授業科目名 キリスト教保育 教員氏名 松浦 浩樹 学年 1 年 開講学期

授業科目名
教員氏名
キリスト教保育
松浦 浩樹
学年
1年
開講学期
後期
授業形態
講義
単位数
必修・選択
テーマ
2 単位
卒業必修
キリスト教保育を理解する
授業の到達目標
幼稚園教諭・保育士資格を取得し、保育者を目指す時の「保育の原理」の基となっているキリスト
教保育、キリスト教の精神を基盤にした保育・教育観を実践的課題を通じて追求する。特に「幼児
さんびか」の世界観から「キリスト教保育とは何か」を体感する。また松浦が作成に関わったテキ
スト「キリスト教保育指針」の内容に沿って学習を進め、その内容を理解し、実践に向けての実力
をつける。キリスト教保育の課題を明確にすると同時に、学生個々の課題も明らかにする。
授業の概要
子どもが育っている日本社会の現状を把握し、保育者・保護者・地域社会が担うべき課題から、保
育の在り方についての幼児教育理念を学ぶ。日本の幼児教育界でのキリスト教保育が担ってきた
働きから「キリスト教保育」の概要を紹介する。各論として、保育内容、教材研究、保育者論、保護
者の支援、小学校連携、地域連携に言及する。毎回、授業内容についてのグループディスカッショ
ンとを重ね、
講義内容を深めあう。幼児さんびか・おはなし・教材作成等の実践も取り入れる。また、
キリスト教保育の実際と背景を理解するため、ビデオ観察、教会学校訪問見学、チャペルアワー出
席などを通じて学ぶ。
項目
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 子どもが育つ社会状況
内容
授業の進め方・評価・教材紹介
「キリスト教保育指針」序の紹介
第 3 回 幼児教育の理念とキリスト教保育 キリスト教保育の理念の独自性
「保育所保育指針」との関連
第 4 回 「新キリスト教保育指針」の解説 「幼稚園教育要領」
授業計画
第 5 回 同上
キリスト教保育の目的と目標(理念の理解)
第 6 回 同上
キリスト教保育の内容と配慮事項
第 7 回 同上
保育環境・保育者・保護者・地域との繋がり
第 8 回 同上
幼児の礼拝、準備・プログラム等
第 9 回 保育の土台としての礼拝
子どもと守る礼拝の意味をビデオ観察から知る
第10回 保育と行事の意味
一年間の行事の取り扱いについて
第11回 クリスマスを迎える意味
ビデオで見る幼稚園のクリスマス
第12回 実技と教材研究
収穫感謝∼クリスマスの壁面製作
第13回 保育者として生きる
「共に育つ」
「共に生きる」ということ
第14回 キリスト教保育の原理
フレーベル「恩物」に触れ、理解する
第15回 レポート作成
個人指導・資料提供・教会学校訪問レポート
予習課題を各授業回ごとに提示する。小グループで計画を立て、讃美歌の指導計画
事前・事後学習
を練る事後学習として、3 回程度のレポートを課す
ポートフォリオ
テキスト
参考書
成績評価方法
指定するチャペルの参加シート 3 枚・キリスト教関連図書(絵本)カード 3 枚
教会学校訪問レポート 1 回
「新キリスト教保育指針」
「キリスト教保育 50 の質問」
授業中にプリントを配布する
「幼児さんびか」
「幼児さんびかⅡ」
「キリスト教保育ハンドブック」
「キリスト教保育と行事」
学内礼拝(指定したチャペルアワー)の出席 3 回のレポートまたは実技各 10 点(教
会学校出席レポートを含む)
最終レポート 40 点 授業態度・意欲、提出物(授業
コメント提出)40 点
授業科目名
教員氏名
キリスト教保育
片山 知子・佐藤 浩代
学年
1年
開講学期
後期
授業形態
講義
単位数
必修・選択
テーマ
2 単位
卒業必修
キリスト教保育を行うための理念、目的、内容、方法を理解する
キリスト教保育による人間理解を学ぶ
保育における人とのかかわりの実践事例を通してキリスト教保育の視点で考察する
授業の到達目標 キリスト教保育で用いられる教材等について学ぶ
キリスト教で大切にされている行事等の扱い方について具体的に理解する
授業の概要
キリスト教保育を初めて学ぶ方を対象として、絵本や讃美歌などの教材紹介をする。
キリスト教で用いられる基本的な用語やキリスト教保育で子どもと共に祈ることを
具体的に学ぶ。
テキストと共にキリスト教保育の実践からの学びを行う。
キリスト教保育の理念を学ぶためにキリスト教教会への出席を課題とする。
聖書物語絵本を協同して劇で演じることを通し、そのメッセージから学ぶ。
項目
第 1 回 オリエンテェーション
授業計画
内容
授業内容の説明と予定
第 2 回 宗教教育について
宗教と教育の関係を考える
