がん看護研修(PDF : 184.58 KB)

平成27年度 がん看護研修
研修内容(講師)
第1回目
5大がんについて
9月11日
・胃がん(Dr.渡邉)
・大腸がん(Dr.大端)
・肝臓がん(Dr.大場)
・肺がん(Dr.朝田)
・乳がん(Dr.中上)
第2回目
化学療法と看護:2講義
(がん化学療法看護認定看護師 藤巻)
大目標
到達目標
がん看護を実践していく上で必 各疾患の発生機序・要因について説明できる。
要な疾患および治療などの基礎 各疾患の症状について説明できる。
知識を身につける。
各疾患の検査、治療について説明できる。
抗がん剤の特徴について説明できる。
化学療法の特性を理解し看護実 代表的な有害事象の発生機序と対策を説明できる。
践に必要な援助を提供できる能
力を身につける。
代表的な有害事象発現時の看護を説明できる。
抗がん剤治療中の生活支援方法を知る。
手術療法看護
(手術看護認定看護師 前川)
10月
がんの手術療法の特性について大まかに説明できる。
がん患者の受ける手術療法の特
性を理解し、周手術期の看護実
手術療法が、がん患者の心身に及ぼす影響について説明できる。
践に必要な援助を提供できる能
力を身につける。
手術療法に伴う主な合併症の予防と術後回復を促進する援助方法を知る。
放射線療法と看護
(がん看護専門看護師 鈴木)
放射線療法と使用される放射線の特性および、人体に与える影響について説明
できる。
放射線療法に伴う急性有害事象の予防・低減の方法と晩発性有害事象の低減に
放射線療法の特性を理解し、看 ついて説明できる。
護実践に必要な援助を提供でき
る能力を身につける。
放射線療法に伴う代表的な有害事象出現時の看護を知る。
放射線療法を受ける患者の生活支援を知る。
第3回目
家族看護 (未定)
がん患者を取り巻く、家族を理
解し、支援方法を身につける。
家族看護に関する理論を学び、実践に活かせるように理解できる。
家族への支援について理解する。
癌性疼痛と看護
(がん看護専門看護師 鈴木)
癌性疼痛について理解し、援助
方法を身につける。
癌性疼痛に関する病態を理解し、アセスメントができる。
癌性疼痛に対する薬剤の知識や看護ケアを知る。
11月
がん患者のせん妄・抑うつに対する看
せん妄や抑うつなどに関する病態を理解し、アセスメントすることができる。
護(認知症看護認定看護師 鈴木)
せん妄や抑うつなどを理解し、
援助方法を身につける。
せん妄や抑うつなどに対する薬剤の知識や看護ケアを知る。
終末期・看とりケア
(緩和ケア認定看護師 野崎)
看取りのケアについて理解を深
め、援助方法を身につける。
看取りケアをする際に、大切なことを説明することができる。
今後の看取りケアについて役立てることができる。
第4回目 がん患者・家族への心理的支援
(臨床心理士 高木)
がん患者への社会支援
(講師:MSW )
1月
がん患者・家族から学ぶ看護ケア
(講師:がん体験者及びその家族)
事例検討
がん患者・家族の心理の捉え方、スピリチュアルペインの概念を説明すること
がん患者・家族の心理やスピリ ができる。
チュアルペインの概念、援助に
ついて理解できる。
心理的支援について、できることを理解する。
療養生活を送るがん患者の社会
がん患者が活用できる社会資源を知り、支援に活かすことができる。
的支援方法が理解できる。
がん患者や家族の経験や思い、
看護師へ求めるケアなどを知
る。
がんを通しての体験や、地域におけるがん患者支援活動の現状などを知る。
がん患者を社会生活を営む人として捉え、看護ケアに繋げることができる。
事例を用いアセスメントをすることができる。
これまでの研修で学んだ知識を
事例への看護ケアを検討することができる。
活用し、看護ケアを考えること
ができる。
*事例検討はグループワークの方法をとる。