行いました。 これは単に、質問した議員を欺くだけではなく、議会を甚だしく冒涜することであ り、町民をも欺くことです。断じて許しがたいことです。 また、虚偽により「特定の政策目的」を果たそうとする行為は、町政執行のあり方 の根本を踏み外すものであり、断じて許されるものではありません。 よって、虚偽答弁とそれを証明する【資料】を示し、以下の質問を致しますので、 誠実な回答を求めるものです。 なお、回答に当たり、あらかじめ、留意して頂きたきこと。 1, お願い 質問の論点は、答弁内容が、事実であったかどうかだけです。 それ以外の回答は、質問の趣旨・論点から外れるものであり、説明は 求めておりません。 例えば、安平町職員の適正化計画とか、財源等々は、議論の対象ではあり ますが、本件の質問の趣旨・論点とは異なることから、これらには、触れ る必要はありません。専ら、町長自身の発言内容そのものが事実であるか。 北海道と内閣府の回答を踏まえ【事実関係】に限って、ご回答下さい。 2,虚偽の事例 ● 町長の虚偽答弁の「事例1」 平成23年9月議会(谷村議員の質問に対する答弁) この特区を採用させて頂きまして・・・その条件としては・・・総務省の 考え方としてはですね、(嘱託職員を)正職員(に)すべきだと。・・・ これを正規の職員にしなさいという、指導を受けたわけでありまして・・・ ※ 事実は違います。 証拠文書①(メールコピー)の添付を参照。 -1- ● 町長の虚偽答弁の「事例2」 平成25年3月議会(小笠原議員の質問に対する答弁) 総務省の内閣府と協議させて頂いて特区制度を作りました。・・・ この総務省の言う常勤的な非常勤の職員については、正規な職員にしなさいと いう、これは強い指導があります。 ※ ● 事実は違います。 証拠文書②(メールコピー)の添付を参照。 町長の虚偽答弁の「事例3」 平成25年9月13日、全員協議会における答弁 特区の認定は、当初3年間ということで24年度で終わっています。 当時の指導で、常勤的な職員については、現行法上、正規な職員にしなさいと 言う法律の建前があります。・・・ 出来るだけ早く、正職員か、民営化しなければならない。 ※ 事実は違います。 証拠文書③(メールコピー)の添付を参照。 3,質問1,虚偽の事例(2)に関して私は、今年の3月18日、町長に対して、以下の 質問を致しました。 1,「三年前に総務省の強い指導があり」と(町長答弁が)ありましたが、 ①その内容はどのようなものなのですか?記録があればお示し下さい。 ②その指導があった年月日を教えて下さい。(通知日又は指導日) ③この指導は、道(胆振総合振興局)を経て行われたものですか。 ※これに対する1回目の回答(4月16日)は、「曖昧・意味不明」である上に、 「論点のずれた内容」になっておりました。 尚 、この【回答】に対する【反論】【疑問】を私が、その時点で述べなかったから と言って、私が【回答】に【納得した】との判断は、いささか【身勝手な、 ご都合主義の解釈」と言わざるを得ません。 この度は、内閣府の見解を添えての質問です。なお一層真摯に回答をお願いします。 (1回目の曖昧・意味不明な町長回答では、何もわかりません。) 1か月後に届いた町長回答には、上記の3点について、一つも具体的に書かれては いませんでした。 -2- 問1,まず、回答では「国と直接電話でやりとりした」とあります。 ①これは「道(胆振総合振興局)を経ていない」と言いたいわけですか。 ②【国】とは、どこを指しているのでしょうか? 電話相手の機関・組織名が、書かれていません。 町長が言ったように、【総務省】ですか? 問2,回答では、私の質問にあった「指導があった年月日(通知日又は指導日)」 について、何も書かれていません。 ①【電話だから、記録が一切無い】ということですか。 ②安平町の場合、重要事項であっても、「指導があった年月日(確認月日)」 等を記録する習慣・システムはないということですか。 (明らかに「論点がずれている」1回目の町長回答) 「総務省の強い指導があった」との町長答弁に対する質問の1回目回答に 次のような記述がありました。 「公設公営の場合は、正規職員の雇用が原則であることから、特区申請には 馴染まないとの指導があった。」とありました。(1回目回答) これは、明らかな【論点のずれたピント外れの回答】です。 この文言は、今、私が指摘している論点とは、関係ありません。 (これは別な場面で取り上げますが、ここでの【論点】ではありません。) ここでの論点は、議会における「町長答弁」が事実かどうかだけです。 つまり、【総務省から、非常勤職員を正規の職員にしなさい。という強い 指導があったかどうか」の確認だけです。 私が内閣府から受けた回答では、特区の条件には、【職員の正職員化も 民営化も含まれない。】という事でした 。 内閣府回答は、町長発言を否定しています。 従って、町長答弁は、虚偽答弁に当たるのではないか、と聞いているのです。 因みに、町長は「総務省の内閣府と協議」と言ってますが、この2つは、別々の 独立した機関です。 -3- 内閣府の回答を踏まえて、改めて質問します。 問3、町長は、 「特区の条件として、正職員にしなさいという指導を受けた】と再三、 答弁しています。(事例1・事例2・事例3) 事例3では、【法律の建前】とまで言ってます。 そこで改めて質問します。 ①町長発言を裏付ける法律名とその法律の何条に当たるかを示して下さい。 因みに内閣府からの「回答」では、「本規制の特例措置(特区)において、 3年間雇用した場合、自治体において正職員に登用しなければならな いとする制限はない」と回答をよこしています。 ②町長の「事例1・事例2・事例3」の発言は、内閣府の回答とは著しく 違っています。町長は、議会答弁において【虚偽の答弁】を行ったのでは ありませんか? 問4、町長は、事例3において、【特区の条件に正職員か民営化がある】かのような 答弁をしています。しかし、内閣府の回答では、「(特区の)認定を受け、3年 経過しても、法的に民営化する義務はありません。」と回答を寄こしています。 ①町長は、ここでも、議会答弁において【虚偽の答弁】を行ったのでは ありませんか? 以上、至急、且つ、誠実な回答を求めます。 なお、1回目の回答にあった以下の文面に関しては、 別な機会に取り上げ、必要な指摘をします。 「公設公営の場合は、正規職員の雇用が原則であることから、特区申請には馴染 まないとの指導があった。」とありました。(1回目回答) 上記の記述に関しては、【構造改革特別区域計画申請マニュアル】の中には なく、内閣府の文書にもないことを踏まえて、別途、意見を申し上げます。 ※回答にあった「特区申請には馴染まないとの指導があった。」との記述の 【正確さ】に疑念を持っているからです。 -4-
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