第 3 回 キリスト教保育とは①
キリスト教保育の理念と目的
第 4 回 キリスト教保育とは②
キリスト教保育の内容と方法
第 5 回 キリスト教保育とは③
キリスト教保育での礼拝
第 6 回 キリスト教保育とは④
キリスト教保育の中で育つ子ども
第 7 回 教材研究①
聖書物語[旧約聖書から]
第 8 回 教材研究②
聖書物語[新約聖書から]
第 9 回 キリスト教保育と行事
一年間の行事の取り扱いについて
第10回 クリスマスの迎え方
映像で学ぶキリスト教保育
第11回 聖書物語の劇
劇を演じること①
第12回 聖書物語の劇
劇を演じること②
第13回 聖書物語の劇
劇を演じること③
第14回 保育実践を支えるもの
キリスト教保育の原点をキリスト教教会の活動から学ぶ
第15回 まとめ
まとめと振り返り
毎回授業で示した範囲を事前に学習して授業に臨み、事後学習を含めたレポートを
事前・事後学習
作成する。
ポートフォリオ
テキスト
参考書
成績評価方法
チャペルアワーシート 3 枚、絵本情報カード 1 枚
「新キリスト教保育指針」
「幼児さんびか(普及版)
」
「幼児さんびかⅡ(普及版)
」
「キリスト教保育 50 の質問」
(キリスト教保育連盟)
「聖書」
(日本聖書協会)
「キリスト教保育ハンドブック」
「新 キリスト教保育と行事」
授業への取り組み(20%)
授業内筆記課題(40%)
提出課題(40%)
授業科目名
教員氏名
キリスト教保育
生沼 晴美
学年
1年
開講学期
後期
授業形態
講義
単位数
必修・選択
テーマ
2 単位
卒業必修
キリスト教保育を理解する
授業の到達目標
・キリスト教保育とは何かを学び、キリスト教保育の理念や目的、内容等を理解する。
・キリスト教保育の実践において用いられる教材や子どもとともに守る礼拝について学ぶ。また、
キリスト教で大切にされている行事を知り、具体的な保育の指導について学ぶ。
・キリスト教保育における子ども理解、人間理解などを学び、実践事例を通してキリスト教保育
の実践について理解する。
授業の概要
キリスト教保育について、
テキスト『新キリスト教保育指針』や様々な資料を用いて授業を進める。
授業の中では、必要に応じてグループディスカッションを行い、授業内容についてより深く理解す
ることを大切にする。幼児さんびかを歌う、聖書のお話を聴く、ビデオを観る、教材作成をするな
どの実践も取り入れながら、キリスト教保育を具体的に体験し、キリスト教保育について理解を深
める。また、キリスト教に触れる機会として、チャペルアワー出席や教会学校訪問・見学などを通
して学ぶ。
項目
授業計画
内容
第 1 回 ガイダンス
授業の進め方、テキストの用い方などを説明する
第 2 回 キリスト教保育とは(1)
キリスト教保育の理念と目的を学ぶ
第 3 回 キリスト教保育とは(2)
子どもの理解とキリスト教保育について理解する
第 4 回 キリスト教保育とは(3)
キリスト教保育の内容を考える(環境、遊びを中心に)
第 5 回 キリスト教保育とは(4)
キリスト教保育の内容を考える(生活、文化を中心に)
第 6 回 キリスト教保育とは(5)
キリスト教保育で大切にされる行事を学ぶ
第 7 回 子どもとともに守る礼拝(1) キリスト教保育における礼拝について学ぶ
第 8 回 子どもとともに守る礼拝(2) 子どもの年齢に応じた聖書のお話やさんびかを学ぶ
第 9 回 子どもとともに守る礼拝(3) 礼拝を体験する
第10回 クリスマスを迎える
ビデオで幼稚園のクリスマスを視聴しクリスマスの意味を知る
第11回 キリスト教保育の実際(1) 実践事例を通して学ぶ(1)
第12回 キリスト教保育の実際(2) 実践事例を通して学ぶ(2)
第13回 社会状況とキリスト教保育 子どもの家庭や地域との関わりを踏まえた保育実践を考える
事前・事後学習
第14回 キリスト教保育と保育者
キリスト教保育を支える保育者の存在意味を探る
第15回 授業のまとめ
授業を振り返り、キリスト教保育について確認する
日常生活の中で、キリスト教に関わる行事や文化などに関心をもち、知ろうとする。
『幼児さんびか』や『幼児さんびかⅡ』に親しむ。
ポートフォリオ
テキスト
『新キリスト教保育指針』
『幼児さんびか(普及版)
』
『幼児さんびかⅡ(普及版)
』
キリスト教保育連盟発行 授業中にプリントを配布 する
参考書
『キリスト教保育 50 の質問』
『キリスト教保育ハンドブック』
『新子どもと行事』
キリスト教保育連盟発行 聖書
成績評価方法
授業への取り組み(授業内課題含む)30% 授業内提出レポート 30%
最終課題レポート 40% 出席は規程に従う