小中学校で本格的な「ICT教育」が始まります

8 月定例記者会見資料
平 成 27 年 8 月 25 日
小中学校で本格的な「ICT教育」が始まります
大府市の小中学校では、2学期から「電子黒板」や「タブレットパソコン」などの機器を
活用した「ICT教育」を始めます。タブレットの台数は、小学校3年生から中学校3年生
までの人数の3人に1台、電子黒板は各フロアに整備し、子どもの情報活用能力の育成や、
授業の理解度、意欲の向上などを目指します。
情報化社会の中、子どもたちも様々な場面でICT機器や情報に接する機会が増えており、
それに伴い新たなリスクやトラブルなどが増加しています。情報モラルを含めたICT機器
の正しい使い方を、今のうちから身に付けてもらうため、学校におけるICT教育を積極的
に推進していきます。
また、8月19日(水)から各小中学校において、教職員を対象に機器の操作方法・授業
への活用の仕方等を学んでもらうための研修会を実施しています。
■2学期から導入する機器
(1)タブレットパソコン(児童・生徒用) 2,173台
(2)電子黒板 47台
(3)書画カメラ 53台
(4)デジタル教科書
・小学校・・・国語、書写、算数、社会、地図帳、理科、家庭科、音楽
・中学校・・・国語、数学、地図帳、技術、家庭科、(※英語)※既に導入済み
■大府市のICT教育の特徴
(1)多彩な資料や教材で子どもたちの興味を引き、より分かりやすく、より深まる授業
が可能。
(2)小中学校教員による情報モラルに関する部会を組織し、情報モラル指導モデルカリ
キュラムを作成し、情報モラル向上のための取り組みの推進を図ります。
(3)協働学習の場では、タブレットに書き込まれたグループの意見などを電子黒板で可
視化、共有、グループ化でき、各グループの意見を整理することで、他の人の考え
を瞬時に共有できるようになります。
(4)個別学習の場では、個別のドリル学習や、英語のヒアリングにより、個々の進捗状
況に合った学習ができます。
(5)教室を離れても活用の場があり、例えば体育の授業において、タブレットパソコン
のビデオ機能で自分のフォームを確認したり、繰り返しやコマ送りで見本のフォー
ムを確認したりできます。
(6)タブレットパソコンはインターネットにも接続できるため、調べ学習などにも活用
でき、子どもの情報活用能力向上にもつながります。
8 月定例記者会見資料
平 成 27 年 8 月 25 日
(7)各校にICT支援員を配置し、機器の不具合等の対応だけでなく、指導方法の研究
やデジタル教材の開発など、教員のサポートも行います。
■教職員向け研修会スケジュール
・8月19日(水) 9:30~11:00
・8月20日(木) 9:30~11:00
13:30~15:00
・8月21日(金) 10:30~12:00
13:30~15:00
・8月25日(火) 9:30~11:00
・8月26日(水) 9:00~10:30
大東小学校
大府北中学校
大府小学校
大府中学校
共和西小学校
大府南中学校
共長小学校
13:30~15:00
・8月27日(木) 14:00~15:30
・8月28日(金) 9:30~11:00
13:30~15:00
・8月31日(月) 9:00~10:30
13:30~15:00
吉田小学校
北山小学校
大府西中学校
東山小学校
神田小学校
石ヶ瀬小学校
電子黒板の使い方を学んでいる様子
タブレットパソコンの操作方法を学ん
でいる様子
【問い合わせ先】
大府市教育委員会学校教育課
担当 : 久納 勇司(クノウ ユウジ)
電話 : 0562-46-3332
FAX : 0562-44-0020
E-mail: [email protected]