2015年度春期キリスト教教育強調週間のご案内

2015 年 5 月 22 日 2015年度春期キリスト教教育強調週間のご案内 酪農学園大学キリスト教教育委員会 2015年度春期キリスト教教育強調週間は、講師に日本基督教団の牧師として阪神淡路大震
災、東日本大震災等の被災者支援の働きに従事してこられた柴田信也先生をお迎えし、
「災害
の狭間を生きる:1.17~3.11〜ひとりぼっちは、アカン!!〜」という主題でお話ししていた
だきます。柴田先生は「被災者支援は《可哀想》な人を救う働きではなく、災害により奪わ
れた人権を取り戻す働きであり、災害に見舞われて改めて知る災害列島のこの国の暗部を照
らし、ひとりひとりを支え、いのちを生かす営みです」と述べておられます。 この度の強調週間では、1995年1月17日5時46分に起きた兵庫県南部大地震(阪神淡路大震
災)から20年を迎えたことを覚え、阪神淡路大震災を風化させることなく、同震災が未だ終
わってはいないという現状を想起し、また国内外の災害、殊に東日本大震災の被災者支援に
従事されてきた経験をも通して、
「災害により奪われた人権を取り戻す働き」
「ひとりひとり
を支え、いのちを生かす営み」を語っていただきたいと願っています。 なお、礼拝後に黒澤記念講堂2階集会室を会場に、講師を囲んで茶話会のときを持ちます
ので、学生、教職員のみなさん、礼拝と茶話会の双方にご出席ください。 —————記————— 日時:2015年6月2日(火)午前10時40分〜12時10分 場所:黒澤記念講堂 主題:災害の狭間を生きる:1.17~3.11〜ひとりぼっちは、アカン!!〜 講師:柴田信也(日本基督教団東北教区被災者支援センター・エマオ仮設住宅・復興住宅支
援アドヴァイザー、前日本基督教団兵庫教区被災者生活支援・長田センタ
ー主事、日本基督教団牧師) 【講師紹介】 柴田信也(しばた・しんや) 1964年大阪府生まれ。関西学院大学神学部卒業。1988年日本基督教団香住教会(兵庫県香住
町)主任担任教師(牧師)に就任。1995年1月17日午前5時46分、兵庫県南部大地震発生。被
災者支援活動のため香住教会を辞し、1996年兵庫教区長田活動センター主事に、その後2000
年に改組された「被災者生活支援・長田センター」の主事に就任。以来、有珠山噴火災害を
はじめ鳥取県西部地震、新潟7.13水害、福井水害、台風18号水害(但馬・淡路)
、新潟中越地
震、能登半島沖地震、新潟中越沖地震、奄美豪雨水害、東北地方太平洋沖大地震、台風12号・
15号水害、山口・島根豪雨水害などの国内をはじめ、台湾・パキスタン・インドネシアなど
の海外において被災者支援活動に取り組む。2011年3月15日、東北教区被災者支援センター・
エマオの設置以来、同センター長補佐として被災者支援活動に協力。2014年長田センター主
事を辞し、
2015年4月より仮設住宅・復興住宅支援アドヴァイザーとしてエマオの働きに従事。
NPO法人神戸の冬を支える会(野宿者・ホームレス支援活動団体)副理事長を兼務。