平成27年度 数学問題

( 27 - 一貫)
27
一貫
数 学
数
注
意
1 問題は 1 から 4 までで,4 ページにわたって印刷してあります。
2 検査時間は 50 分で,終わりは午前 11 時 00 分です。
3 声を出して読んではいけません。
学
4 計算が必要なときは,この問題用紙の余白を利用しなさい。
5 答えは全て解答用紙に明確に記入し,解答用紙だけを提出しなさい。
6 答えに根号が含まれるときは,根号を付けたまま,分母に根号を含ま
ない形で表しなさい。また,根号の中は最も小さい整数にしなさい。
7 答えに分数が含まれるときは,それ以上約分できない形で表しなさい。
8 答えを直すときは,きれいに消してから,新しい答えを書きなさい。
9 受検番号を解答用紙の決められた欄に記入しなさい。
1 次の各問に答えよ。
3
4
-(- 5) × を計算せよ。
(- 2 )
15
〔問 1 〕 - 6 2 ÷
3
2
24
〔問 2 〕 ( 8 + 3 )2 - を計算せよ。
6
x + 7y
x + 2 y - = 10
6
〔問 3 〕 連立方程式 を解け。
- 3 x + y =- 8
〔問 4 〕 二次方程式 (2 x - 1)
(2 x + 5)= 4 x + 19 を解け。
〔問 5 〕 1 から 6 までの目が出る大小 1 つずつのさいころを同時に 1 回投げる。
大きいさいころの出た目の数を a ,小さいさいころの出た目の数を b とするとき,
1
1
1
等式 + = が成り立つ確率を求めよ。
a
b
2
ただし,大小 2 つのさいころはともに,1 から 6 までのどの目が出ることも
同様に確からしいものとする。
〔問 6 〕 右の図で,直線 ℓ は,2 点 A ,B を通る直線と垂直に
ℓ
交わっている。
解答欄に示した図をもとにして,2 点 A ,B を通り,
直線 ℓ に接する円を,定規とコンパスを用いて 1 つ作図せよ。
また,円の中心を O として,その位置を示す文字 O も書け。
ただし,作図に用いた線は消さないでおくこと。
A
― 1 ―
B
2 右の図 1 で,点 O は原点,直線ℓは
図1
一次関数 y =- x + 8 のグラフを表している。
y
ℓ
直線 ℓ と y 軸との交点を A ,直線 ℓ と x 軸との
A
交点を B とする。
P
線分 A B 上にあり,点 A ,点 B のいずれにも
一致しない点を P とする。
次の各問に答えよ。
B
O
x
〔問 1 〕 図 1 において,点 P を通る関数 y = a x2( a > 0 )
のグラフをかき加えた場合を考える。
点 P の x 座標が 2 のとき,a の値を求めよ。
〔問 2 〕 図 1 において,点 P の x 座標が 6 のとき,点 P を通り,
△ O A B の面積を 2 等分する直線の式を求めよ。
図2
〔問 3 〕 右の図 2 は,図 1 において,
次の①,②,③を満たす場合を表している。
y
ℓ
① 直線ℓ上にあり,x 座標が 4 である点を C とし,
1
点 C を通る関数 y = x2 のグラフを m とする。
4
② 点 P は線分 A C 上にあり,点 A ,点 C の
m
A
R
P
C
いずれにも一致しない点とする。
③ 点 P を通り y 軸に平行な直線を引き曲線 m との
交点を Q ,点 P を通り x 軸に平行な直線を引き
y 軸との交点を R ,点 Q を通り x 軸に平行な
S
Q
O
直線を引き y 軸との交点を S とする。
長方形 P R S Q が正方形になるとき,点 P の x 座標を求めよ。
ただし,答えだけでなく,答えを求める過程が分かるように,途中の式や計算なども書け。
― 2 ―
B
x
3 右の図 1 は,点 O を中心とし,半径を線分 O A とする,
図1
中心角 90°のおうぎ形 O A B である。
A
⌒
線分 O B の中点を C,A
B 上にある点を P とし,点 C と点 P を
結ぶ。
P
Q
ただし,∠ B C P は鋭角とする。
線分 C B と線分 C P と ⌒
P B とで囲まれた図形を,直線 C P を
対称の軸として対称移動させたとき,点 B と線対称な点を Q とする。
O
C
B
次の各問に答えよ。
〔問 1 〕 右の図 2 は,図 1 において,∠ B C P = 32°のとき,
図2
点 B と点 Q を結び,線分 B Q を Q の方向に延ばした直線と,
A
D
⌒
A
B との交点を D とし,点 O と点 D を結んだ場合を表して
いる。
Q
∠ O D B の大きさは何度か。
O
〔問 2 〕 右の図 3 は,図 1 において,点 O と点 Q を結んだ場合を
P
C
B
図3
表している。
A
O Q C P であることを証明せよ。
こんきょ
ただし,証明の中で根拠となることがらを書くとき,
O
〔問 3 〕 右の図 4 は,図 1 において,∠ B C P = 45°の場合を
表している。
P
Q
単に「仮定より」とするのではなく,具体的に書け。
C
B
図4
A
O A = 4 cm のとき,線分 C P の長さは何 cm か。
Q
O
― 3 ―
C
P
B
4 右の図 1 に示した立体 O - A B C D は,
図1
底面が 1 辺の長さ 6 cm の正方形で,
O
O A = O B = O C = O D = 6 cm の
正四角すいである。 D
点 P は,辺 O B 上にある点で,頂点 O ,頂点 B の A
いずれにも一致しない。
点 Q は,辺 O C 上にある点で,頂点 O ,頂点 C の
Q
P
C
B
いずれにも一致しない。
頂点 A と点 P ,点 P と点 Q をそれぞれ結ぶ。
次の各問に答えよ。
〔問 1 〕 図 1 において,O Q = 4 cm,A P + P Q = k cm としたとき,
k の値が最も小さくなる場合を考える。
次の①,②に答えよ。
① k の値を求めよ。
② △ O P Q の面積は何 cm2 か。
ただし,答えだけでなく,答えを求める過程が分かるように,
図や途中の式,計算などもかけ。
〔問 2 〕 右の図 2 は,図 1 において,O Q = 3 cm のとき, 図 2
O
辺 O D 上にあり O P = O R となる点を R とし,
頂点 A と点 P および点 R の 3 点を通る平面が
R
点 Q を通る場合を表している。
D
頂点 A と点 R ,点 Q と点 R をそれぞれ結ぶ。
四角すい O - A P Q R の体積は何 cm3 か。
A
Q
P
C
B
― 4 ―
解
答
用
数 学
紙
〔問 1 〕
(27 - 一貫)
※ の欄には、記入しないこと
〔問 1 〕 a =
度
〔問 1 〕
① k =
〔問 1 〕
〔問 2 〕
〔問 2 〕 y =
〔問 3 〕 x = , y =
〔問 3 〕 【
途中の式や計算など
〔問 2 〕
【
証
明
】
②
【
図や途中の式,
計算など
】
】
〔問 4 〕
〔問 5 〕
〔問 6 〕
【
作
図
】
ℓ
1
2
A
3
4
B
cm
2
(答え)
(答え)
〔問 3 〕
cm
cm
〔問 2 〕
受 検 番 号
3
合計得点